冨山和彦のレビュー一覧

  • 30代が覇権を握る! 日本経済

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    ■経済

    1.30代以下の働き盛りの世代の活力を甦らせるには、今の社会で多くを占める60代以上の世代の中でも多数派をなす団塊の世代が、自らの既得権を手放すしかない。具体的には、次のような改革を支持する必要がある。
    a.公的年金は、所得や資産がない人にだけ給付する。
    b.消費税率を上げ、社会保障体系の大改革を行い、集めた税金の給付先を若年層に転換する。
    c.定年制を廃止し、解雇規制を緩和し、企業が人を雇うときに躊躇しなようにさせる。

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    2012年09月08日
  • 会社は頭から腐る

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    ネタバレ

    冨山氏の著書は2冊目です。(1冊目は対談形式だったので実質1冊目か?)
    筆者の言いたいことは、エピローグの最後に詰まっていると思います。
    「経営において最終的に大事なものは、マネジメントする人の志です。経営の仕事は、社会や他人の人生に大きな影響を与えます。経営の単位が企業であれ、国家であれ、使命のために体を張る覚悟がなければ、引き受けるべきではありません。リーダーとは、そういう存在です。」<p222より>
    この部分が私の考えと同じです。単に夢や目標ではなく、『志』となっているあたりがミソですね。

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    2012年04月01日
  • 日本経済・今度こそオオカミはやってくる 負けないビジネスモデルを打ちたてよ

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    竹中平蔵と富山和彦の対談をまとめた内容で、日本経済について語られている。その中で官民の人材交流の観点から、「天下りの問題を議論する必要があるという」議論はなるほどねって思った。

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    2012年03月17日
  • プロフェッショナルコンサルティング

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    友人に勧められて読んだ一冊。
    コンサルタントとして活躍されているお二人による対談本。
    必ずしもコンサルタント向けというわけではなく、ビジネスパーソンにっとて役立つ内容だと思いました。
    論理的思考力は誰にでも必要なもの。出来て当然なものという印象を持ちました。その上で、感情にどう対応していくのかがKSFかと思います。
    若手コンサルタントに向けたアドバイス的なものもあるので役に立ちました。

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    2012年03月09日
  • プロフェッショナルコンサルティング

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    冨山さんの書籍はこれまで数冊読んでいたので特に目新しさは無かった。
    ただ、組織としての実行力を考えたとき、何をどこまで掘り下げるべきか、これまた当たり前だが「現場」ということ。
    弊社は「三現主義(現場・現場・現実)」を標榜しているが、その中にいながら、制度企画に携わる者として最近の仕事のすすめを猛省。

    (メモ)
    Strategy
    Organization
    Leadership
    Vision
    Execution うまいなあ・・。

    新日鉄・JT 人事制度Study

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    2011年12月03日
  • 「決断できないリーダー」が会社を潰す

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    好奇心のない人というのは、人を理解することに本質的に興味がないのです。
    人間的な不合理・不条理、あるいは、人のもっている情緒に流される、だらしない、情けない部分に対して愛着がもてないのです。そういうものが嫌いだし、自分は関わりたくない。

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    2011年11月28日
  • 会社は頭から腐る

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    経営論についての本です。

    各論よりも総論の部分が多く、経営者とかマネジメントの仕事してる人にとってはすんなり入ってくる感じがします。


    自分的には一度読んだだけでは理解ができなかったです。しばらくしたら、もう一度読みたい本でした。

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    2011年10月14日
  • 「決断できないリーダー」が会社を潰す

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    会社の経営とはどのようなものか、どのような能力を必要とするのかを書いた本。
    書いた人はエリートコース(東大、司法試験合格)であるが、なかなか面白い経歴の人である。
    また、産業再生機構にも携わっていたため、どのような企業は落ちて行くのか、廃れていくのかが説明されている。
    なかなか面白い内容だったが、著者が優秀(エリート)過ぎて話についていけない人もいるのでは?と思ってしまう内容だった。

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    2011年09月25日