TAGROのレビュー一覧
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購入済み
まだ完結してないシリーズで、後何年待てば最終巻が出るかも分からないので手を出すか迷ったのですが、いつか最終巻が出た時に喜べる方が楽しそうだと思って買いました。
世界観が暗いのが好きです。
キャラ同士の掛け合いが読んでて気持ちいいのが西尾作品の良いところですね。 -
Posted by ブクログ
超名作だった。なかなか売ってないと思うけど全5巻取り寄せてでも読んで損はないぞ、みんな。登場人物がどんどん死んでいく上に悲恋要素も強いのでその手が好きな女子にもオススメだ。
というわけで堰を切ったように因果恩讐が押し寄せる怒涛の最終巻は絶望絶望アンド絶望からの最後は救われた。まさかまさかのあの人物の登場はまったくもって予想外だったけど、この救いようのない物語に最も暖かい光射す存在だけに納得と安心の結末。
ストーリーはもちろん、キャラの表情、冒頭のシーンへ回帰した最後の決闘シーンの映画を観るようなアイデアと技巧を尽くした迫力のコマ割りもぐいぐい紙面に引き込まれるようでとても良かった。
次作も期待 -
Posted by ブクログ
もう戻れない破滅の渦中。辛すぎて続きが読みたくないレベルなので、もうこれはアニメ化して人気拡大、日常イチャラブスピンオフが出るまでいってもらうしかない。
平賀源内にまつわる復讐譚がみんなの関係を狂わせてゆくという話では実はなくて、元々そこにあったはずの歪みやすれ違いが浮き彫りになっただけ、なんだよな。
そういう意味では本気で日常モノを……というか「友情」を描こうとしたらこうなるんだろうなと。ホントか?
今回も名シーンが山ほどある。九十九が類にかけた言葉は最悪、魁の気持ちを知った上でのあの行動も本当にクズ。そんな奴のことを刀萌は「信用できる人」って書いたんですよ。ねぇ……あんたって人はさ…… -
Posted by ブクログ
ネタバレ主要キャラ達が仲良くなり、佐和が帰藩するまで
表紙買いしたのだけれど、いや~面白い!
時代劇風な描写や台詞回しと現代的でサブカル的な小ネタや単語が違和感なくマッチしていて驚く
キャラの描写もそれぞれの登場人物が魅力的だ
表面的には楽しげに生き生きと描かれているが、それぞれが内面に秘めたものがありそうな深さも同時に何となく窺い知れそうな描き方な気がする
変ゼミは内容で敬遠してたけど、やはりめちゃくちゃ絵がうまいなぁ、老若男女をちゃんと描き分けてあるし動きのスピード感もあるし
さりげない(けどセンスがある)小ネタが効いていて、各々のキャラが立ってるお話に外れはないね -
Posted by ブクログ
やるときはやるマッタカ。80ページのセリフはなかなか言えたものではないじょ。ぐっときた。
こんなの処女の口からはとても……ウッ
変で恋な素敵な人間ドラマでした。キャラみんな濃いよ!コすぎるよ!完結してもこの先ずっと愛されるキャラクターたちばかりだと思います。
あと併録の「終わりの季節」は凄まじかった。「ずっとはないの」って言葉がこんなにキツいとは思わなかった。でもあとがきの「ずっとはなくてもまたはあるんだよ」が染みた。
これはまごうことなき名作ダ。
TAGRO先生お疲れ様ですっていうか新作超期待してます単行本出たら発売日に買います重版しますようにって! -
Posted by ブクログ
これ、だいぶ好きです。
ミステリーが、っていうより、作品世界が。
ミステリーとしては、一応「本格」に分類したものの…いまいち。
でもたぶん、これは好みの問題で、あたしは動機を推理する、っていうものがあまり好きじゃないのです。
で、作品の世界で気に入ったのは、人間関係とキャラ(=キャラと、それぞれのキャラの関係?)。
西尾維新らしい(とゆーか、戯言シリーズっぽい?)、微妙な人間関係と、人間造形。
あと、あたしはマンガも大好きなので、(そういえば…ブログには『DEATH NOTE』しか書いてないなぁ…。)
(そういえば2…西尾維新は『DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続