香月日輪のレビュー一覧

  • 妖怪アパートの幽雅な日常(1)

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    原作小説は未読です。
    少し絵が綺麗過ぎるかなあ。
    表情が硬いというか。でも上手いので安心して読めると思います。

    原作との比較は出来ませんが、話は妖怪もの好きな私にとっては結構好みな作風でした。
    妖怪というと怖いイメージが先行しますが、このアパートは温かい。そして飯が上手い。私も少し行ってみたくなりました。
    主人公は初めは戸惑うものの段々順応していくという、よくあるパターンながら、面白かったです。
    おかげで原作小説が読みたくなってきました。

    ただ、絵が少し合わなかったので☆3.4で。

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    2012年03月13日
  • 妖怪アパートの幽雅な日常7

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    ネタバレ

    卒業、そして新しい始まり

    秋音ちゃんが出てってしまったのが猛烈に悲しい!
    それまでそれほど意識はしてなかったけど
    いなくなってしまうとなんか…ポッカリする

    今回は「性」についてにテーマが置かれている

    思い出して恥ずかしくなったり懐かしくなったり
    そんな過程の正しさを知る

    ちゃんと成長していくということ
    導かれるということ
    世界を知るということ

    生きている限り自分たちは
    学び成長していけるんだな…


    あんまり事件という事件は起きず
    穏やかに進んで終わった感じ。まぁ平和だったけど少し盛り上がりに欠けたかと

    あとBLネタなにげに気になる
    そんなにちょいちょい入れなくていいんじゃないかな

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    2013年03月18日
  • 大江戸妖怪かわら版1 異界より落ち来る者あり

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    ネタバレ

    ☆3
    香月日輪の新シリーズの文庫化版。
    手にとって思ったことは、内容ではなく紙質。何ですかこれは。厚めの紙で、嵩上げしてるのかしらとか思ってしまう紙でした。何か意味があるのかもしれませんが、講談社文庫の普段の薄いつるつるの紙にそれなりに満足していた身としては、ちょっとびっくりで、ショック。薄くてもいいので普段の紙がいいです・・・。
    それで、メインの内容ですが、悪くないし面白いけど、薄いです。最近なのか、もともとなのか。最近、文庫版になった作品だけを読み始めた身としては、分かり兼ねますが、薄いです。気楽に30分読みの小説?という感じで、楽しいけれど、可もなく不可もなくという感じに落ちてしまいます

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    2012年02月22日
  • 妖怪アパートの幽雅な人々 妖アパミニガイド

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    妖怪アパートファンなら満足!
    10巻のその後というか、裏設定?にニンマリ。
    私は稲葉×千昌が好きだったので…ちょっと物足りないかも。(稲葉×長谷は、そりゃ王道だけどさ)
    また、つきぬけてる男の子たちの話が読みたいなぁ。

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    2012年02月11日
  • 大江戸妖怪かわら版1 異界より落ち来る者あり

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    ネタバレ

    三つ目や化け狐たちが暮らす、おだやかな魔都『大江戸』。
    かわら版屋の少年・雀はこの町に住むたったひとりの『人間』だ。

    毎日面白話を求めて走り回る雀の元に「人間を拾った」との一報が・・・


    粋で元気な雀とそれを取り巻く妖怪の面々が、かっこよかったり、かわいかったり、おっかなかったりで一息たりとも読み手を飽きさせません。
    情景の描写がわかりやすく綺麗に書かれるので、魔都大江戸の町並みが
    容易に想像できます。

    余談ですが、この作者はご飯を書くのが上手すぎて読んでるとお腹が空きますw

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    2012年02月11日
  • 大江戸妖怪かわら版1 異界より落ち来る者あり

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    ネタバレ

    火事と喧嘩は江戸の華という。そこにもう一つつけ加わえたい、《妖怪》。
    着物姿で町を闊歩する鬼面、世話焼きの一つ目女、天をかける魔人と登場する妖怪は独特だが、江戸を舞台にごくごく普通の人間と変わらない生活を送っている。それが本書の大江戸だ。

    主人公で唯一人間の雀は『大江戸妖怪かわら版』を通し、江戸の妖怪たちにニュースを伝えている。そこに幼女が落ちきて、さぁ大変、という内容になっている。

    本書の見どころは江戸の世界観と妖怪たちの個性的なキャラクター。ただ個性的なキャラクターは妖怪だからというわけでなく、妖怪は単なる外見的記号でしかなく、その中に彼の妖怪身(?)溢れる個性にこそ豊かさがある。自分

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    2012年02月07日
  • ファンム・アレース(5) 上巻 決戦の地へ

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    この作家さんでは珍しく女の子が主人公。だけど男性も活躍するし、食べ物関係はやっぱり美味しそう(笑)
    登場人物も増えてるので、1巻から読み直さないと…。

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    2012年01月29日
  • 僕とおじいちゃんと魔法の塔 4

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    ネタバレ

    さらっと読めるお話でした。
    今後の弟くんの活躍に期待!
    料理の描写が多くて、お腹空く!!

    毎回思うのですが、香月先生の主人公達は、
    良い子すぎて、本当にこんな子いるの?とか
    凄く大人びた考えの子達が多くて
    出来た子ばっかりだなぁ、なんて。
    良き指導者に出会うと、そうなるんですかね。

    読んでる時は色々思うところもありますが、
    読みやすいし、
    ちょっとした時に手に取るのはいいのかな、と。
    続きが出たら読みます。

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    2012年01月26日
  • 妖怪アパートの幽雅な日常2

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    ネタバレ

    1巻では主人公と読者が同じ目線で驚いたりわくわくできたのに、主人公が他の住人同様、特殊能力?を身に付けてしまったのが残念!
    その能力も、魔道書に精霊の名前を叫ぶ!だとか洋物ファンタジー風味になってしまって「妖怪アパート」というタイトルから離れた気がする。
    あと、アパートの賄いの描写が毎回メニューと内容の羅列のみで描写のレパートリーが乏しくて寂しい。男子高校生達が、ご飯の様子を形容するときに「上品」を連発したり、親友の男の子と抱き合ったり、「愛しい」と言われて手を繋いだりするのもなんだかなあ。

    何も知らない親友が、アパートを受け入れてくれるかどうかの葛藤は面白かったけど、1巻がすごく良かっただ

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    2015年04月20日
  • 大江戸妖怪かわら版1 異界より落ち来る者あり

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    ネタバレ

    自分にはありふれたつまらない日常でも,見る人が変われば非常に魅力的に感じ,その良さに気がつく。ほっこりするお話

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    2012年09月05日
  • 地獄堂霊界通信(4)

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    イヌガミの月代と日向が可愛くてしょうがない。子供時代の絵など狐の仔がじゃれ合っているようだ。
    地獄堂はもともと原作が好きだったし、話の良さは原作で十二分に伝わってくるから、漫画化については反対とは言わないまでも正直どっちでも良かったけど、「日向達の可愛さだけでもコミック版を読む価値がある」とまで思った。

    ……だからこそ余計に悲しくもある。

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    2012年01月14日
  • 地獄堂霊界通信(4)

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    説明くさく、また説教くさかったですw でもいい話。
    今思うと、最初の話を受けての後半の話だったんですかね。科学的じゃないものを信じない大人とそうなってしまうことを恐れながらも成長していく子どもていう対比。
    最初の話はちょっと怖かったですw 座敷牢とかダメだよ!怖いに決まってるよ!w なんかでもちょっと物足りない感じはしましたー。もっとうまくてつしを描けたはず。
    そして後半の話は新しい仲間が登場で、この冒頭の説教くささはなかなかなものでした。。でも泣いちゃいましたけどね!月代…(´・_・`)

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    2012年01月11日
  • 大江戸妖怪かわら版1 異界より落ち来る者あり

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    妖怪達の町 大江戸  人間が一人だけ一緒に暮らしている。
    少年の名は 雀 。
    とりあえず 住んでいる妖怪達とお知り合いになる段階かな。
    人間の世界から落ちてきた お小枝。 
    やっぱり両親がこいしくて帰っていくけれど、少しでも覚えていて欲しいと思う大江戸でであった出来事や妖怪達のことを。

    天女や龍が飛ぶ大江戸の空を見てみたいなぁ

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    2011年12月06日
  • 大江戸妖怪かわら版1 異界より落ち来る者あり

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    大江戸の雰囲気だけでも楽しめました。天女がひらひら飛んでるのを想像したくなっちゃう文章でした。
    聞き慣れない言い回しも、巻末に意味が載っていたので助かった。
    雀は近未来からきたのかな〜続きが楽しみ。

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    2011年11月28日
  • 妖怪アパートの幽雅な日常(1)

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    小説版を10巻まで読んだ人には……自分の中のキャライメージができてるから、好き嫌い別れるかと…。
    私的には、長谷と龍さんと、骨董屋と深瀬さんと茜さんと田代のイメージが…(ノ△T)<チガウ-
    この巻には出てないけど千晶先生も…。
    長谷と夕士イメージ逆?

    これはコレとして、別のものとして楽しみます。

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    2012年05月21日
  • 僕とおじいちゃんと魔法の塔 4

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    前半猫編。後半塔の夏休み編。ストーリーとはいえ、あんまり闇をどろどろ描かないでほしい。あんまり読みたくない。弟のこの先をちょっと楽しみに思う。
    エスペロスと雅弥も出て、かえっておもしろくなくなるなぁ。

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    2011年09月19日
  • 僕とおじいちゃんと魔法の塔 4

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    “「あいつらは、何に祟られてるんだ?」
    雅弥が、話を元に戻した。
    エスペロスが、大きな青い瞳をくりんと動かす。
    「あの子らにまとわりついていたのは、猫の塊」
    「塊!?」
    「ぐちゃぐちゃの猫の肉の塊を、あの子らは毛皮のコートを着てるみたいに纏ってたよ」
    龍神たちは、目を剥いた。
    「げ......」
    「で、そのぐちゃぐちゃで血だらけの肉の塊の中から、猫の頭が何匹も出てて、それがギャーギャー鳴いてるの」
    「わー、やめてくれ!気持ち悪い!」
    信久が悲鳴を上げた。
    「あれは、妖怪とかじゃない。目的をもってあの子らに憑いてる。発しているのは、暗〜い、負の波動だったよ」”

    料理の描写が毎回おいしそうで堪ら

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    2011年08月14日
  • ファンム・アレース(4) 魔宮の戦い

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    ネタバレ

    「復讐しても死者は戻らないって、確かにそれは正しいかもしれないけど、それじゃ、当事者の怒りや悲しみをどうすればいいの?て思いますよね。それは時間が解決するとか、他人が軽々しく言うな、ですよ」


    内容紹介です。

    莫大な力を秘めた「聖魔の魂」と魔女の恐ろしい陰謀。ララとバビロンはついに、天使の力を借りることがその危機を打ち砕く鍵と知る。しかし一行の前に、不思議な男たちが現れて……。


    上記の台詞、確かにその通りなんですよね。
    大切な人が奪われたら復讐したいと思って何が悪い。
    実際に復讐して何が悪い。
    それは確かに正論なんです。
    そして、復讐しても死者は戻って来ない。というのもまた正論なんです

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    2011年08月04日
  • ファンム・アレース(3) 賢者の教え

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    ネタバレ

    「わしらは……勝てると信じて挑むだけです」


    内容紹介です。

    用心棒バビロン、科学の申し子の青年ナージス、魔女に狙われる赤ん坊テジャ。そんな風変わりな仲間とともに王家の謎を解く旅を続ける王女ララは、道中の村で会った少女たちと初めての友情を育む。


    出たー出てきたー。
    香月作品には必ず出てくる(『魔法の塔』には出てこないな…。おじいちゃんがその位置づけなんだろうけど)かっこいいオトコ。
    何かを悟っていて、武術にも秀でていて、そして何よりも年齢不詳!
    挿絵見る限りじゃイイオトコじゃないけどな。
    ただのおっさんにしか見えないけどな。

    偶然出会った女の子たちとララが話しているシーンがあるんです

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    2011年08月04日
  • ファンム・アレース(2) 古き血の盟約

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    ネタバレ

    「許せよ、キエト。そなたの不幸で自分の幸福を思う罪深さを……。どうか許してほしい」


    内容紹介です。

    魔女の狙いは聖なる魂!
    500年の血塗られた王家の歴史。その最後の血をひく王女ララ。王家初代に何が起こったのか?
    ララを狙う魔女の陰謀。滅亡した王家の恐ろしい歴史。呪いの謎を解くためにララとバビロンは旅立つ。道中に出会ったのは与えられた運命に誠実に生きるさまざまな人たちだった。


    うーん。内容は薄い。が、おもしろい。
    他の香月作品みたいに、鼻につく人が出てこないんですよね。
    ララは結構達観してるところあるけれど、これは教育の故であり境遇の故ですからね。
    仕方ない。

    上記の台詞なんて、1

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    2011年08月04日