荒川弘のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
男風呂ヨーグルトネタ、度々出てきますがそんなに嫌でしょうか。
ボトルの外側さすがに汚いでしょうから、ヨーグルトに影響はないと思うのですが。
西川君、東京の農大を目指しているとは。
色々と堅実です。
八軒君に頼みたいことがあると言われて、
お前の頼みはいつも良い頼みだ。なんでも引き受けよう!
と言ってくれるのも恰好良い。
移動石窯開発なんて、大川さんかなり有能です。
そしてあやめちゃん、騎手なら兎も角人間輓馬は嫌だと言っていたのに、
ジャージを着て待機してるの可愛い。
相変わらず豚に名前をつけている八軒君。
それでいい、参加した奴が個性を否定されないのが
八軒の目指す会社だろ、と言ってくれる大川さん。
ばんえいでのピザ販売に中学の友達やみんなが来てくれるのが嬉しいです。
依田さんは交際意外と長続きしないし
こういう系の人が好きなんだと思うと
結構イメージダウンですね。
御影の家でピザを焼くことになり
すぐにベーコンの改良はできなくても
出来るだけのことをする八軒君。
大川さんのSNS投稿はかなり賢いです。
釜やベーコンは勿論、移動販売でイベントに
呼ばれる道も開けそうです。
となれば確かに、ピザは黒字にこだわらず
宣伝と割り切るのもまた一案です。
ヒグマの口にピザ突っ込むまでが大変、には笑いました。
大川さんが御影家の酪農ヘルパーさん状態というの、
バイト代は貰えるし御影豚の世話もできるし
理にかなっていて良いですよね。
以前駒場君に断られた御影牧場の後継ですが、
意外と大川さんの目もありうるのかもしれません。
やっと告白できた八軒君。
ゆるぎなく大好きです、というアキちゃんの言葉が良いです。
折角のクリスマスなのに大川さんに引っ掻き回されますが、
なんだかんだで大川さん、ちゃんと仕事はしてるんですよね…。
大学に行けば学費内で資格が取れるし
学生起業家の肩書きも使えてアキちゃんたちとの
キャンパスライフ。馬術を続けることもできるかもしれません。
急に受験することになる八軒君ですが、
親に言わないと、やるしかないよなと
前向きなのが良いです。
続きが気になります。 -
Posted by ブクログ
すぐに西川くんに電話をして相談する八軒君も、俺の事はどうでもいいが友達が迷惑を被っているのは黙っていられないと言う西川君もやっぱり良い人。
八軒君のお父さんの写真が魔除けにされているのが笑えるし、すかさず名刺を渡して連絡先を交換するの、かなりコミュ力が高いです。
成績にはつながらなくても、場内から拍手をもらうというのはとても嬉しいでしょうね。
しかも、全国大会出場。
中島先生が八軒君のご両親を呼んでいたことが驚きです。
お前がもっと励めば1位も狙えたはずだと言ってしまいそうと言うお父さん、相変わらずといえば相変わらずですが、
そう言ってしまうから会わないと言うのは優しさなのかもしれません。
豚ファンドは後輩に引き継いで、メインスタッフではなくなっているのですね。
少し寂しい気もしますが、それがそれがエゾノーの財産になっていくのでしょう。
プロジェクト合同のピザ試食会。
どれも美味しくてどれを商品化するのか悩ましいと言う幸せな悩み。みんなを幸せな気持ちにさせる仕事って素敵です。
全国大会はちょっとヤラカシすぎな気がします。
その後なかったことにしようとするのもなんだかしつこいです。
蹄耕法のプロジェクトも進み、廃牛の試食会も開かれ
こちらも順調な様子。
相川君とアキちゃんも推薦して貰えることが決まり順調です。
御影豚も順調。
おじいちゃんと双子ちゃんが面倒を見てくれているのが
微笑ましいです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ学園祭に来て憧れたという後輩が馬術部に入ってきます。
やっぱりそう言われたら嬉しいですし、
何がきっかけになるかは色々ですから笑わないですよね。
学校がチャンスをくれて、みんなフォローしてくれて
力を貸し借りして夢を叶える絆の農業ビジネスプロジェクト。
まだふわっとはしていますが、理想が高く
他のプロジェクトとの連携も取りやすそうで期待できます。
二野ちゃんと三空ちゃんは自分たちの力で
大学へ行くと一生懸命勉強していて、
たくましいし可愛いです。
放牧豚の件でも富士先生、頼りになります。
教師を辞める理由が猟師になるからというのも
またらしくて恰好良いです。
決意した理由がアキちゃんや八軒君を見ていてというのがまだ良いです。
豚小屋を作るのに御影家の馬小屋を壊して使うことになりますが、
アキちゃんに確認を取る大川先輩
やっぱりなんだかんだで良い人ではあるんですよね。
そんな先輩に社長を打診する八軒君。
給料が払えるような状態では無いわけですし
大川先輩の器用さと八軒君のよ真面目さを知っている人からしたら
なかなか良い会社になりそう、となるのですが
それも信用問題、ブランドやラベルの話では
現状他人には信用してもらえない訳で。
大川先輩が軍資金を持ち寄って
まず実績を作ろうというのも話が早いし
考えているだけより凄く良いです。
稲田先輩のバイト先、とても良いです。
勿論土地ありきではありますが
具体的に形が見えるきっかけにもなったでしょう。
またみんなに協力を頼んでピザ販売を企画する八軒君。
御影豚、定点カメラを設置してYouTubeで流すのも今の時代良さそうな気がします。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ別府君に何が好きかで定まらないなら
何が嫌かで考えてみたら選択が狭まるのでは、と言われ
「努力が認めてもらえないのは嫌」
と言う八軒君。
努力の過程を離れた人にでも簡単に理解させるのが
点数などの結果を出すことなので、
理想ではあっても現実問題としては中々難しいです。
でも、努力を見てくれている人がいて、
人が集まってきて、それが長い時間をかけてブランドになる。
ブランドもノーブランドも根っこは同じでは
という発想になる八軒君。
それに対して「烏合の衆」という言葉を投げつけてくるお父さん、相変わらずきついです。
でも、説得しようと思うなら具体的なプランをもってこいというのは確かにそのとおりで。
お母さんがこっそり電話を掛け直して、表立ってではないですが味方してくれるのもちょっと良いところ。
付き合ってないとは言え、アキちゃんからのチョコレートが無事に八軒君の手に渡り
みんなも協力してくれるのも良いです。
下宿が見つかるのも八軒君が築いてきた人との繋がりのお蔭。
お父さんに出す企画書についてタマちゃんに相談する八軒君。
吉野も巻き込み、稲田先輩に卒業後の連絡先を聞き
大川先輩に声をかけ。
具体的に動いていく感じに胸踊ります。
進路相談で先生が、今までの事例がないからアドバイスしようが無い、と言い
ネガティブになる八軒君に
「学校はおまえらのためのどこ耕してもいい宝の畑」
「どこを耕すかは自由だ」
と言ってくれるのも嬉しい。
前例が無いからこそ「何が出てくるか俺は楽しみ」。
人とのつながりを作るのに三年費やしても良いし、
大学に行ってくれても俺の評価が上がるし
と言ってくれるのは気が楽になるだろうと思います。
初めて馬が障害を飛ぶところを見て驚いたけれど、
今は無理でもそのうち跳べるようになると思うと言うアキちゃん。
自信がついてきたようで何よりです。
いつかのお返しとばかりに、八軒君のお父さんに
「口先だけじゃないです」
「八軒君のこと信じてください」
と言ってくれるアキちゃん。
お父さんは本当に言動がキツイけれど、
「本気には本気で返す」と、お父さんなりの
誠実な子供への向き合い方なのかなと思います。
ホワイトデーなのに競馬場で豚丼というのも
アキちゃんらしくて良いです。
男子が次々面白いことを思いつく、実行力もある
と女子が評価しているのもなんだか素敵です。
稲田先輩がファイルのコピーをくれて、
西川君がノートパソコンを譲ってくれて。
良い人が集まる、という話の通りです。
タイトル回収ともなる銀の匙の校長先生の話。
カトラリーセットになるというの、
日本で言うなら生まれた時に植えた桐で
嫁入り道具を作るみたいな感じで素敵ですよね。
年に一本、一生に一度の注文なんて
売上としては上客ではないわけですが、
それも踏まえているところが良いです。
今までの卒業生たちが残した研究ファイルも、銀の匙。
とても良いお話です。
ギャグっぽいとは言え、大川先輩のやらかしは
流石に酷いなぁと思います。
実際にあったら部屋を追い出されて御影家とも
気まずくなってしまいそうです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ先生たちと年越しパーティなんて
嫌じゃないところがエゾノーの凄いところだなと思います。
自分の経験からいったら絶対嫌です。
携帯を持ったのにアドレスを八軒君に教えてくれない駒場君。
みんなで初詣に行った時に会ったあやめちゃんが
駒場君に「つまらない男になったわね」と言うのが
酷い言葉ではあるけれどそのとおりではあって。
多分周りの友達と話したくなくなっていた
当時の八軒君と今の駒場君は結構近い感じなのではないでしょうか。
購入した豚肉が届いて、みんなで加工するシーン良いです。
出資者みんなで試食会をすることになり、
富士先生は自分が買った分の豚肉を放出してくれ
稲田先輩と大森先輩はパンを焼いてくれるのも嬉しい。
ソーセージとベーコンを販売して
その売上をまた次へ投資する。
この辺りから八軒君の今まで迷っていながら
得てきたことがぐんぐん形になっていく感じがして
すごくワクワクします。
先輩たちが築き上げてきたエゾノーというブランド力。
ホエー豚研究と連携してプロジェクトとしてやろう
などと発展していきますが、
こうやって今までも、先輩たちが広げてきたのだろうと思うのです。
お兄さんがアレクサンドラさんと一緒にやってきます。
ネット家庭教師をやっていて、その理由として
事情があって学校へ行けない人をすくい上げることができる事に
やりがいを感じているのが、なんだかんだで
八軒君と同じ血が流れている感じがします。
「俺自身のことはブランドやラベル無しで見て欲しい」。
現実問題として難しいけれど、諦めてしまうのは違う訳で。
西川君が「女子供は下がっていろ」なんて
ネタにしてもちゃんと男らしいし
大川先輩に対しての言動も笑ってしまい、ツボです。
豚ファンドの試食会に、行けばいいっしょと言っても
行かなかった兄を見て、御影家を巻き込んで
企てをする二野ちゃんと三空ちゃんが可愛い。
タマちゃんが駒場君に、
「小規模農家が潰れないで共存する方法をずっと考えてる。
農業界に革命を起こす。
この業界少しでも良くしておくから借金返したら
戻ってきなさいよ」
と言うシーン恰好良いです。
相川君も獣医になりたいという自分の夢を今一度見つめ直し、人を助けたいと言います。
暑苦しい、前はもっとドライだった、と言う駒場君に、
「誰かさんのうつったんじゃないの」
とタマちゃんが言うのが良い。
ブルペンの雪かきをしてまた投球連取を始める駒場君。
少しでも良いものが伝染したとすれば嬉しいし、
にこにこしている双子ちゃんも本当に可愛いです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレリア充(仮)、笑ってしまいました。
自分の得意分野に引き込むというのは、
勉強以外でもなんにでも言えるやり方のひとつだと思います。
嫌々ながらもお兄ちゃんに相談する八軒君。
実家に帰った時中学時代の友達にあって、
普通に仲良く話せるところがほっとします。
連絡先を交換して、お互い良い印象で別れていて
嬉しいです。
お父さんは相変わらず言い方がきついですが、
「一度失敗した人間は何もしちゃいけないのか?」
と言い返す八軒君。
失敗してもやり直せる、という考え方にシフトしてきて
ちゃんと前を向けるようになってきて。
シビアなタマちゃんの、八軒の夢をアキに叶えさせようとしているという指摘。
お父さんからだけでは素直に聞けないけれど
気づきを与えてくれるありがたい指摘です。
お母さんはお母さんで思う所があって、学校を訪ねてくる。
学校にお母さんが来て友達や先生と会うなんて
私が八軒君ならかなり恥ずかしくて嫌ですが。
またプチパーティー状態になり
八軒君がいると真面目な話題で盛り上がる状況を
目の当たりにするお母さん。
「兄貴みたいに勉強でちゃんと結果出して
逃げられるほど頭良くないし」
「俺が変われたのはみんなのおかげなんだ」
とお母さんにはっきり言う八軒君。
お母さんも、お父さんがベーコン美味しいって言ってた
とつい嘘を言ってしまったことを謝ってくれます。
「真剣にやってるからこそ嘘をつかれるのは嫌よね」
と反省しているお母さんに対して、
自分の作ったものに感想が欲しいよな、と理解を示すのも、
『前の俺とは違う』姿勢なのだろうと思います。
何気ない会話から豚ファンドが始まる展開、
凄くワクワクします。
タマちゃんが経理を頼まれて、二つ返事で
「いいわよ」
「信用してるから迷いなく簡単に乗っかれるのよ」
と言ってくれるのもとても嬉しいです。
買うからには一頭買いしたい、という八軒君のこだわりを聞いて、
三頭目が予定口数にいかなかったら残りを出す
と言ってくれる富士先生も本当に恰好良い。
先生の提案で解体を見に行くことになり、
実際見ることで学ぶことも多い様子。
可愛がっていた馬の内二頭は肉用で売られていった
というアキちゃん。
色々複雑だろうなと思います。
字が汚い者同士、お兄さんのノートを
常磐くんがすらすら読めてしまうのも面白い。
そしてロシア人女性と結婚したというお兄さん。
相変わらず自由です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレチーズ作り。
消費者目線で言えばチーズはお高いですが
これだけ手間がかかっていると思えば
安いなぁとも思います。
来ない駒場君をみんなが心配しているのが優しいです。
あやめちゃんが学食に居る時、
ギャグシーンですが「食卓の上に足乗せんな罰当たりめ」
と八軒君がちゃんと突っ込んでいるところが好き。
遂に駒場牧場倒産のニュースをみんなが知ってしまいます。
なんとかしたいけれど、借金を肩代わり出来るわけでもなく
出来ることは本当に少ない。
駒場君をなんとか引き留めようとする八軒君。
でも駒場君の口から御影さんの家に保証人になってもらっているという事実を聞きます。
野球も跡継ぎもなんにもなくなった。
目標を見失った八軒君と同じ状態でもあります。
離農なんて珍しくもない、その駒場君の言葉は
確かに現実問題としてはそうです。
でも、しょうがないとは言いたくない。
アキちゃんに「巻き添え上等」と八軒君が叫ぶシーンは
胸に来るものがあります。
「わかろうとする努力はやめたくない」。
野球部の先生と先輩が
「ここやめた事、駒場に後悔させてやれ」
と言っているシーンも泣けます。
駒場牧場の牛が売られるところに立ち会う御影と八軒。
飼い犬のバースが吠えて、業者の人も
「オレらを牛泥棒だと思ってんだべ、いい番犬だ」
と返すところが、細かいところではありますが
切ない描写です。
人間を信用していて素直に車に乗っていく牛たちの姿も悲しい。
みんなで掃除をして、駒場牧場最後の牛乳を飲む。
やっぱり駒場君の現状に自分を重ね合わせていた八軒君。
アキちゃんはアキちゃんで、駒場君を見て思うところがあり。
周りに悪気はないのですが、だからこそきつい
当然跡取りになると思っているプレッシャー。
それが重くて本音が言い出せないアキちゃん。
「キツイだろうけど今を逃したらもう切り出せなくなるかも、
なにがあっても味方してやる」
この八軒君の言葉はすごく嬉しいです。
実際味方として何が出来るわけでもないとしても
その言葉だけで救ってくれることというのはあります。
お父さんがきちんと話を聞いてくれる姿勢なのも
本当に有り難い。
大人たちが一致団結して反対してねじ伏せられることなんて
いくらでもあるはずですから。
条件として大学進学が出され、
大蝦夷畜産大学が志望校として決まり、
八軒君が家庭教師を買って出ることに。
オレは農業しか知らんから学費を捻出してやるくらいしかしてやれない、
夢が叶うにしろかなわないにしろ、おまえの本気を
支えてくれる友達を裏切るようなマネだけはするな。
厳しいようでいて優しいお父さんの言葉です。
後でお母さんと二人になったとき、アキの本音を
実は知っていたと語るとき、本人の前ではバイト
としか言わないのに、お父さんがちゃんと八軒と
名前を呼んでいるところが好きです。
本音を言える友達が出来たんだね、というお母さんのコメントもじんわりします。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ失敗した時もう一度飛ぶチャンスを貰える
というのはとても良いですね。
トラウマになり難いでしょう。
一方失敗を認めない八軒君のお父さん。
多分本当は悪い人ではない、のでしょうが
言うことが一々キツイです。
勉強ではなく学祭の準備で倒れてなんて、
という言い方も引っかかります。
先生が「あんなに準備頑張ってたのに
出してやれなくてごめんな」
と言ってくれるのが泣けちゃいます。
逃げるのか、と言われて
逃げます、とはっきり返すお兄さん。
お母さんはお父さんに対して
本当のところどう思っているのでしょうか。
八軒君本人はいないけれど、
八軒君が声をかけておいてくれたから人が集まり
馬術部の出し物が滞りなく終わります。
お父さんに言われて卑屈になっていた八軒君ですが
お客さんが書いてくれたノートを見て涙するのが
良いシーンです。
アキちゃんの方言も可愛いです。
先輩達の目から見て、アキちゃんも感情を抑えて遠慮していたのが変わったというのも
良いエピソード。
八軒君が戻ったと聞いて西川君と別府君も顔を出してくれて
みんなでおいもを食べるのも楽しいです。
出来損ないには出来損ないの闘い方がある、
名言だし、八軒君が求めていた答えに近いものがあります。
参加できなくて残念ですが、写真を撮っておいてくれるのも優しい。
大蝦夷神社に行くエピソードもいいです。
寮の女の子たちがあんなに協力して常磐君を引き止めてくれたのに、
結局みんな来てしまいますが、
まぁそれはそれで可愛いです。
相川君が、獣医を目指した後血が駄目になった
という話をしてくれます。
「「今から何にでもなれる」って思うと楽しくならない?
八軒君の夢はここから際限なく広がってるんじゃないのかな」
という言葉、とても嬉しいです。
八軒君はこの時見た景色と一緒に、相川君の言葉を
一生覚えているのではないでしょうか。
トラクターの運転にチャレンジするのも、
その後「なまら楽しかった」と言って
アキちゃんときゃぁきゃぁしているのも可愛いです。
野球の試合中、関西弁を喋る敵チームの人に
北海道弁で「標準語喋れ」と言うのがリアル。
頑張ったのに報われない、八軒君が辛かったあの現実が
遂に駒場君にもまた降りかかることになります。
ここからはまたちょっと辛い展開です。 -
Posted by ブクログ
新人戦に挑む八軒君達。
逞しくなっていて、スマートでは無いなりに
結果を出している八軒君。
自覚しているより真剣にやっているからこそ
うまくいかなかった事を悔しいと感じる。
落ちる時手綱を離さないなど周りから見ても
着実に成長している様子が見て取れます。
お兄さんが、馬が大好きで楽しそう、羨ましい
自分も楽しいけど自分のことばかり考えてるから
という辺り、お兄さんはお兄さんで
思う事や抱えていることがあるんだなと感じました。
学園祭でなんか手伝えることあったら言え
と言ってくれる駒場君。
忙しそうなのが分かっていて放って置けないのでしょう。
遠慮して断るのではなく、八軒君もさらっと
頼み事が出来るようになっていますし、
こうした彼の人望や根回しが当日に生きてきます。
ギャグシーンなので仕方ないですが、
折角木野君が作ってくれた障害、
看板として使えば良いのに勿体ない。
意を決して御影ちゃんをデートに誘うも、
好意が伝わらない様子を見かねて
周りの女の子たちがきゃいきゃい言うのが
とても可愛いです。
如何にも女子寮な感じです。
アキちゃんはアキちゃんで、『真面目で面倒臭い子』なんですよね。
過労で倒れてしまう八軒君。
折角頑張っていたのに、参加させてあげたかったです。
なんとか八軒君の分も頑張って成功させよう
とするみんな。
頼むアキちゃんも、応えるあやめちゃんも
恰好良いです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ犬を拾う八軒君。
きちんと予防接種などの話も言及しているところが
良いです。
おやつ代を自分で稼ぐというのも面白い。
それなりに小銭は貰えそうです。
大川先輩が犬小屋を作ってくれるのも良いです。
八軒君がお人好しなのは、今までいろんなことを
押さえつけてきたから、と御影に言われます。
犬をきっかけに人が集まるのもありそうな話ですし、
常磐より物覚えが良い、には笑いました。
人が頑張っているのを見て頑張ろうと思う気持ちも共感です。
何かやらなきゃ、何かやりたい、
どうしていいかわからなくて取り敢えず走るというのが若い男の子な感じで良いです。
巻き添えで怪我されるのはこっちも辛い、と
ポロっと駒場君が言った言葉。
そして、馬術部で自分だけ出来ないことで
トラウマを思い出してしまう八軒君。
もっと練習しなきゃ、となるには
パートナーがいる事なので、八軒君が練習を増やすと
馬にも負担がかかるというのが中々辛いですね。
勉強の時は、ただ必死にやるしか方法を知らなかった八軒君。
さらっと気を利かせてくれ掃除当番を代わってくれている別府君も良い人ですし、
それをきっかけにフォローし合うことに
気が付くのも良い展開。
学園祭で出し物に輓馬をやる為に、
馬術部では無い友達や先生達も手伝って
コースを作ってくれます。
「大人だって楽しい事は大好きなんだぜ」
って、本当にそうです。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ肉になって豚丼が返ってきます。
豚丼を食べるとき、みんなが
「八軒、いただきます!」と手を合わせていうところも
1コマですが良いシーンです。
一人でベーコンに加工して
答えは出ないものの、少しスッキリしたという八軒君。
燻製にするときの煙を見て、駒場くんが
「葬式みたいだな」と言うのが印象的です。
出来上がったベーコンの味見がまたプチパーティになっていくのが良いですね。
答えは出ないからこそ、また新しく来た子豚たちに
名前をつける八軒君。
生き物を食うってこんなもんだよね、で終わりたくない。
それに感化されて、吉野さんもそこから発展して
ホエー豚の研究をやりたいと発言します。
先生やトモダチとの関係がすごく良いです。
校長先生が、生きるための逃げはあり、
と言ってくれるのも良いですし、
そこで安心するわけではなく
逃げられないやつはどうしたらいいのか、
と考えてしまうのが八軒君らしいところです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ家畜とペットの違いについて、愛情の有無かと悩む八軒君に、御影のおじいちゃんが
「愛情はあるけどおいしく育てよって注ぐ愛情」
と答えるのが
なるほどなぁと思いました。
自分には夢がないけど、夢がある人の夢がかなわないのが嫌
と言う八軒君。
お兄さんの慎吾さんが登場します。
いい大学に入れと言われたから東大に入った、
あとは好きなことをやる。嫌がらせで辞めたというお兄さん
彼は彼で弟とは違う形ながらも
お父さんとうまくいかず抑圧されていろんな影響を
受けているのだなと思いました。
二野ちゃんと三空ちゃんがトウキビを持ってくるところが
すごく可愛いです。
美味しいものが手に入ったらみんなで楽しく食べる習慣、
言ってしまえば娯楽がそれしかないからとも言えるのですが
すごく良い習慣だと思うのです。
なんでも鮮度は大事ですし。
味覚が良いというのを稲田先輩やおじいちゃんに言われて、
「君らが子供の頃から親がちゃんとしたもの
食べさせてくれてたんだべ」
という言葉もすごく大事。
ひいおばあちゃんが人間だからたまには失敗する、
命が関わっているときは失敗したらいかんと
給料を受け取れと言ってくれるのも
言葉少なだからこそ重いです。
「馬鹿は碌でもないものに金を遣う。
賢い奴は自分の成長のために遣う。
金の遣い方で男の価値はわかるものさ。」
というのも名言です。
一回失敗しただけで恫喝されるようなお父さんだったからこそ、
御影のお母さんが一回失敗した位で、と言ってくれるのが
新鮮だし優しいとも思いますよね。
与えられた作業をクリアするので精一杯で
まだ目標が見つけられない八軒君。
自分に合った馬に乗るのは楽だけど
馬の個性に合わせるのも面白い というのも
しんどそうだけど納得のいく言葉です。
生き物を食べるという行為について、
ベジタリアンというワードも出てきますが
肉が美味しい、というのがすごく正直な言葉です。
わかったフリしてスルーしないで真面目に受け止める八軒君と、
それに対して周りも真面目に返している。
稲田先輩の見立てどおり、そこがとても良いです。
価値観が凝り固まっている群れに異物が混ざることで
ディスカッションが起こる。
価値観の違う物が混ざれば群れは進化する。
富士先生もすごく好きな先生です。
実際、吉野も今まで当たり前過ぎて
深く考えたことがなかった、
きちんと捉え直すのも大事だと言っていて、
この子も凄く良い子なんですよね。
そして、八軒君のバイト代の使いみちが決まります。
安易に豚を飼う、ではなくて、肉になった豚を買う。
見送るとき業者の人に頭を下げる八軒君と、
それに大人たちが「うん、うん。」とちゃんと
応えてくれるのが良いです。
先生たちもみんな自由で熱意があって、
アミノ酸の話から次の授業の先生も入ってきて
みんなでわいわい議論が始まるところ、好きです。
そして屠畜場の映像を授業で見るときに、
強制ではないとしてくれるのも良いです。
それでも行く八軒君、相川君も偉いです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレピザを作ることになる八軒君。
押し付けられたようなものですが、
一生懸命調べてなんとかしようとしますし
周りも助けてくれます。
損なのは実際は辛いと思いますが、
いい人の所にはいい人が集まる、というのは
見ていて安心できます。
稲田先輩は凄く好きです。
名前をつけることを否定するわけでもなく
小麦やベーコンも協力してくれますし
客観的に冷静に話してくれて頼れる先輩です。
美味しいものを食べたら笑ってしまう感じ
すごくよくわかります。
点数にもならないことに何日も費やした、と言いつつも
みんなの笑顔を見えて笑顔になる八軒君。
凄く良いです。
御影の家に泊まり込みでバイトをすることになりますが
田舎の”隣の家”の距離感を誤り迷子になる八軒。
仕事もしてないし怒られる、が先に立つ彼に
駒場やみんながまず心配しているというのが良いですが
八軒君の育ってきた環境を思うとかなり共感してしまうエピソードです。
駒場牧場の状態を目の当たりにして、
休みなく働いているのに稼ぎが少ないのは
おかしいと感じる八軒君。
報われないものに敏感になっているのだろうと思います。
鹿の解体をしろと言われたとき、
おじいちゃんが「君の人生は教科書に全部書いてあんのかい?」と言いますが
結構キツイ言葉です。
私だったらイラッとしてしまいそう。
嫌なら無理するなという駒場君もやっぱり良い人です。
結局手を合わせてから解体に挑む八軒君、かなり偉い。
内蔵などを捨てる話で、熊がよく出ることや
害獣と言いつつ持ちつ持たれつで簡単に割り切れない
という話がさらっと入れてあるのが良いです。
自然と生きるということがどういうことか。
熊出没のニュースが身近かどうかで、このあたりの受け止め方が変わってきそうです。
スーパーが娯楽で
100kmだから車で1時間くらい、というのも
北海道あるあるですよね。
タマちゃんの、農業は慈善事業ではない
という言葉、本当にそのとおりで。
経済動物だと突き放すけれど経営者の情で
運営方法は変わる。
答えは一つじゃなくていいんだ、と思う八軒君。
勉強にこだわってきた彼にとって、
凄く大きな気付きだったんだろうなと思うのです。
そしてまた、タマちゃんがしっかりしていることについて
ご両親は「もっとフラフラしてもいいのに」
と思っているところも、新鮮だったのではないでしょうか。