これ、だいぶ好きです。
ミステリーが、っていうより、作品世界が。
ミステリーとしては、一応「本格」に分類したものの…いまいち。
でもたぶん、これは好みの問題で、あたしは動機を推理する、っていうものがあまり好きじゃないのです。
で、作品の世界で気に入ったのは、人間関係とキャラ(=キャラと、それぞれ
...続きを読むのキャラの関係?)。
西尾維新らしい(とゆーか、戯言シリーズっぽい?)、微妙な人間関係と、人間造形。
あと、あたしはマンガも大好きなので、(そういえば…ブログには『DEATH NOTE』しか書いてないなぁ…。)
(そういえば2…西尾維新は『DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件』ってのも書いてますね。『DEATH NOTE』があんま好きじゃないから、たぶん読まないと思うけど。)
各章の最初の、マンガの…あーゆーの、なんて言うんだろ?
小説に出てくる場面の断片みたいな(…「破片拾い」だから?)、予告編みたいな。
それが、かなり好きです。
各章を読み始める前は「これから何が起きるの?!」って感じでドキドキするし、読み終えた後は、「あぁ〜、あのシーン、こんな感じだったのか〜」って、回想がてら、も一度楽しめるし。
そいえば、イラストで思い出したけど、裏表紙の、折り返しのところにある主人公の顔!!
何気なくめくってみて、びっくり。
…なんつー顔してんだろ。
イラスト書いてるのは西尾維新ではないけれど、西尾維新の小説の端々に現れるブラックな感じが出てて、けっこう……好きです。