青野慶久のレビュー一覧
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購入済み
わかりやすい説明書
サイボウズ社の成り立ちからの詳細を青野社長視点より記された一冊です。
なぜサイボウズ社は離職率を6分の1にできたのか、その取り組みとはなにか、取り組むにあたって起案からどんな思いと考えを持っていたのかが全て記されています。
組織に属する方が是非読んでほしい1冊です。
また組織を運営する方は何をしたらいいのか書いているので改革の説明書になることは間違いありません。
チームの一人一人が幸せを感じ、役割を全うし、新たな価値を生み出すからこそチームは進化していき、社会はより豊かになる。まさに現代社会の進む先、行き着く先を明示しているように感じました。
読んでいる間はずっとわくわくします。
オススメの1冊です。 -
Posted by ブクログ
100人いれば100通りの働き方を公式に宣言し、実践している会社の社長さんの本。
一人一人の幸せを考えるというよりも、一人一人生き抜いていくためには交渉する力が必要で、その力をつけることが楽しく生きることだと。
また、働き方の交渉をする限りは自分で折り合いをつけて決断した選択だという「覚悟」が非常に大切だと言われている。
だれかに決められた働き方をしていると感じれば、結局不満がでてきたら他人のせいにする。でも数ある選択肢の中から相手と交渉して自分自身で決めたことなら責任をもつ。
そういう風な交渉をすることこそ、大切だと言われている。
働くときに人と働くことが多いから、不満がでてくるのはつきもの。
でも、それぞれの人に覚悟を持ってもらうことが重要なことだと気づけた一冊になった。 -
Posted by ブクログ
青野さんの本というのと、表紙が絆創膏っぽい、
少し面白いデザインだったので読んでみました。
働くのが楽しくない、モチベーションが上がらない、
というそもそもの理由を突き詰めるにあたって、
まずは会社ってどんなところか?というところから
入って問題提起、今後について書いてあります。
参考になることや勉強になることが多かったし、
なるほど~と納得感のある内容も多かった。
【勉強になったこと】
・「カイシャ」のために働くとは正しくなくて、
正しい表現は「カイシャの代表」のために働く。
つまり就職・転職で会社を選ぶときは、
代表がどんな人なのか、共感できる人なのか、
をしっかり見極めて入らないと、
イケてない代表のために働くという事態となる。
要は会社名で選んではいけないということ。
・組織にとって最も必要な概念は、企業理念。
企業理念がしっかりしていないと、
なんのために働くのかが分からなくなる。
・人に「頼む」ことが出来る人は、
そもそも自分が何が出来て何をすべきかが
しっかり理解出来ている。
そのうえで、誰に頼むのが適任かを把握する
スキルを持っている。
・今いる「カイシャ」に違和感を感じたら、
以下の3つのどこに軸足を置くのかをしっかり考えること。
①カイシャに身をゆだねる
②自分の夢に合ったカイシャに移る
③自分でカイシャを作る
・実はスキルのコモディティ化も進んでいる。
色んなスキルを組み合わせて自分にしかない
スキルを見出さないと、その他一般と同じ扱い
となってしまう。
・給料の金額は市場性を意識して決めるべき。
・今はチャレンジして失敗することを恐れない、
否定しないカイシャしか生き残れない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ★メモ
利益よりも、どこにお金を配分しているのかが大切。
どちらかと言うと利益よりも従業員の給与や報酬が大切で、利益はあくまでカス。その方が少なくとも働くヒトは幸せ。
サイボウズでも利益を出さないようにしている。法人税を払っていることに喜んではいけないのではないか。むしろ、会社の利益は自分たちの理念を実現するために、徹底的に自分たちで責任をもって使っていく。
会社や代表のビジョンと、従業員ひとりひとりのビジョンを重ね合わせる。その確認作業を怠らない。
やりたいは変化する、やれるは拡大して大きくはる、やるべきは期待に答えること。
やるべきの難しいところは選択を迫られること。そのときには自分でしっかりと意思決定をして、結果がどうであれ自分で責任をとること。それをサイボウズでは「覚悟」と呼んでいる。
すごい採用とすごくない採用。
すごくない採用は優秀な人を雇うこと。これは誰でもできるし、ある意味でリスクが小さい。
すごい雇用とは他の会社では採用されない人や、制限が多い人や、採用するのに勇気がいる人を採用すること。
フラスコ理論。フラスコの中に多様な人材をいれて、振ってみると、化学反応がおこって面白いアイデアがでてくる。フラスコの口が狭まっているのは、会社にはビジョンがあるからであり、その制限こそがチームで実行可能なアイデアを引き出す。フラスコの口は明確なビジョンです。この狭い出口に向かって、全神経を集中させることで、エッジの効いた成果を出すことができる。
サイボウズでは、フラスコで化学反応が起こりやすくするための触媒として「公明正大」と「自立」がある。
サイボウズでは「みんな」という言葉を使ってはいけない。みんなと一括りにすると、多用な個性の存在を見落としがちなので。 書籍「嫌われる勇気」にも同じようなことが書かれている。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者は一部上場のグループウェア開発企業であるサイボウズの現社長。本のコンセプトはカバーに書いてある通り、北斗神拳のごとき達人仕事術より誰でもできる太極拳的仕事術を身に着けよう、ちょいデキの積み重ねが大事だ、という本。カバーと中身がこんなに一致する本には本当に久しぶりに出会った。
感想。単純に面白い。ご本人の体験の流れにもそって書いてあり、すぐに使えるコツが盛りだくさんだ。他の同種の本よりも年齢も近い方の本だし、実務者であることも影響しているのだと思う。3年目以降ぐらいの会社員は読むべきだ。
備忘録。
・大きな目標を立てていないか?もっと細かい目標を立てろ、その実現に頑張れ。⇒共感
・言いたいことを我慢してないか?礼儀正しく、誠実に、相手を尊重したうえで思ったことを言え。⇒なるほど。
・失敗とは現状の実力よりも高い目標を掲げた結果おこるもの。だから失敗は大事。⇒そのとおり!!
・誰とでも仲良くなろうとしてないか?⇒してるけど未だに悪いとは思わない。
・部下を自由に働かせていないか?任せる事とと好き勝手やらせることは違う。⇒その通りだ。
久しぶりのヒットだ。 -
Posted by ブクログ
あなたは、今の会社が楽しいですか?
という問いから始まる、サイボウズの代表の執筆した本
楽しく働きたいのなら、代表取締役の考えをよく知った方がいい
→代表のビジョンに共感できるなら、楽しく働けるチャンスがある
企業理念は、働く人一人ひとりにとってモチベーションの根源
会社の理念にワクワクできるか?→自身がワクワク働けるかどうかを決める要因の1つ
楽しく働ける会社を見極めるには、利益をきちんと分配してくれているかどうかをみたほうがいい
★自分が持っている夢を叶えられる場所かどうか⇨会社の代表が何をやりたがっていて、自分が何をやりたがっていて、そこに交点はあるのか、ということ
★モチベーションが高い状態とは、「やりたい」「やれる」「やるべき」が重なっている状態
★多様な個性を活かす会社では、「貢献」と「感謝」が大きな報酬となる
★会社が職場として提供できる楽しさとは、仲間と同じビジョンに向かう一体感、個性を活かした貢献、互いの感謝。活動が顧客の喜びを生むとともに、その先にある社会貢献への広がり。
★楽しく働き続ける人→「やりたい」ことを探求し、「やれる」ことを広げ、「やるべき」仕事に重ねていける人 -
Posted by ブクログ
チームのことだけ、考えた。――サイボウズはどのようにして「100人100通り」の働き方ができる会社になったか
著:青野 慶久
本書は、「サイボウズ」という会社について書かれたものである。サイボウズは、1997年に3人で創業された会社で、「グループウェア」という情報共有ソフトを開発している。中小企業から大企業まで業種を問わず広く利用されており、日本ではトップシェアである。
著者は、サイボウズというチームを通じて、その変化を引き起こしたいと考えている。チームワーク社会はこれから始まる。グループウェアはチームワーク社会のインフラとなる。これから社会に発生する無数のチームワークを支えていくことを改めて決意している。
構成は以下の6章から成る。
①多様化前のこと
②共通の理想を探す
③会社のインフラを作る
④多様性に対応した人事制度
⑤制度を活かす風土を作る
⑥多様化の成果
2015年に記された本書。多様性を当たり前に受け入れないといけない今の時代より10年近く前からしっかりと考えられるだけではなく、組織として運営されているその凄さにまず驚いた。
サイボウズという企業の多様性への対応についてきれいごとだけ書かれているような会社の宣伝本ではない。社長を含めた社員の方の奮闘記が記されている。
あらゆる制度の取り組みに対しては、光と闇も描かれており、そしてその闇への対処法や社長としての赤裸々な考え迄もが展開されている。
希望を満たす中での緩さへの対応であったり、権利と義務の関係性迄もが代表者の視点で企業の落とし込み迄が惜しげもなく実例と共に紹介されている。
読み物としても最高であり、多くの企業・組織がこれから対峙しなければいけない事象についていち早く経験しそれを公開している素晴らしさを感じる。