とにかく橙子さんが美人やらかっこいいやら可愛いやら。
もちろんこれまでも十分美人でかっこよかった(そしてヒドい人だったw)のだけど、この巻においてついに眼鏡でスイッチ。物腰柔らかで優しげモードが解禁されました。
…これがもうとんでもなく萌える。そりゃもうこれまで式一人勝ちだった私の萌えレースに強力過
...続きを読むぎるライバル出現、ってなもんで。
裏を返せば属性の過積載ではあるのですけれども。
物腰柔らかなくせに毒舌、物言いに遠慮はなし。更にナイスバディ(正直、胸の曲線については恐ろしくそそられるものがあります)の上に白衣まで羽織ってしまう。そして、眼鏡。やり過ぎ感バリバリですw
しかも。
人並みの優しさとか義理がないと嘯くくせに、黒桐と式には振り回される(たびたび見られる「汗」が可愛らしいやら可哀想やらw)。自分のスタイルじゃない役を渋々引き受けながらも二人に関わってしまうツンデレ気質。萌えざるをえないじゃないか。
これは本当に漫画としての姿を得たからこその感動であり、小説の段階ではここまで萌える事はありませんでした。ホントにコミカライズされてよかったなぁ(アニメ見てない)。
…で。そんな萌え萌えな橙子さんがひどい事になっちゃう「矛盾螺旋」がそのうち漫画になるわけですから…恐ろしいやら楽しみやら(外道
と、ここまで橙子さんの萌えっぷりについて語るばかりですが、「伽藍の堂」の印象的なシーンも見事にビジュアライズされてます。
…とはいえ、そもそも解釈しづらい観念の説明が多くなっているので、他のエピソードに比べると地味というか分かり難い印象があります(特に式の生死について)。
限られたページ数で全ての要素を説明しきるのはそれこそ困難な事なので、これはこれでいいと思うのですが。
何だかんだで目覚める式とそれを見つめる黒桐のやり取り、この空気感がやっぱり好きです。