藤井誠二のレビュー一覧

  • 贖罪 殺人は償えるのか

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    刑務所内の規則、生活などが、水原の手紙からよく分かった。面会も手紙のやり取りも誰でも出来るわけでなく、条件に該当した限定的なものである。
    水原は被害者に手紙と賠償金を2回目から拒否され、悩んだタイプの囚人。刑務所内で本を読み漁り、語彙力が豊富になった。
    とはいえ、被害者側の感情と交ることはないだろうな。

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    2025年04月24日
  • 17歳。 (1)

    匿名

    無料版購入済み

    犯罪

    地元の怖い先輩に逆らえず、女子高生監禁の犯罪にかかわってしまう主人公。
    心配する被害者の双子の妹と実は会っていたとは…
    何とも言えない暗い気持ちになります。

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    2025年03月09日
  • 沖縄の街で暮らして教わったたくさんのことがら

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    2024年に沖縄にも拠点を
    置こうと考えて今計画してる。

    東京、沖縄、国外
    仕事とプライベートで1番心地いい
    環境作りをしていく為に読んだ。

    いい本だった。
    僕の生活には、
    仕事、読書、自然、サーフィン、音楽、映画
    トレーニングが必要だから、それが叶う場所に、
    1人だとしても約束通り、
    2024年か25年には僕は家を買う。

    往復の考えとかも、イメージしやすかた。

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    2023年10月02日
  • 沖縄の街で暮らして教わったたくさんのことがら

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    表紙、目次に惹かれ手に取った。

    日記とは知らずに読み始めたため、最初は
    戸惑いながら読んでいたが、徐々に
    沖縄の風景や人柄、街並みなどを
    頭に浮かべながら読むほど引き込まれていった。

    藤井誠二さんの書かれた本の取材の裏側を
    知ることができ、この本を読んだからこそ
    「沖縄アンダーグラウンド」をより一層
    深く読むことができるように感じた。

    ただ、日記であるとわかっていても
    人物名の多さが少し読みにくく、
    思わず手に取ったきっかけの
    目次の内容についてあまり深く書かれて
    いなかったことが残念だった。

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    2022年09月07日
  • 沖縄の街で暮らして教わったたくさんのことがら

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    東京と沖縄の二拠点生活を10年以上されてるノンフィクション作家さんの日記。

    沖縄に移住してきてなかったら読んでなかっただろうけど、この本を通して色々な事がわかったし、これからもっと沖縄の事を知ろうと思うきっかけになった。

    もっと沖縄に関しての本を読みたいし、実際に現地に行って感じれる事は感じたいと思う。

    著者で紹介されてた「ヤンキーと地元」を購入しました。

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    2022年09月03日
  • 加害者よ、死者のために真実を語れ 名古屋・漫画喫茶女性従業員はなぜ死んだのか

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    藤井誠二『加害者よ、死者のために真実を語れ』潮文庫。

    真実を求める被害者遺族らの闘いを追ったノンフィクション。潮文庫からのノンフィクション作品の刊行は珍しい。

    明らかに真っ黒な被疑者は黙秘権を行使することで遺体遺棄のみを認め、傷害致死という大きな罪を免れるという理不尽。被害者家族の無念さは幾ばくか……

    全般的にまとまりに欠けるノンフィクションであり、著者の感情ばかりが先走り、主張の論点がぼやけてしまっている。

    2013年に愛知県南知多町の山中で名古屋市の漫画喫茶女性従業員の遺体が発見された。遺体を遺棄したのは女性従業員が勤務していた漫画喫茶の経営者夫婦で、傷害致死容疑での逮捕直後には犯

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    2021年07月06日
  • アフター・ザ・クライム 犯罪被害者遺族が語る「事件後」のリアル

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    ネタバレ

     相変わらずの雑食性を発揮する私。

     本当に軽率にこの本を手に取りました。
     犯罪被害者遺族がどのような感情を抱くものなのか、単純に「知りたかった」から読んだ。
     別にその行動自体は間違ってはないと思っているんですけど(本なんて知的好奇心がないと手に取らない)、もっと単純に遺族は怒っているんだろうか? 泣いているんだろうか? という修羅場のようなものを想像していたのだけれど、違った。
     そこだけは本当に、メディアに作られたことをまるっと信じてしまっていたのだな……と反省するしかない。

     被害者は思ったより冷静で落ち着いていて、真面目に行動している。
     その行動の原理って、私には「感情」だけ

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    2018年05月26日
  • 「壁」を越えていく力

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    「鬱でもなんでもしんどい状況が続く人は過去に栄光をもっていて、そこに戻りたい」だから、治療というのは「本人が自身の変化を許してあげられるような援助」だという、名越康文さんの言葉が印象深い。

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    2015年02月02日
  • 体罰はなぜなくならないのか

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    体罰は法で禁じられている行為であり、そして、体罰を是としているひとがたとえば一人いたとしても、一方でそれを非としているひとがいる。あるいは、それによって死んでいく人間がいる。
    著者の言うように、この単純な事実に想像力を働かせることができれば、体罰を防ぐような社会を、徐々にではあるが、つくっていけるような気がする。
    著者の体罰反対のスタンスがちょっと激しすぎるとは思うけど、おおむね同意します。体罰ということに対する問題意識が深められたように思う。

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    2013年10月23日
  • アフター・ザ・クライム 犯罪被害者遺族が語る「事件後」のリアル

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    ネタバレ

    犯罪被害の遺族達のアフターストーリー。
    多大なる情報量、酷いニュースでかき消されていく情報。
    遺族のその後を丁寧に書いている。

    遺族達は事件後、その時のままで生きている。
    周囲との時差、普通の生活との時差。
    その時、見送った後ろ姿が最後の姿になるなんて思ってない。

    時間が解決する なんて詭弁なのだろうか?

    最後に弁護士の『高橋正人』氏との対談があります。

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    2011年05月02日