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遺族とともに法の不条理に立ち向かった著者だけが書けた「鎮魂の書」 2013 年、愛知県南知多町の山中で、名古屋市の漫画喫茶女性従業員の遺体が発見された。 傷害致死容疑で逮捕直後は犯行を認めていた経営者夫婦が「黙秘」に転じ、” 死因不明” で不起訴となる。 真実を求める被害者遺族らの闘いを追った『黙秘の壁 名古屋・漫画喫茶女性従業員はなぜ死んだのか』を、加害者親族の手記や弁護士との対話などを加筆し文庫化。
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Posted by ブクログ
藤井誠二『加害者よ、死者のために真実を語れ』潮文庫。 真実を求める被害者遺族らの闘いを追ったノンフィクション。潮文庫からのノンフィクション作品の刊行は珍しい。 明らかに真っ黒な被疑者は黙秘権を行使することで遺体遺棄のみを認め、傷害致死という大きな罪を免れるという理不尽。被害者家族の無念さは幾ばく...続きを読むか…… 全般的にまとまりに欠けるノンフィクションであり、著者の感情ばかりが先走り、主張の論点がぼやけてしまっている。 2013年に愛知県南知多町の山中で名古屋市の漫画喫茶女性従業員の遺体が発見された。遺体を遺棄したのは女性従業員が勤務していた漫画喫茶の経営者夫婦で、傷害致死容疑での逮捕直後には犯行を認めていたものの、黙秘に転じ、死因不明で不起訴となる。真実を求める被害者の家族は上申書の開示を求めるが、肝心な部分はマスキングされていた。その後も被害者家族への情報開示は無く、愛娘の死の真相は闇の中へ…… 本体価格950円 ★★★
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加害者よ、死者のために真実を語れ
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藤井誠二
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