【感想・ネタバレ】アフター・ザ・クライム 犯罪被害者遺族が語る「事件後」のリアルのレビュー

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Posted by ブクログ

なかなか当事者になることがないだけに現実味がないのですが、当事者自身も以前はみんなそうなのでしょうね。
こういう社会的なイシューがあることをまずは認識して、選挙の時とかに気にし続けなければいけないですね。

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2018年08月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ぐえー。レビュー数少ない!もっとたくさんの人に読んでもらいたいなぁ。こないだ永山則夫の精神鑑定のドキュメントを見たばかりだけど、被害者側からしたら、加害者がどんな過酷な人生を送ってきたかなんて、どうでもいい、と思っちゃうよな。PTSDで心神喪失状態だった、なんて、いわゆる39条で無罪とか懲役刑だけだったら、やっぱりはらわたが煮えくり返る被害者遺族は多いんだろう。最後の対談も衝撃だった。日弁連でこんなにひどいの。自分が加害者遺族になったらどうするだろうか。被害者遺族がいかに心身を病みやすいか。知ってる事件もあって、あの山地悠紀夫の事件も入ってた。Coccoが被害者に向け歌を作ってたなんて知らなかったな。今ネットで聞いたら、何か聞いたことあるやつだった。MDに入れてたかな。やっぱCoccoはいいなー。やっぱ小説だけじゃなく、こういう本もじゃんじゃん読もう。

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2013年01月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 相変わらずの雑食性を発揮する私。

 本当に軽率にこの本を手に取りました。
 犯罪被害者遺族がどのような感情を抱くものなのか、単純に「知りたかった」から読んだ。
 別にその行動自体は間違ってはないと思っているんですけど(本なんて知的好奇心がないと手に取らない)、もっと単純に遺族は怒っているんだろうか? 泣いているんだろうか? という修羅場のようなものを想像していたのだけれど、違った。
 そこだけは本当に、メディアに作られたことをまるっと信じてしまっていたのだな……と反省するしかない。

 被害者は思ったより冷静で落ち着いていて、真面目に行動している。
 その行動の原理って、私には「感情」だけだったと思っていたのだけれど、もちろん、感情だけではそんなこと続かないのはわかってるんだけど、もっと大きな方向を見ていた。

 そういう意味では、本当にとても勉強になったと思いました。

 人間は特に「こうである」という像を作りたがるけれど、もっと他に考えないといけないことがいっぱいあるなあ、と。
 そこにあるのはリアルです。

 お涙頂戴みたいなのを期待して、この本を読むと拍子抜けすると思う。

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2018年05月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

犯罪被害の遺族達のアフターストーリー。
多大なる情報量、酷いニュースでかき消されていく情報。
遺族のその後を丁寧に書いている。

遺族達は事件後、その時のままで生きている。
周囲との時差、普通の生活との時差。
その時、見送った後ろ姿が最後の姿になるなんて思ってない。

時間が解決する なんて詭弁なのだろうか?

最後に弁護士の『高橋正人』氏との対談があります。

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2011年05月02日

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