奈須きのこのレビュー一覧

  • 月の珊瑚(1)

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    雑誌"最前線"に連載されている佐々木少年の"月の珊瑚"の第1巻。TYPE-MOONの奈須きのこが書いた短編SF小説を、"月姫"の佐々木少年がコミカライズと聞いてテンションが上がりました。今回のコラボレーションも素晴らしいです。物語の内容がふんわりしているので絵になった時にどうなるかと思いましたが、この作品の持つ独特の雰囲気や空気感が非常に上手く描かれています。決して万人向けの作品ではないですが、型月好きな人たちなら楽しめると思います。いつ出るか分かりませんが、2巻も楽しみです。

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    2014年10月19日
  • 空の境界(下)

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    ネタバレ

    鮮花が活躍する忘却録音。謎が解ける殺人考察(後)。
    幹也は最後まで普通であることを選び、式は幹人のところに戻る。最後に両儀式が登場し、空の境界は完結する。

    難解な会話には付いて行けなかったが、読み流せば物語には付いて行ける。おどろおどろしい部分もある異世界と、妙にプラトニックで純粋な二人のミスマッチが心地よくて吸い込まれるように読み切った。

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    2014年09月21日
  • 空の境界(中)

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    アニメと違うところが多々あって、面白かった。
    矛盾螺旋の最後のシーン。式が言った「なんだ、あの根性なし」が誰に向けられた言葉か分かったり…
    両儀式が出てきたり…
    アニメの中では、一番気に入ってる矛盾螺旋。楽しかったです。

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    2014年02月17日
  • 空の境界(上)

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    俯瞰風景
    殺人考察・前
    痛覚残留
    アニメ見てからの原作読もう!でしたので、二度おいしかったです。
    綾辻行人氏も言っているが、何せカッコイイ!小説です。
    ・死が視える眼を持つヒロイン
    ・(私的には)イかれてる(と思う)詩人みたいな名前の友人?
    ・人形師で魔術師の社長?
    ・飛び降り連続自殺(飛/浮/墜)
    ・無差別殺人事件(サイコパスじみた)
    ・無痛症と超能力(2個のチャンネル)
    書き出すと、安っぽくなりますが、面白いです。題材もオカルトじみてて、好き嫌いは別れるかもしれませんが、面白いです。
    ハッとして、おぉーとなる。
    人間の意識、痛み、境界って何?みたいな(曖昧すぎますが)一度は考えたことがある

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    2014年02月11日
  • 空の境界(上)

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    購入済み

    肉体と精神の淡々とした描写が面白い

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    2013年12月26日
  • 空の境界(下)

    Posted by 読むコレ

    購入済み

    入れ物にも「格」がある。なんとなく納得させられる。

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    2014年01月08日
  • 空の境界(中)

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    映像を見たあと、矛盾螺旋読みたさに購入。
    映像だけだと、誰に対してどんな思いで言った言葉なのか曖昧なところがあったので、原作者の意図をくむ意味でも読んでよかった。
    映像から入ると???となる作品だったので(視点の入れ替わり?に気付かなかった)、文章の映像化としては上手かったのではないだろうか。

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    2013年11月09日
  • 空の境界(中)

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    あの夜から二年。眠りから目を覚ました式はあらゆるものの死を見ることが出来る直視の魔眼を手に入れていた。嫌だそんなもの見たくないのにー新たに始まり、続いていく両儀式の物語。
    ある夜、式は家族を殺したという少年に出会う。式は彼と共に殺害現場に訪れる。しかしそこには死んだはずの家族が生きていた。一方依頼を受けた黒桐と橙子はある場所にたどり着く。交わる二つの出来事、すべては式を手に入れるために仕組まれた罠だった。根源の渦を目指す荒耶宗蓮を式は打ち破ることが出来るのか。

    式の眼のことや根源、魔術師についての説明があり疑問が解決された巻だった。橙子さんの体や魔術師の対決、式と宗蓮のやりとりなど戦闘シーン

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    2012年09月06日
  • 空の境界(下)

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    四年前を思わせる通り魔による殺人が再び街を震わせる。着物姿の犯人像が浮かび上がる中、式は失踪していた。四年前、織だった時の記憶のない式は街を脅かす殺人鬼をつきとめようとしていたのだ。一方、式が犯人ではないと信じる幹也は街に出廻る薬物からとある人物に行きつき、式もまた辿りついていたが――

    ↑のあらすじには書きませなんだが前半の忘却録音も記憶と記録の考え方とか結構面白かった。でも私は近親相姦が地雷なので鮮花はあんまり好きではない。
    やっぱり上・中・下っていうのはエンジンかかるまでが遅くてどうしてものろのろ読みになってしまうし死ぬだの殺すだのそういう物騒なの嫌いなのもあってさらにのろかったんだけど

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    2012年08月23日
  • 空の境界(中)

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    「根源の渦」を目指す孤高の魔術師・荒耶宗蓮。彼が作りだした太極の結界に、根源に繋がる存在である式は捕えられてしまう。この事態を打ち破ることは出来るのか…?

    やっとこさ面白くなってきた感じです。遅いかな? 橙子さんの語る抑止力の考え方が非常に興味深かったです。ユングが言うところの集合的無意識なんだろうけど。あと、ややネタバレになるけど長年アラヤ識について何なんだろうと思っていたら思わぬところで知識を得ました。
    面白いと思いつつも結構難解でした。というかちゃんとわかってない私。橙子さんかっこよかった……! 絶対この橙子さん人形だろうなって思ってたらホントにそうだったw いや本物か人形かわかんない

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    2012年08月16日
  • 空の境界(上)

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    ネタバレ

    2,3回読んで理解できるような、ちょっとむずかしめの内容でした。

    シビアというか、いつも読んでいるジャンルとはちょっと違った雰囲気でとても新鮮でした。

    式の戦闘シーンがとってもかっこいい。

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    2012年08月07日
  • 空の境界(上)

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    二年間の昏睡から目覚めた両儀式と彼女の友人である黒桐幹也。彼女と彼には、どのような因縁があるのか。頻発する少女の飛び降り自殺、二年前の猟奇殺人事件、超能力による少年殺人。日常と非日常の境界が溶けた世界で、式は刃を振るう――

    先日のTYPE-MOONフェスに行って他の作品にももっと触れたいし、前から読みたかったらっきょに手をつけるかーちゅうことで。読書出来る時間がなかなか取れないので全然進まない上に内容もまだまだ上巻だし、時系列は前後するわ何やらで結構わからないところが多いです。内容も殺すだの殺さないのだの血だのなんだのあまり私的に好ましくないお話。でもきのこの文章はわりあい読みやすい気がしま

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    2012年08月02日
  • 空の境界(中)

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    落ちが読めてしまった上、細部はともかくとして大筋はそれ通りになってしまったから、読むときのワクワク感に少し欠けました。
    マンションの構造とか、いろいろとツッコミどころも多かったように感じます。
    おもしろいだけにその辺が残念。

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    2012年03月02日
  • 空の境界 the Garden of sinners(1)

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    よいコミカライズですね.ニヤニヤ.
    時系列がわかりにくい中で前後関係をカレンダーに刺したナイフでしっかり明示しているところとか,中盤を端折っても巫条霧絵の病室にはしっかりページ割いて説明台詞も上手く入れ込んでるとことか,マンガへの落とし込み方がよいですのぉ.
    ただ,原作は一章の最後の台詞で式の性別が判明する叙述っぽさが良いのに,マンガだと最初からバレバレなんだよなぁ.講談社版だと帯の時点でバレてたし,そこを重要視する人間,少ないのか?

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    2011年11月14日
  • 空の境界 the Garden of sinners(1)

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    本当に新人なのかという安定っぷり。式のシャープさはもっとあってもいいように思うし、黒桐ももう少し影の濃いキャラな気がするんだけど、ある意味天然な二人を、こういう視線でも描けるのね、とも思う。全体にあの饒舌な感じをよく表現してる。地の文の入れ方、独白の処理がいいのかな。あと式の色っぽさはアニメ以上かと。買って損無し。

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    2011年11月14日
  • 空の境界(下)

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    殺人考察(後)。式がユメを手に入れることができて本当に良かった。自分の2つの人格を受け入れて生きること、幹也と一緒にいたいと思うこと、様々な事件を通して確実にそれらを自覚できるようになった。これまで、式は幹也といることを欲しながらもあきらめていたので、ラストの全てが終わり帰路に着く二人の会話には心が温かくなりました。式の素直になるところなんかかわいくて本当に幸せそうです。締めの「これで私の物語はおしまいだ」の一文はとてもお気に入りです、なんか式らしいなと思って。

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    2011年10月22日
  • 空の境界(中)

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    アニメ一度見ただけだったので、誤解している部分も多く今回熟読して大体の把握ができました。特に三人の魔術師の絡み、抑止力などは活字を追わないと理解が難しかったです。二人目の橙子が本物で一人目は人形と思ってましたしw
    この作品は映像も素晴らしいですが、ストーリーも秀逸なので合わせてようやく本当に楽しめるという気がします。そして取りあえず、下巻まで見てアニメをもう一度見よう!その時私は初めてこの作品の神髄に触れることができるのだ、と廚二病を発症させる始末です。

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    2011年10月18日
  • 空の境界(中)

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    ずいぶん前に読んだので記憶は定かじゃないですけども・・・とりあえず上巻と合わせてボロボロになるまで読んだ記憶がありますね。なぜならば難しくてよく分からなかったからですね。でも意味が分かると面白い。この本を買った当時下巻が出ていなかったのでノベルスの方の下巻に手を出しかけて我慢して下巻を買いました。懐かしいです。

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    2011年05月19日
  • 空の境界(下)

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    最終巻まで読んだがかなり好みが分かれると思いますね。私は好きだったけども・・・。まあ文章じたいの癖は強いように感じます。この癖が大丈夫な人は他の奈須センセの小説読んでみてもいいかも知れませんね。

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    2011年05月19日
  • 空の境界(下)

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     上・中に引き続き購入。
     ここまでくればこの「空の境界」の世界に引き込まれているのでは?

     とりあえず見せ場は後半の「殺人考察(後)」。
     物語の完結編となる話ですが、最後の主人公の言葉はぐっとくるものがありました。
     前半の「忘却録音」は一種の謎解きのような形で、これは少々個人的に退屈な話でした。
     奈須きのこワールドを展開させているわけですが、その作りこまれた設定だからこそ説明が長い。
     少々説明じみた話になっているので、何度か眠りかけてしまったことも・・・。

     こちらも恒例の如く映画版がありますが、やはり原作を一読。
     文字ならではの表現の仕方があるものなんだな、と思わされる作品で

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    2010年12月29日