香月日輪のレビュー一覧
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“「あいつらは、何に祟られてるんだ?」
雅弥が、話を元に戻した。
エスペロスが、大きな青い瞳をくりんと動かす。
「あの子らにまとわりついていたのは、猫の塊」
「塊!?」
「ぐちゃぐちゃの猫の肉の塊を、あの子らは毛皮のコートを着てるみたいに纏ってたよ」
龍神たちは、目を剥いた。
「げ......」
「で、そのぐちゃぐちゃで血だらけの肉の塊の中から、猫の頭が何匹も出てて、それがギャーギャー鳴いてるの」
「わー、やめてくれ!気持ち悪い!」
信久が悲鳴を上げた。
「あれは、妖怪とかじゃない。目的をもってあの子らに憑いてる。発しているのは、暗〜い、負の波動だったよ」”
料理の描写が毎回おいしそうで堪ら -
Posted by ブクログ
ネタバレ「復讐しても死者は戻らないって、確かにそれは正しいかもしれないけど、それじゃ、当事者の怒りや悲しみをどうすればいいの?て思いますよね。それは時間が解決するとか、他人が軽々しく言うな、ですよ」
内容紹介です。
莫大な力を秘めた「聖魔の魂」と魔女の恐ろしい陰謀。ララとバビロンはついに、天使の力を借りることがその危機を打ち砕く鍵と知る。しかし一行の前に、不思議な男たちが現れて……。
上記の台詞、確かにその通りなんですよね。
大切な人が奪われたら復讐したいと思って何が悪い。
実際に復讐して何が悪い。
それは確かに正論なんです。
そして、復讐しても死者は戻って来ない。というのもまた正論なんです -
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ネタバレ「わしらは……勝てると信じて挑むだけです」
内容紹介です。
用心棒バビロン、科学の申し子の青年ナージス、魔女に狙われる赤ん坊テジャ。そんな風変わりな仲間とともに王家の謎を解く旅を続ける王女ララは、道中の村で会った少女たちと初めての友情を育む。
出たー出てきたー。
香月作品には必ず出てくる(『魔法の塔』には出てこないな…。おじいちゃんがその位置づけなんだろうけど)かっこいいオトコ。
何かを悟っていて、武術にも秀でていて、そして何よりも年齢不詳!
挿絵見る限りじゃイイオトコじゃないけどな。
ただのおっさんにしか見えないけどな。
偶然出会った女の子たちとララが話しているシーンがあるんです -
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ネタバレ「許せよ、キエト。そなたの不幸で自分の幸福を思う罪深さを……。どうか許してほしい」
内容紹介です。
魔女の狙いは聖なる魂!
500年の血塗られた王家の歴史。その最後の血をひく王女ララ。王家初代に何が起こったのか?
ララを狙う魔女の陰謀。滅亡した王家の恐ろしい歴史。呪いの謎を解くためにララとバビロンは旅立つ。道中に出会ったのは与えられた運命に誠実に生きるさまざまな人たちだった。
うーん。内容は薄い。が、おもしろい。
他の香月作品みたいに、鼻につく人が出てこないんですよね。
ララは結構達観してるところあるけれど、これは教育の故であり境遇の故ですからね。
仕方ない。
上記の台詞なんて、1 -
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3.5ぐらいすかね。面白い。てつしの兄上院の竜登場。ネーミングが渋いのはなんか…なんでですか?w 中学生とは思えない大人ぶりに脱帽。どうしたら14やそこらであんなになれるんでしょうかw かっこいーと中学生に憧れる自分w 小夜子の話がなかなか怖かったですね。。悲恋の物語とも言えますが。でも生首の絵とかね…怖い以外のなにものでもないですよ、マジで。いいタイミングで地震が来て、一瞬本気でびびったのは内緒ですw でも全体的に、オヤジが情報を出してくるタイミングが謎で、イマイチ話に夢中になれない何かがあるんですよね。面白いけど。あとてつたちの反応が斜め上過ぎる時もあります。原作の方が面白いのかも…?この
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こ…こわー!w 少年たちが大活躍のすっきりさわやか話かと思いきや、最後の一話が…!w いたずらっ子三人はでも確かにかわいいです。なかなかやんちゃな感じといい、まっすぐな感じといい、良いですね。まあ最初の話からして若干後味が悪くもあったんですけど。富田さんの話は怖すぎる。。まあ奥さんの自業自得ですけどね。因果といえば因果か。地獄堂のオヤジがあれな感じですけど、てつは自分の道を間違えない感じがするからいいかーと思ったりして。でもやっぱりちょっと話が若干後味悪い気がします。てつの反応もちょっと複雑な心境にさせられますよねー。という1巻でした。
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ネタバレ「生きてゆく。その日一日一日を」
内容紹介です。
奇跡か宿命か??。伝説の聖少女将軍(ファンム・アレース)を思わせる王女ララと用心棒の剣士バビロン。運命に導かれた2人のドラマが始まる!
革命で国が崩壊し、王女ララは亡き母の故郷をめざす。ララの命を狙う追っ手の目的は?バビロンの出生の秘密とは?貧しい村人たちの未来は?どんな状況でも力強く明るく生きぬこうとする者たちへの賛歌!
香月日輪らしい作品と云っていいかもしれない。
傭兵稼業をしているバビロンとなんかいろいろ背負っちゃってるララ。
バビロンがララに言う、「生きるのも死ぬのも一緒」って言葉が重いなぁ。
頼ってはならないと自分自身を -
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Posted by ブクログ
「僕とおじちゃんと魔法の塔」2巻です。
1巻の後書きで続き物で書くつもりではなく、完結しちゃった。
とあったので、どうするのかと思いましたが、
読んでみるとあまり違和感なく読めました。
ロンゲになってたのはちょっとショックですが・・・。
そして新キャラ登場です。
1巻に比べよりファンタジー要素が増えましたね。
テンポよく読めて良いのですが、
お金についてのところではちょっと「?」って感じました。
政治家の裏金なら何に使ってもいいの?
使い方も家具500万ってどうなの?って感じました。
あと妹と弟、心変わりが・・・。
こうなるまでのところも出来ればちゃんと書いて欲しかった