奈須きのこのレビュー一覧

  • 空の境界(上)
    二年間の昏睡から目覚めた両儀式と彼女の友人である黒桐幹也。彼女と彼には、どのような因縁があるのか。頻発する少女の飛び降り自殺、二年前の猟奇殺人事件、超能力による少年殺人。日常と非日常の境界が溶けた世界で、式は刃を振るう――

    先日のTYPE-MOONフェスに行って他の作品にももっと触れたいし、前から...続きを読む
  • 空の境界(中)
    落ちが読めてしまった上、細部はともかくとして大筋はそれ通りになってしまったから、読むときのワクワク感に少し欠けました。
    マンションの構造とか、いろいろとツッコミどころも多かったように感じます。
    おもしろいだけにその辺が残念。
  • 空の境界 the Garden of sinners(1)
    よいコミカライズですね.ニヤニヤ.
    時系列がわかりにくい中で前後関係をカレンダーに刺したナイフでしっかり明示しているところとか,中盤を端折っても巫条霧絵の病室にはしっかりページ割いて説明台詞も上手く入れ込んでるとことか,マンガへの落とし込み方がよいですのぉ.
    ただ,原作は一章の最後の台詞で式の性別が...続きを読む
  • 空の境界 the Garden of sinners(1)
    本当に新人なのかという安定っぷり。式のシャープさはもっとあってもいいように思うし、黒桐ももう少し影の濃いキャラな気がするんだけど、ある意味天然な二人を、こういう視線でも描けるのね、とも思う。全体にあの饒舌な感じをよく表現してる。地の文の入れ方、独白の処理がいいのかな。あと式の色っぽさはアニメ以上かと...続きを読む
  • 空の境界(上)
    簡単なことも難しいことも、わざわざ難しい表現を使って書いている感があって少し読みにくのは否めない。
    しかし、厨二心くすぐるカッコイイ表現がどんどん出てくるので読んでて楽しかったです。
    内容もちょっとややこしいので、考えながら読まないといけない場面もちらほら…
    それでも総合的には面白い!
  • 空の境界(下)
    殺人考察(後)。式がユメを手に入れることができて本当に良かった。自分の2つの人格を受け入れて生きること、幹也と一緒にいたいと思うこと、様々な事件を通して確実にそれらを自覚できるようになった。これまで、式は幹也といることを欲しながらもあきらめていたので、ラストの全てが終わり帰路に着く二人の会話には心が...続きを読む
  • 空の境界(中)
    アニメ一度見ただけだったので、誤解している部分も多く今回熟読して大体の把握ができました。特に三人の魔術師の絡み、抑止力などは活字を追わないと理解が難しかったです。二人目の橙子が本物で一人目は人形と思ってましたしw
    この作品は映像も素晴らしいですが、ストーリーも秀逸なので合わせてようやく本当に楽しめる...続きを読む
  • 空の境界(上)
    アニメは映像、音楽ともに秀逸で神だと思う作品のひとつ。たまたま文庫本が目について購読しました。小説も解説で綾辻氏が言われる通りいちいちかっこ良く書かれているにもかかわらず嫌みな感じがしない。アニメで一番好きだった話「痛覚残留」もとても良かった。陰鬱とした世界と藤乃の痛みに対する思いの描写がうまく溶け...続きを読む
  • 空の境界(中)
    ずいぶん前に読んだので記憶は定かじゃないですけども・・・とりあえず上巻と合わせてボロボロになるまで読んだ記憶がありますね。なぜならば難しくてよく分からなかったからですね。でも意味が分かると面白い。この本を買った当時下巻が出ていなかったのでノベルスの方の下巻に手を出しかけて我慢して下巻を買いました。懐...続きを読む
  • 空の境界(下)
    最終巻まで読んだがかなり好みが分かれると思いますね。私は好きだったけども・・・。まあ文章じたいの癖は強いように感じます。この癖が大丈夫な人は他の奈須センセの小説読んでみてもいいかも知れませんね。
  • 空の境界(下)
     上・中に引き続き購入。
     ここまでくればこの「空の境界」の世界に引き込まれているのでは?

     とりあえず見せ場は後半の「殺人考察(後)」。
     物語の完結編となる話ですが、最後の主人公の言葉はぐっとくるものがありました。
     前半の「忘却録音」は一種の謎解きのような形で、これは少々個人的に退屈な話でし...続きを読む
  • 空の境界(下)
    アニメを先に見たため、最後の部分は必要だったのかな?とちょっと思ってしまった。
    とはいえその終章も映像化するとのことなので機会があれば見てみたい。
  • 空の境界(中)
    だんだんと色々な事が紐解かれてきた。
    それにしても、橙子さんはもうどうなってるのかわからないくらいの強者すぎる。

    ラスト1巻。
    どうやって物語が収束するのか、気になる。
  • MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア(2)

    ようやく…

    ようやく色々と繋がった気はする?
    分かったような、分からないような…

    とりあえず、ネコアルクが出る度に頭ん中がこんがらがる。
  • 空の境界(上)
    19歳の黒桐幹也(こくとう・みきや)は、魔術師の蒼崎橙子(あおざき・とうこ)の事務所で働いています。彼は、2年前に交通事故に遭って以来、記憶をうしなった両儀式(りょうぎ・しき)という少女のことを気にかけており、彼女が昏睡状態にあったときにも彼女のもとをくり返し訪れていました。式の心には、「識」と呼ば...続きを読む
  • 空の境界(下)
    シリーズ本編は本巻で締めくくりとなります。

    前半は、幹也の妹の黒桐鮮花(こくとう・あざか)が通う礼園女学院で起こった事件を解き明かすため、鮮花と転校生に扮した式の二人が学園内で調査をおこないます。後半は、式が幹也たちのもとから姿を消すとともに、町で殺人鬼による事件が次々と起こり、幹也が式のゆくえを...続きを読む
  • 空の境界(中)
    中間では、橙子とおなじく魔術を身につけた荒耶宗蓮(あらや・そうれん)やコルネリウス・アルバなどが登場し、橙子と魔術を駆使した戦闘が繰り広げられます。

    著者は、影響を受けた作家に菊地秀行、笠井潔などの伝奇小説作家とともに、新本格ミステリの旗手である綾辻行人の名前をあげていますが、本巻にはミステリふう...続きを読む
  • 空の境界(中)
    劇場アニメを観た後だと補完される部分もあり、想像しやすい部分もある。確かに理解しづらい文章だが、それを上回る語感の美しさが目を惹く。
  • 空の境界(下)
    「忘却録音」だんだん抽象的で訳が分からなくなってきて、そして意味がない感じなのがいいぞ。
    そして黒桐くん情報収集能力が半端ない。

    最後まで式が織とのせめぎ合いで、人殺しなのか殺せないのか衝動に突き動かされていたけれど、いい感じで終わって良かった。アニメも観ようかなと思った。
  • 空の境界(中)
    「直死の魔眼」「痛んだ赤色」なんて中二心をくすぐる言葉。
    存在も言葉も現象も、ややリズムが悪いけれど格好よい。螺旋マンションはどんな構造なのかわからんかった。小さな金属片。
    藤乃や巫生に比べて、多重人格なんて大したことないじゃんと思っていたけど、「空の身体」「存在の破壊者」対魔術に最強説。何が起きて...続きを読む