安野モヨコのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
読むものがないな〜と思ったときに鉄板で面白い安野モヨコ これはそのなかでもすごーーーーく面白くて、そりゃあこれだけ書いたら休みたくなるだろうなとおもうほど最後まで研ぎ澄まされたようになっている ハッピーエンドバッドエンドのどっちがすきか、とか子供向けだからハッピーエンドとかそういうのはまったく関係なくて、ショコラがバニラがということでもなくてすごくいい 監督不行届のあとがきで庵野が「僕の奥さんはみんなを元気付ける作品、奥さんの作品を読んでみんながようしーやろうと思える作品を書いている」というのを書いてて、まさしくそうだ、という以外にも自分のそういうところをわかってくれる人と結婚する幸せっていう
-
Posted by ブクログ
なんだっけ、誌名忘れてしまったけど、ファッション雑誌に連載されてた記憶がある、これ。昔安野さんの漫画って、絵が濃ゆいし、すぐにセックスしてるし、あんまり好きじゃなかったんだけど、この作品は好きだった。A5コミックスのサイズでリイシューされてたのでこの度購入し、読み返してるけどやっぱおもしろいし、かわいい、好きです。
そうそう、庵野さんと結婚されたと聞いた時、私はこの漫画の主人公の父親の絵を即座に思い出しました。そっくりです。
”恋してるやつは誰だ!”
それはこの漫画を当時読んでたティーンの子達であり、多分誰よりも安野さん本人なんだろうなー。
てっちゃんがかわいくて、よく動いて(というかみんな走 -
Posted by ブクログ
【ネタバレ】「決定権はないが責任は取らされる」「誰にでも代わりはいる」「あなたは心身ともに栄養失調になってるの。このまま行くと仕事自体できなくなるわよ」「ちっぽけな正義感中途半端に出してくんな」「だったら楽しようって考えても仕方ないでしょ。真面目にやってるほうがバカみたいじゃないですか」「女はなれないの」「じゃあ作ればいい」特に最後の「じゃあ作ればいい」には動揺しました。そして、そっか作ればいいんだと、そう思いました。作ろっと。そして、見返しに書いてあった著者のことば「がむしゃらに働くだけが働きマンではないんだと最近思ってます」の言葉が印象に残りました。さ、最近なんだ(笑)一気に親近感。