毛利志生子のレビュー一覧

  • 風の王国19 うつつの夢

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    誰の『うつつ』で誰が『うつつ』だったのか。
    前巻の最後の言葉の意味がようやく分かった
    怒涛の1冊でした。

    これはあの上下巻と同じ状態じゃないか、と。
    またあっちこっちごっちゃになって疑心暗鬼に囚われて…。
    戦争ですから、それは仕方がない事とはいえ
    恐ろしいほど保身に入ってる人達の何と素早い事か。
    あきれを通り越して、いっそ感動してしまいます。
    それを言ったら主人公もですがw
    すごい強運といいましょうか、色々してくださいますね…w

    疑問に思っていた王太后や遊牧民も、ちゃんと解決するようですし。
    とりあえず、暫く平穏に暮らして欲しいものです。

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    2010年05月05日
  • 風の王国18 砂の迷宮

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    どうにかこうにか終わりへと進んでいます。
    気になる人がやたらに増えてきていますが
    本当にこれ、後1冊で終了するんですか??

    井の中の蛙、とはまさにこれだと言わんばかりに
    狭い世界で生活している彼女も気になりますが
    別の彼女が一体なにを考えているのかも気になります。

    ところで、メタボ夫婦の片割れは
    暴動のため、やはり死んだのでしょうか?
    そして遊牧民はどうなったのでしょう??
    前者はともかく、後者は次回??

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    2010年05月04日
  • 風の王国16 星の宿る湖

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    夫の死後の見の振り方。
    決意し、それを選択する事。
    己の常識から外れた事を選択する時、それは非常に心に影を落とします。
    けれど、その影さえも払える光。
    確かに、見てみたい『光』です。

    しかし3年『しか』ないのか、3年『も』あるなのか。
    すでにお使い(?)の片道で1年近く使っていますが
    どうなるんでしょう?w
    内容を詰め込んだためなのか、挿絵がありません。
    これはこれで読み応えがあって嬉しかったですが。

    こちらの国から比べると、驚くほど堕落した国の中。
    そして願われた、相反する事柄。
    この選択も、一体どうするべきなのでしょうか…?

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    2010年04月26日
  • 風の王国15 嵐の夜(下)

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    やっと『全て』が終わりました。
    平和とは言い難い終了。
    しかも〆は彼女!!

    いやでも色々と急スピードで終わりました。
    そして色々とやっとつじつまが合いました。
    道筋は予測できたのですが、どうしてここに至ったのか
    それだけが分からなかったんですが、その辺りはすっきりでした。

    しかしあの前半の戦闘はすごかったです。
    これほど己しか信じられない、疑心暗鬼状態でいたくないです。
    それを乗り越えるまで、どれほどの体力と精神力が必要か。
    先がやたらに気になって仕方なかったです。

    が、その後が気になる終わり!
    というより、むしろ年の差カップルはどうなったのかが気になります(笑)

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    2010年04月20日
  • 風の王国13 金の鈴

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    家出騒動も終了して、また平和な日々。
    とはいえ、新しく侍女になった人にいらっとする場面も。
    『守る』という意味と『甘やかす』という意味を
    同一にしてない? と聞きたくなります。

    そして最後の怒涛の終了。
    そこに至るまでにある、嫌な予感。
    そしてまた次回に続く状態。
    もう全てにおいて、ぎゃ~と頭を抱えたくなります。

    あとがきに「もう1回続きます」とあるので
    このはらはら心臓に悪い『続く』も次で最後!
    …ですよね?

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    2010年04月16日
  • 風の王国11 波斯の姫君

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    とりあえず、表紙の2人は誰ですか?w
    短編2本の漫画付きを読み終えても、該当してそうな人物に
    心当たりがありません。

    すっかりと彼方へ消え去っていた人再登場(笑)
    またしても(?)自分のしっかりとした…強い女性登場。
    この人の出会う人は、これ系が多いのですか?w

    それとは対照的に、掴み所がないといいましょうか
    不思議系奥様登場。
    これが噂の…とか思いましたけど、すごいです。
    翻弄されてるよこの人w とか苦笑してしまいました。
    憎めない天然奥様?
    とりあえず、女の敵は滅してよかったかと(笑)

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    2010年04月12日
  • 風の王国7 朱玉翠華伝

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    漫画と小説が入った短編集。
    主人公の話も1本入っていますが、全体的には
    一緒についていった『侍女』の話です。

    あの時、こんな事があったのか、という穴埋めにもなりますし
    この2人1歩は進んでるの? という期待感も。
    むしろあの漫画の最後!
    期待が…主人公カップルより、更なる期待が!!w
    やはり、くっついているよりも、くっつく前の方が
    楽しいですね~。

    …この2人、くっつくんでしょうか。
    それともこのわくわく感を持続してくれるんでしょうか?w

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    2010年03月22日
  • 風の王国3 女王の谷

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    今回は途中夫婦別行動。
    よくもまぁ許したと言いましょうか…その前に
    護衛の幼馴染、前回とは違って出番多いですね。

    副題に『女王』とついている通り、女王に関する話でしたが
    この姉妹性格違いすぎます!
    むしろちやほやするからこんな女になったんじゃ…とか
    まったく違う事を考えてしまいました。

    女王になりたくない、という訴えから
    好きな人がいるとか? とも思ったのですが
    そんな可愛らしい話ではなかったです。
    …読みが甘かったですね。
    しかしピンチに駆けつける夫は予想通り。
    らぶらぶっぷりがすごいですね~w

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    2010年02月05日
  • 夜の虹

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    そんなに嫌わなくても……というのが正直な感想(笑)
    帯は言い過ぎだったかも。
    魅力的な男性キャラが続々登場してるので、続きが楽しみであります。

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    2009年12月22日
  • 風の王国14 嵐の夜(上)

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     本をさほど多く読んでいないからそう思うのかもしれませんが。
     歴史を扱ってるとはいえ、少女向けライトノベルで初登場時には既に子持ち+妻子を遺して他界するヒーローにはそうそうお目にかかれないだろうなぁ、とか的外れな事を思ってしまいました。

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    2009年11月17日
  • 風の王国19 うつつの夢

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    一応、これはライトノベルってやつだと思う。

    でも、なんだか史実に忠実な感じがする。
    (チベットの歴史の知識は全くないんだけど。)

    主人公の夫が死んじゃったり、義父の嫁になることが決まったり。

    この展開でいいのかな…
    とふと感じます(苦笑)

    歴史好きな私(へなちょこだけど)は、
    こうゆうお話は好きだったりします。


    次は、どこに話が続くのか楽しみ。

    チベットの歴史を少し調べてみようかな。

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    2009年10月04日
  • 風の王国1

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    王昭君の話かと思いきや、西域(トルファン)に嫁に行かされた姫のお話でした。
    昔の中国のまわりには、小国がたくさんあって、そんな悲劇の姫もたくさんいたんだろうな〜。
    物語は、始めから最後までわくわくする舞台と設定で、楽しく読めました。二人のラブの進展にドキドキでした。

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    2010年07月26日
  • 外法師 鵺の夜

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    陰陽師は興味があったから読んだけどすごく面白かった。
    主人公は事故のせいで10歳のまま成長が止まっていたけど、見かけよりすごい使い手なのがわかった。

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    2009年10月04日
  • 風の王国12 初冬の宴

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    どうにもこうにも、良い子ちゃんなロナアルワが気になって仕方なかった。
    いつ裏切るんだろうどきどきと読み進めてしまったので、最後まで良い子ちゃんだったのに拍子抜け(笑)。

    今回お話を読んでいて、ラセルはあの性格なりに一所懸命で、きっと苦労してきたんだなぁとしみじみしました。
    …いや、感受性が強いから、あの性格になってしまったのかしら。
    リジムは父親失格ですな(笑)。

    今起こっている事件が、、ラセルにとって良い方向へ向かってくれることを祈ります。
    ツェンニャとか、あと一歩で良い共生になってくれそうなんだけどな。

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    2009年10月04日
  • 風の王国16 星の宿る湖

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    ようやくソムツェン・ガムポのところへ向かった翠蘭一行。しかし、その旅の中でも色んな事件に巻き込まれ、さらにようやくシャンシュンへ着いたかと思ったら、義妹にはなかなか会えず・・・。
    そりゃこんな状況じゃ翠蘭も寝込むよね・・・。というか、この話は最後はどう終わりたいのだろう???このまま義父の嫁になった後まで続くのか・・・?

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    2009年10月07日
  • 風の王国13 金の鈴

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    リジムが亡くなってしまったことが、
    すごく残念でした。
    せっかくイェルカが生まれてこれからだったのに…泣

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    2009年10月04日
  • 風の王国1

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    「風の王国」シリーズ第一巻。
    中国の物語と言うだけあって、やはり理解が遅いです(笑
    でも話の流れは分かりやすいので、そういう意味では読みやすいです、まだ(汗
    これからどうなるのか楽しみです。

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    2009年10月04日
  • 風の王国1

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    こちらも読み始めた当時、とても面白く何回か読み返していました。
    今は6巻くらいまでしか呼んでないです。
    今出ている巻まで買っているのですが・・・。

    内容ももう大分頭の中から飛んでいるので久々に読み返したいところ。

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    2009年10月04日
  • 風の王国14 嵐の夜(上)

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    うわー;;
    本来のチベット史を知らないで読んでいたので
    色々と色々と言いたくなることが…

    うをぃリジムーとか
    やめれ……ロナアルワ……とか


    個人的には
      「「「ハッピーエンドがいいんです!!」」」
                       と言いたい。。。orz

    でも最後は気になるから続刊読んじゃうんだろうなぁ…

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    2009年10月04日
  • 風の王国11 波斯の姫君

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    翠蘭の幼なじみの慧は、商人たちと共にサマルカンドへ向かっていた。
    同じくサマルカンドへ行く途中だった、ペルシアの女性スィーンドフトも旅に同行することになる。
    しかし、名家の姫君らしい彼女には、何か秘密があって…。

    その他に、吐蕃の宰相ガルと、美しい奥方との物語と、ジスンとシェリンの物語。

    いつも冷たい雰囲気のガルはなかなか好きにはなれません。
    ジスンはあの怪しい雰囲気が好き。また出てきてほしいな。
    (2008.2.8)

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    2010年11月03日