片山憲太郎のレビュー一覧
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伝えたいことは1巻レビューに
1・2巻同時発売で1つの区切りがつく。
伝えたい作品の魅力は1巻レビューに書いたが、文章力が足りないのが申し訳ない。試し読みで読める範囲では流れが掴み難いかもしれないが、平岡先生の今後は確実に注目して良いと思う。是非試し読みでもいいのでチェックされたし。 -
見事なコミカライズ
片山憲太郎先生の同名小説のコミカライズである本作は、その表現性が素晴らしい。
山本ヤマト先生がコミカライズ担当した「紅」も素晴らしいが、「電波的な彼女」はより身近に降りてきた悪が存在するため、感情移入がしやすい。一方で感情移入しやすいからこそ、構図やキャラクターの表情、セリフの置き方にバランスがないと読者を置いてきぼりにしてしまう。
また長年の片山先生ファンの期待も大きい。実際に私がそうであった。
しかし今は感謝しかない。ありがとう。素晴らしいコミカライズです。少しぼかしますが、写真を見せられた主人公の表情に心が持っていかれました。単行本には続刊の情報がなかったが、是非平岡先生に続きを描 -
Posted by ブクログ
最後までは未読也。
『電波的彼女』のサイドストーリー再びってカンジ。
知りたかった円の云々が書かれております。
ジュウと雨のコンビ、雨の妹の光、雪姫、円。キチンと出て来ます。
( ↓ ネタばれ)
『幸せになりたい』がキーワード。
徐々に明らかになる『幸せを奪う』行為。そのために他人が不幸でも構わないという愚考。
雨の台詞の『日常と非日常は、繋がっています。同じものなのです。その差は、主観的なものでしかない。…』というのが好きです。
ジュウの『…終わらせろ』に対しての雨の『御意』は執事用語じゃん!
−勝者−の章で大どんでん返しで最後まで飽きさせず、ドキドキさせてもらいました。
雨とジュウ