奈須きのこのレビュー一覧

  • 空の境界(中)
     (上)に引き続き購入。
     こちらは2本しか話がありませんが、一つは上・下でわかれる長編。
     その前にある話は前座のようなものです。

     まず、この「空の境界」の上・中・下の中で一番お気に入りの一冊。
     3度ぐらいは読み直しましたが、なお味があっていい作品です。
     奈須きのこ節炸裂、というべきなのか...続きを読む
  • 空の境界(下)
    全ての伏線が回収されて終わります。
    この作品は元々視点がわかりにくく書かれていたりするので、よく考えないと内容が理解できないです。

    ただ、個人的には終わり方があまり好きではない感じでしたね。
    今までの戒めを破ってなお、会ういう結末になるというのは…
  • 空の境界(中)
    この中では矛盾螺旋がかなり心に来る内容でした。
    結局本物になりきれない、手に入らないものを欲しがるから苦しむ姿など共感できる部分もあり深い作品だと思います。
  • 空の境界(中)
    自分的には「矛盾螺旋」が一番好き。巴が可愛くて切なくてたまらない。この人の作品はいつも誰も悪くなんてなかったのに理不尽な不幸に見舞われてしまう少年が出てきて、しかもそれがツボのド真ん中を打ち抜いてくるからタチがわるいと思う。
  • 空の境界(下)
    いわずと知れた小説版!

    奈須さんらしい文章で
    キノコワールドへと一気に引き込められますw

    型月作品はオススメ!
  • 空の境界(下)
    とても切なくもあり温かくもある。最後の方は読んでて鳥肌たった。この作品に出会えて幸せです。
    6/忘却録音 Kurogiri Satuki
    境界式
    7/殺人考察(後) Sirazumi Rio
    空の境界
  • 空の境界(中)
    橙子さんがかっこ良すぎる、もちろん式も。臙条巴が可哀想すぎる。荒耶との手に汗握るバトルがかっこいい。
    4/伽藍の洞「 」
    境界式
    5/矛盾螺旋 Enjoh Tomoe
  • 空の境界(中)
    さすがに中巻まで行くと、この本の世界観が分かっていきそれになれていくのがわかりました。ただ分厚くて疲れます。
  • 空の境界(中)
    Fateシリーズでお馴染み、奈須きのこ先生初期の作品。
    どこかで臙条巴が衛宮士郎のアーキタイプって聞いたことあるけど、本当だね。
    物語終盤から一気に好きになった。
  • 空の境界 the Garden of sinners(12)
    ミステリの如く橘佳織の死因に迫っていく鮮花。少ない手掛かりから根気強く真相に迫っていく彼女の姿には有能さを感じさせるね
    ただし、見える範囲の証拠から想像を膨らませる彼女には手が届かない領域が有るようで
    それが1年4組で行われていた非道と橘佳織が死を選んだ理由だね

    鮮花に対し幹也が提示するのは葉山英...続きを読む
  • 空の境界 the Garden of sinners(11)
    『空の境界』特有の空気感は漂いつつも、別種の空気感も纏いつつ展開される閉鎖的な学園での妖精たちによる秘め事
    本物の妖精の悪戯は度が過ぎた被害を齎してしまうがそれでも悪戯は悪戯。意思の方向性は持たない。けれど人間が妖精を使って悪戯を為すなら、度が過ぎた被害に加えて悪意が混じってくる
    心を病むくらいに追...続きを読む
  • 月の珊瑚(1)

    物語調の昔話

    絵がとても綺麗ですね。地球の話ですが「本当に地球なの?」と思う程綺麗な描かれ方をしています。
    また、物語調で語られる昔話はどこまでがホントでどこまでが嘘か…謎を次巻に残す感じが良いですね。
  • 月の珊瑚(2)

    不思議な恋愛話

    不思議な恋愛話。月の姫(名前不詳)が健気で可愛いですよね。恋する2人はどちらも凄い不器用。お互い意志を伝え合う事が出来ないのに不思議と好き合う。なんだかそれが妙にリアルですよね。
  • 空の境界(上)
    なんだろう。良い中二病というか、不思議な感覚がする本。2001年、確かに彼の本は書店に並んでいたような記憶がある。ただ、当時は何か青臭い気がして読めなかった。今となっては形月の影響ですごく神格化されているけど、ちゃんと読むとあのとき流行った理由も頷けるというか。なんか、オカルトっぽいものの下地があっ...続きを読む
  • 空の境界(上)
    10年くらい前にアニメを見て、人物達の会話が難解で何を言ってるのかさっぱりわからん状態でした。どんな話だったかもろくに覚えていない。とにかく絵が綺麗でアクションもかっこよくて夜、街の描写が鮮烈でスタイリッシュだったという印象が残っていた。今回初めて小説を読んでみてアニメの演出は素晴らしくきっと最適解...続きを読む
  • 空の境界 the Garden of sinners(10)
    第六章「忘却録音」編スタートの巻
    この章は他の章と違って凄惨さは控えめな代わりに鮮花と式がお嬢様学校を舞台に探偵ごっこをやるものだから、それはそれで良さが有ったりする

    この章でキーワードとなるのは『記憶』
    忘れた記憶を届けられる善意か悪意か判然としない事件。そこに絡みつく記憶の忘却
    それを調査する...続きを読む
  • 空の境界(下)
    再読。久しぶりに読んだわりにだいぶ内容は覚えていた。前に読んだ時はノベルス版だったので今回は文庫版で。伝奇小説だとか色々と呼ばれたり書かれたりしているけれど、結局のところ根幹にあるのは愛だとか恋だとかそういうものなんじゃないかな。式は回り道をしまくってようやくそれに到達できたんだと思う。
  • 空の境界(下)
    哲学的な部分は難しかったが、物語そのものに読んでくうちにいつのまにか吸い込まれていってた。
    FGOで奈須きのこを知ったが、改めて彼の凄さを身に染みて感じた。
  • 空の境界(下)
    この作品を完全に理解、いや8割理解するにしても一回読んだだけでは足りないと思った。アニメ(式と幹也の関係に焦点を当てたテレビの編集版だけど)を観て、よくわからないという思いをずっと燻らせ続けて数年、小説を読めばもっとすっきりするのではと読んでみたが、物語の核心を突くことができないというか、本質的なと...続きを読む
  • 空の境界(上)
    アニメより原作の方が好きかもしれない。アニメは再放送の編集版だったからかもしれないけど。浅上藤乃の生い立ち、こんな言葉で片付けきれないけど、悲しすぎる。