渡辺容子のレビュー一覧

  • 無制限

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    2014年発行の『劇薬』もパチンコ店が舞台のおはなしである。本作は1998年に書かれていて内容が似ている。本作をベースにして『劇薬』を発表したのだろうか、検索してみたがそれについては不明である。2作品とも主人公がパチンコ店の仲間の力をかりて、事件の真相を暴くストーリーである。あわせてパチンコ業界の裏側についても知ることができる。 追記:『劇薬』ほどには読みやすさは感じられず

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    2018年03月20日
  • 左手に告げるなかれ

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     第42回江戸川乱歩賞受賞作、『無制限』が某書店(BOOK・OFF)になかったので、先にこちらを読んでみた。描写がしっかりしているので読み飽きない、推理小説は不得意なのだが、それないり楽しく読まされる。ただ、題名には相変わらず違和感が残った。内容にしては大仰すぎるのかもしれない

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    2017年10月04日
  • 劇薬

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    『劇薬』という本のタイトルがいまいちしっくりこない、パチンコ店で出会う軽い人間関係を劇薬(作用が激しく、使い方を誤ると生命にかかわる非常に危険な薬品)と称しているのなら、この本の内容に限って分からなくもないが(なんか薄ぼんやりしてる) ただ、文章は驚くほど読みやすい、☆3.5の面白さ、著者の2冊目は決めている『無制限』かな(ことぶきジローさんのレビューを参考にして)

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    2017年09月19日
  • 斃れし者に水を

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    主人公の女性が不倫中の男性を守るために彼が犯した罪の真相解明に突き進むという物語。
    渡辺氏らしくなく展開が都合よすぎたので、あまり作品に入り込むことができなかった。

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    2016年09月09日
  • 蒼い月 死神と朝食を

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    主人公が余りに仕事に専念できてないのにあきれていい加減に読んでしまったが、最終的にはまあまあだった。まあ、とんでもないストーリなので、まじめに受け取らずに流しましょう!

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    2016年07月31日
  • 当選請負人 千堂タマキ

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    就活浪人の女の子が敏腕選挙プランナーと出会い、市長選の戦いを通じて成長していく物語。

    参議院選挙も近く、本書を手に取りました。演出が現実離れしているものもいくつかありましたが、本作で選挙戦の流れやルールについて知ることも多くあり勉強にもなり、また物語としても楽しく読めました。

    また主人公のまりあの成長やタマキのプロ意識の高さも本作のなかでは読みどころだと感じました。
    また、選挙戦を通じてまりあが生き方を学んでいくところは印象に残りました。
    選挙事務所も実際こんな感じだろうと思うような登場人物の個性を感じることができ、選挙というものが身近に感じれると共に政治に対する興味が沸く一冊だとも感じま

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    2016年07月02日
  • 無制限

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    パチンコ店の裏ロム問題と離婚訴訟中の夫婦という不思議な組み合わせの作品。
    かなり前の作品だけあってパチンコのエピソードは時代を感じされるものだったけど、渡辺氏の作品だけあって内容はしっかりしている。
    八木薔子さんがちらっと出てくるところにニヤッとさせられます。

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    2016年04月07日
  • 劇薬

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    長かった~、でも読みやすかったです。
    パチンコを楽しむ人たちの世界、なかなか興味深いものがありました。

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    2015年11月26日
  • 蒼い月 死神と朝食を

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    八木薔子シリーズのスピンオフのような作品。八木薔子がチラッと姿を見せるが、主人公は要人警護を担当する一流愛。八木薔子シリーズに比べると随分とソフトでますます現実離れした作品になったものだ。宝塚歌劇団みたいな雰囲気の作品。

    個人的には『左手に告げるなかれ』が一番好きだ。

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    2015年11月15日
  • ボディガード 二ノ宮舜

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    別作品のスピンオフ的な話し。これだけでも十分楽しめた。ボディーガードカッコいい。 2015.7.3

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    2015年07月03日
  • ボディガード 二ノ宮舜

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    八木薔子シリーズのスピンオフ的な作品。『罪なき者よ、我を撃て』を改題、文庫化。また、日常とは違う世界に行ってしまったなというのが、読後の第一印象。

    八木薔子も登場するが、同僚の警備保障会社のボディガード・二ノ宮舜が今回の主人公である。二ノ宮が依頼されたのは脅迫を受けた会社社長の義娘の警護だったが…

    江戸川乱歩賞受賞の『左手に告げるなかれ』では、八木薔子はスーパーで万引き犯を補足する保安士として描かれ、非常に面白い作品だった。続編の『ターニング・ポイント』で八木薔子はボディガードに転身し、その後もシリーズは続くのだが、どんどん日常とは乖離した世界で物語が展開しているようで、面白味が無くなって

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    2015年04月19日
  • 劇薬

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    パチンコ業界を舞台にしたミステリー『無制限』の著者ならではの、作品。
    「ホール」に興味のない身としては、なかなかなじめない発端ではあったが、物語の進展とともに、登場人物の正体をめぐる謎にひきつけられ、読み通してしまった。
    しかし、ミステリーとしては、ちょっと長きに過ぎたかも。

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    2015年03月20日
  • 劇薬

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    決して浅いとは言わないけど、
    もっとここほって欲しいなあ、
    という箇所がチラホラと…

    ちょっと強引なとこもあったかなあ…

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    2015年02月15日
  • 劇薬

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    パチンコホールを舞台にした人間関係とミステリー。パチンコをテーマにした渡辺容子の傑作『無制限』には遠く及ばず…

    渡辺容子の作品は当たり外れが大きいな。

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    2014年11月21日
  • ターニング・ポイント ボディガード八木薔子

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    保安士から身辺警護員への転身を遂げる時期の八木薔子を描いている本書。
    中短編集となっており、ひとつひとつの話が面白く、そのなかで読者が八木という人物の内面をより理解できるようになっている。

    最終章では、人気絶頂アイドルグループの殺害事件に警護員として関わることとなった八木。この事件を通して垣間見える八木の人間性も魅力的である。

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    2014年11月21日
  • 要人警護

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    八木薔子シリーズの第三弾。江戸川乱歩賞受賞作『左手に告げるなかれ』で初登場の保安士・八木薔子は『ターニング・ポイント ボディガード八木薔子』でボディガードに転身。本作でもボディガードとして活躍する。

    シリーズを重ねるごとに現実離れしていく八木薔子。今回は要人警護の訓練で海外へも飛ぶ。

    本作で八木薔子は人気マラソン選手の警護をするのだが、殺人事件に脅迫事件などが次々と発生するといった込み入ったストーリーになり、いつの間にか本筋から外れていく。

    このシリーズでは、第一作の『左手に告げるなかれ』が一番面白かった。

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    2014年04月18日
  • 薔薇恋

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    渡辺容子の描く小説に登場する女性達の会話は生々しく、リアルである。この小説の主人公・杏子と近所の主婦、友人の会話も生々しく、リアルであり、男性の立場からすれば恐怖すら感じる。

    この作品は文庫書き下ろしで、サスペンスでも、ミステリーでもなく、夫からドメスティック・バイオレンスを受けている主人公の杏子が不倫にはまっていくというストーリーである。

    これまで読んだ渡辺容子の『左手に告げるなかれ』『無制限』『斃れし者に水を』に比べると、あれれ!どうしたんだ?というのが、本作の感想である。

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    2014年01月03日
  • ターニング・ポイント ボディガード八木薔子

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    面白かったです。小さめな事件から大きめな事件まで色々。途中でSPに八木さんがなってたからびっくりしたww。
    万引きGメンだった頃の方が好きですが・・・。

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    2013年09月02日
  • ターニング・ポイント ボディガード八木薔子

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    万引き保安員の薔子のエピソード4篇と、警護に抜擢されアイドルの身辺警護につく1篇。「左手に告げるなかれ」のヒロインのシリーズ

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    2013年07月27日
  • 左手に告げるなかれ

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    乱歩賞受賞作
    保安員の薔子が、過去に不倫をしていた男の妻殺害の嫌疑をかけられたことから事件の真相に迫る

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    2013年06月15日