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【ダッシュエックス文庫より待望のシリーズ最新作登場!!】可憐なる暴君――それは《歪空》の姫。大晦日を乗り越え、新たな年を迎えた揉め事処理屋の紅真九郎。崩月家で夕乃たちと穏やかな正月を過ごしていたが、そこで、冥理から奇妙な話を持ちかけられる。真九郎との見合いを望む少女が現れたというのだ。しかも、その少女は裏十三家の筆頭《歪空》の一人娘。断ると崩月家に迷惑が掛かると考えた真九郎は、その見合い話を受けることにする。しかし、二人の出会いは紫にまで影響を及ぼしてしまう……。それが解決する間もなく、真九郎のもとに新たな仕事の依頼人が訪れる。困難な仕事内容に、真九郎は判断に迷うのだが……。圧倒的な力を背景に社会に闇を生み出そうとする敵に、真九郎は戦いを挑む!
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Posted by ブクログ
じつに久しぶりの新作続編。
前作が中途半端な引きと、別本で結末だけというとんでもない形式だったので、もう出ないと思ってたよ(笑)
ラノベには珍しく地の分が多い作風で、雰囲気のある本作だけど、今回読んでみて、昔に比べて悲惨度が下がって読みやすくなったかな。
いやまあ、相対的にであるんだけど。
でも、割と楽しく読めたのでよかった。
ただ、逆に胸にぐっとくる場面は減ってしまった。
それは残念。
そんな本作の個人的ハイライトは、真九郎が逃げ出す選択を迷い、最後に紫のことを思って踏みとどまるところ。
それはいわば矜持だろう。
紫に恥じるようなことはできないという誇り。
その想いが真九郎を踏みとどまらせた。
結局やっぱり、彼の勇気と力の源はたった一人の小さな少女なのだ。
その関係は好きだなあ。
決着は技でも力でもなく、割とあっさりついてしまった。
まあ、落としどころかな。
この先、続きが出るかどうかわからないけど、できれば続いてほしい物語だ。
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