藤井誠二のレビュー一覧

  • 少年が人を殺した街を歩く

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    今後、少年法は激しく揺れ動く時代になるだろう。否、揺らさなくてはならない。そう言わざるを得ないのが悲しい。
    多感な歳頃に暴力がエスカレートする事は多々あるし、彼らはその償いの方法すら分かっていない。あるいは分かろうとしないのか。
    他者の人生を奪う事、その人の家族がぽっかり空いた空席を巡ってどうなってしまうのか、また自分の家族がどうなるのか。そういった事はどうすれば学び取れるのか。
    原因は一つではないが、結果には悲劇しかない。一つ一つの事件の芽を摘み取るにはどうすれば良いのか。本書の問いかけが重たい。

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    2026年07月01日
  • 「殺された側」から「殺した側」へ、こころを伝えるということ

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     被害者から加害者に対して攻めいることのできる制度。とても良いと思うのと同時に制度を利用しても、心を踏みにじられるような態度に遭遇することも珍しくないことが分かります。加害者の在り方、そして、被害者に何がでなかるのかということを考えさせられる一冊です。

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    2026年04月17日
  • 沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち

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    生きていくために売春で家族を養う、、、

    平和を語るには売春に目を向けなければならない

    「宝島」の作者が解説を書いていて沖縄の目の当たらない問題について共に社会に訴えていたのかな?

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    2026年03月27日
  • 「殺された側」から「殺した側」へ、こころを伝えるということ

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    最初から最後まで緊張しっぱなしだった。いつの間にか自分も加害者からの言葉に身構えるようになっていた。心情等伝達制度は被害者遺族から加害者へ「こころ」を伝える制度。その返事が思ったものでないことはもちろん、再び傷つけられる可能性があることは素人である自分でもわかる。情状酌量のために表面的な手紙が書かれたり、弁護士がAIで内容を書かせたり、相手はなにをしてくるか分からない。

    しかし、それぞれの考えのもとその制度を活用する人がいる。

    「覚悟をもって、制度を使うしかない」

    なんで、被害を受けた側がここまでエネルギーをかけないといけないのか、なんで被害のあとも苦しまないといけないのか

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    2026年02月05日
  • 贖罪 殺人は償えるのか

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    罪はあがなえるのか。殺人はあがなえるのか。
    ここに出てくる殺人犯の彼は答えをNOと言っている。とことん自分を見つめて、罪と向き合い続けている。
    彼は自分個人で(人との出会いもあったが)それを考え続ける。
    刑務所に、自己を見つめるプログラムがあればいいのに。
    「加害者は元は被害者である」という言葉がある。虐待の犠牲者だったりするのだ。

    今ある犯罪者の姿は吐き気がするようなものもある。NHK党の立花たかしなど、人を人と思っていない。
    でも生まれたときからそうなのではなく彼がそうなってしまった道筋はあると思う。
    そう言うことに目を向けて行けば世の中の犯罪や虐待、ひょっとしたら戦争も防げるかもしれない。

    いろいろ考えさせられる内容だった。

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    2025年11月18日
  • 沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち

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    ネタバレ

    ・映画「宝島」との親和性
     元戦果アギヤーの刑事その他が主となる映画はこの本との親和性が高かった。
    戦果アギヤーとは戦後、米軍基地に忍び込み食料や衣料などを盗み出し、住民に分け与えた集団。ゆくゆくはコザ派呼ばれ、特飲街(売春が暗に認められる街)を取り仕切る用心棒として働く。最終的には現在の旭琉會に集結される。 映画にも出てきたナハ派は元空手道場がルーツ。喧嘩の仕方がまさに空手でちょっと感動。

    ・「性の防波堤」
     後を絶たない米軍のレイプから民間の女性を守るために設置された「特飲街」。そこでは売春が行われていた。その歴史があるにもかかわらず、沖縄県の各所に存在していた街は「浄化」が行われ、今ではほとんどがゴーストタウンである。
     
     真栄原新町をドライブしてみた。ほとんど勘で向かったけれど、暗いほうへ車を進めると、到着した。ほとんど街灯はなく、廃墟のようだった。
     「沖縄の恥部」と呼ばれたその地には、犠牲になった人たちが住んでいた。
    私はそこで懸命に生きた人たちを恥ずかしいとは思わないし、生きるための手段だと理解している。彼女たちが生活に苦しんでいるならば、救うべきだし見守るべきだと思う。
     
    ・何かを守るために何かを犠牲にするのはおかしい
     筆者はそう書く。同感。

    戦後の沖縄で必死に引き抜いた人たちの生きざまがありありと感じられる。彼らの必死の抵抗や運動で私の住んでいる沖縄がある。
     

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    2025年10月24日
  • 少年が人を殺した街を歩く

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    気が滅入る内容の本だったので、感想をまとめるのが難しいです。

    女子高校生コンクリート詰め殺人事件の犯人たちの人物像や、事件のその後に関心があり読みましたが、
    この本は主に事件後(他の事件も含む)、被害者の遺族がいかに苦しんだか、犯人が少年だったという理由で、加害者が当時の少年法に過剰に守られ、遺族が理不尽な思いをしたこと等、マスコミが報じないようなことを知ることができました。

    被害者遺族の方々が苦しみながら訴え、闘った結果、犯罪被害者救済法ができ、少年法も改正されたということも、勉強不足で知りませんでした。

    刑務所に入っても、我慢を覚えるだけという言葉にはショックを受けました。刑務所に入ることで、本当に罪と向き合うことが出来るのか?刑務所のあり方についてもいずれ知りたいと思いました。

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    2025年08月17日
  • 贖罪 殺人は償えるのか

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     殺人を犯した加害者はどのようにして償うのか。償いとはなんなのか、答えや終わりはあるのか。加害者の気持ち、被害者の思い、普通の生活をしていればあまりほとんど考えない物事について考えられる一冊です。

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    2025年01月15日
  • 贖罪 殺人は償えるのか

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    本書は少年犯罪を長く取材し、被害者遺族についての著書も多いノンフィクションライターの著者と、殺人を犯した長期受刑者が手紙をやり取りし「贖罪」について考え続けた記録である

    殺人を償うことはできるのか?人は生まれ変わることができるのか?生まれ変わることが贖罪に繋がるのか?

    非常に難しい問で、結論を出せないことが結びとなってもいました

    筆者も書いていますが、人は生まれ変わることが出来ると信じたい
    信じたいが、現実には非常に稀なことだと思います

    そして加害者が生まれ変わり、真っ当な人間になったとして…それで?と言った感情を持つ被害者遺族が居ることも当然だと思います

    自分はこういうノンフィクションを読むと、もし娘たちが被害にあったら?と想像してしまいちょっと苦しくなったりするのですが、間違いなく加害者には即刻死んでほしいし、なんなら自分の手でって思うだろうと思うので
    「贖罪」なんてさせてなるものかと考えるのではないかと思います

    めちゃくちゃに難しい

    これといった答えはないのでしょう

    だがしかし、答えを探し続けることが「贖罪」への第一歩となりうるかもしれない
    考え続けることが犯罪を減らすことにつながるのではないか
    というところには同意することができました

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    2024年08月31日
  • 沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち

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    沖縄の歴史、戦後について知りたくて読んだ本。
    私の祖母が戦後にバーを経営していた経緯もあり、特飲街のことは何となく知っていたけれどこれを読んで、私の幼少期に祖母に買ってもらったり連れて行ってもらった美味しいものもこの本にある米兵やお姉さんたちの恩恵を受けていたのかもしれないと思うと複雑な気分になります。
    今ある生活、基地問題、平和、経済を語る前にこうした事実があったことを日本人は皆知るべきだと思います。

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    2023年10月15日
  • 沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち

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    2023.9 現実は決してきれいなことばかりではない。でも歴史と事実を知ることは人として大切ですな。

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    2023年09月14日
  • 沖縄でも暮らす

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    沖縄を視る視点とか、
    沖縄から日本を視る視点とか、
    色んな弱者に寄り添える視点とか、
    生きる苦しさとか、
    書く苦しさとその覚悟とか、
    単純に書いてる文章の素晴らしさとか。

    諸々で色々で藤井さん大好きなんだけれども。

    一番は、
    こんなに沖縄が好きで、
    沖縄を楽しんで、
    沖縄を生きていること。

    俺なんて沖縄で生まれて育って、いっぱしの沖縄人気取りだけど、藤井さんより全然沖縄のこと知らないし、というか、考えてない。
    チェーン店でコーヒー飲んで、チェーン店で牛丼をかき込んでる俺よりも、沖縄を知ろうとしていて沖縄を楽しんでる。
    読みながら楽しいんだけど悔しかったり自分が情けなくなったり。

    クセになって止まらなくなるなんだろうこの感じ。
    うまくいえないけど。

    これからもきっと、読み続ける。
    沖縄関連の本は読んできたつもりだけど、それ以外も読んでみよう。
    きっと、同じように刺さるはず。

    追伸
    僕が「沖縄から貧困が〜」を読んだ時のあの何ともいえない「???」感が一緒で良かった。

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    2023年04月22日
  • 誰も書かなかった 玉城デニーの青春~もう一つの沖縄戦後史~

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    デニーさんが知事になっても、正直自分には
    デニーさんの出自に対して疑問も何も浮かんでいなかった。まぁそもそも「デニー」と名乗ってるしその目鼻立ちからもハーフか何かかとは漠然とは思ってたと思うけどその程度(そもそもそこまで興味もなかったのかもしれませんが…)。そのくらい自分には差別意識なんてないよと自尊したいわけではなくて、多分そんなことって沖縄には溢れてて(というか今どき日本中に溢れてるよね)取り立ててなにか思うほどでもないというのが正直なところ。
    でもこの本を読んで、昔はやっぱりハーフというだけでいじめられたり差別されたり、大変なことがあったんだとよく分かった。その中でもデニーさんは、たくさんの幸運な出会いも経て、色んな経験を糧にできる強さも優しさも持ち合わせて、いまこの場所にいるんだと実感。
    政治家である以上、立場の違いは必ず生じるけど、「彼の人格を誹謗する人は皆無だった」と著者が書いてることが印象的。
    僕もそんな人になりたい。

    藤井さんの文章、やっぱり好きだ。なんでだろう。

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    2023年01月21日
  • 沖縄の街で暮らして教わったたくさんのことがら

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    教わったたくさんのことがら
    とタイトルにあるように、藤井さんはこの二拠点生活の地に選んだ沖縄で、沖縄人より沖縄を味わって、裏側を知って、歩いて(文字どおりにも沖縄人より歩いてる!)、意味があることもないことも、不条理も慣習も、沖縄の人より詳しくて沖縄の人より敏感に察知できるんだと思う。
    率直に言って羨ましいと思った。
    沖縄を歩いて、沖縄を知ろうとして、たくさんの出会いを経て。
    「沖縄人である」ことに自惚れてる自分は(「沖縄人」も問題あるけど)、その中で何を見聞きして感じてこれたんだろうと、自省。

    難しいことはまだわからないけど、
    もっと知るぞ、
    もっと歩くぞ、沖縄。
    ありがとう。いつかどこかでお目にかかれたら。

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    2022年07月22日
  • 沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち

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    読むべき本。脚色された映画のようなストーリーの本を想像していたけど、極めて社会派で中立的な立場で書かれた本だった。大好きな沖縄の知らなかった過去の側面を知れた。戦後どうやって発展してきたのか、なにを犠牲にして今の沖縄があるのか、そう遠くない昔にどんな現実があったのかを知れる本。沖縄の地名もたくさん出てくるが、ある程度地理が頭に入ってるから想像しやすかったし、今度沖縄に行った時にはまた違った気持ちで沖縄の地を歩きたいと思った。

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    2021年03月15日
  • 沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち

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    重いテーマだけれど、「触れられたくない」とか「放っておいてくれ」とか考える当事者も多分にいるんだろうけれど、でもやっぱり知っておくべきことなんだと思う。
    ひとつ不満があるとすれば、地図を載せて欲しかった。地名が出てきても、場所とか位置関係がさっぱりわからないんだもの。

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    2020年07月15日
  • 沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち

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    面白かった

    ああ、こういう本が読みたいんだ~~
    って感じ
    たまたまか街のルポ的な本を何冊か読んだが
    なんか違うんだよな~
    って感じだった
    で、この本を読んでこういう本が読みたかったんだと気づかされる

    実際にそこで生活する人のインタビュー
    そして、そこでの過去の調査等
    そこで何があって、どうしてそのようになっていったのか
    歴史のようなもの

    実際、その現象の中で存在している人の発言は嘘じゃない(嘘をつくこともあるが)
    だが、その人が起きた事象を全て理解しているわけではないので
    インタビューだけで、その街を理解した気になるのは間違い

    いろんな街でこんな感じの本を読みたいが、
    この本がそうなように、今まだその状態にある街でやるのは難しいんだろうなあ
    先日、飛田にテレビが入った時もツイッターとかみると拒否反応が凄かったし

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    2019年02月17日
  • 体罰はなぜなくならないのか

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    体罰はなぜなくならないのか。藤井誠二先生の著書。体罰も愛情のうちとか、体罰も教育のうちとか、そんな発言をする教師や保護者がいまだにいるのが日本の現実。言葉で説明するのではなく体罰に頼るのは、教師や保護者としての能力不足、適正欠如を認めているようなものです。体罰は犯罪、日本社会からの体罰撲滅を願います。

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    2018年10月09日
  • 「少年A」被害者遺族の慟哭(小学館新書)

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    「息子は2度殺された」。神戸連続児童殺傷事件の「元少年A」が昨年
    出版した手記に対して殺された男児の父は語った。

    事件自体が衝撃的だっただけあって、この手記を購入して読んだ人も
    多いのだろう。「元少年A」が手にした印税は2千万円を超えているとも
    言われる。

    少年法で守られた「元少年A」の実名や顔写真は一部の写真週刊誌で
    の掲載を除くと報道されていない。未成年者の更生・矯正の為に設け
    られている少年法だが、この「元少年A」の手記の発表に続く有料ブログ
    の開設(既に閉鎖)などの行動を見ると彼は本当に更生したのだろう
    か…と思う。

    犯罪を、それも殺人と言う深刻な犯罪を引き起こした未成年者の更生・
    矯正は難しい問題をはらんでいるのだと思う。加害者たちは少年法で
    守られているのに、被害者遺族たちは二次被害・三次被害を受け続け、
    我が子を失った喪失感を抱えて生きて行かねばならない。

    なかには真摯に自分の犯した罪と向き合い、遺族への謝罪を続ける
    加害者もいるのだろう。だが、本書で取り上げられている加害者や
    その家族を見ていると他人事としてしか受け止められないのか?と
    感じてしまう。

    数多くの少年事件を取材して来た著者だからこそ、罪の意識もうわべ
    だけのような加害者と家族たちへの憤りが伝わって来る。

    「一度の過ちで、息子のあとの人生を棒に振りたくはない」と言う加害者
    の親。人生を棒に振るどころか、被害者の人生は奪われているのだが、
    分かっているのだろうか。

    同級生の女子生徒に付きまとった挙句に殺害し、遺族に対して事件を
    おもしろい小説に書いてみたいという内容の手紙を寄越した加害者は、
    少年院を出所後、成人になってから再度傷害事件を起こしている。

    遺族のせめてもの願いは民事訴訟での損害賠償請求だが、賠償額が
    決まっても1円も支払わないケースや、支払いが止まるケースのなんと
    多いことか。

    命はお金では賄えない。遺族もそれは分かっている。だが、賠償金を
    支払わせることでしか加害者に贖罪を負わせる術がない。

    幾度かの改正を経て、少年法は厳罰化されている。だが、それだけで
    いいのだろうか。被害者遺族への謝罪もない、賠償金も支払わない。
    いわば逃げ得になっていやしないだろうか。

    未成年にも極刑を…とは思わない。僅かでも更生が見込めて、家族共々
    犯した罪に対して真剣に向き合うことが出来るのであれば少年法も有効
    なのだろう。

    少年犯罪の加害者に対するシステムの、何かしらを見直さなければいけ
    ないんじゃないだろうか。

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    2017年08月23日
  • 人を殺してみたかった 17歳の体験殺人! 衝撃のルポルタージュ

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    ネタバレ

    生きつづけてほしい。彼には。

    家族と一緒にいたくなかったんだろーなって、いいこでいなきゃいけない、自分に嫌気がさしたのかなって。他人を巻き込まないと、生きていけないけれど、彼をかりたてたものって、あるぺるがーとか精神の病の側面もあるとわたしもおもう。ぷらす、
    寂しさや孤独慢性的な空虚感満たされないなにかが、彼をつつんでいったんだとおもう。

    一線を越えてしまった彼に、そっち側にいくなよっていう、人がいたらって思う。
    悔しくてたまらない。

    なくなったひとは戻らないから。

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    2017年06月09日