早川いくをのレビュー一覧
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会話形式なので、語尾にしょっちゅう!が付いてテンション高めな早川さんと冷静な中野さんの差が面白い。
編集者の友人のゲイの方によるそっち方面の解説も必見。Posted by ブクログ -
『へんないきもの』の早川いくをと『怖い絵』の中野京子のコラボ。
絵画の中の妙に気になるへんないきものについて、
早川氏が中野氏のレクチャーを受けるという内容。
『ワトソンと鮫』コプリー
『魚に説教する聖アントニウス』ベックリン
『赤ずきんちゃん』ドレ 『ロムルスとレムス』ルーベンス
見た目で印象派...続きを読むPosted by ブクログ -
めっちゃ面白かったです♪
所々吹き出しながら読みました。
ヒット作『怖い絵』と『へんないきもの』がコラボ!
まず早川いくをさんがご自身のセンサーに「どこかおかしい」と引っかかった絵画をピックアップ。さらに打ち合わせで数点に絞り込み、中野京子さんがその絵をいちおうどんな絵かレクチャーしたそう。
それ...続きを読むPosted by ブクログ -
久々に怖い絵シリーズ読んだんだけど、これめっちゃおもしろかったー!!結構声だして笑ったよ!!対談形式楽しいなぁ。あと専門家の話はやっぱりおもしろい!Posted by ブクログ
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「怖い絵」の中野京子と「へんないきもの」の早川いくをとの共著とくれば、もうこれは読むしかないでしょう。内容も期待通りのもの、最高に面白い。洋画に出てくるいろいろないきものーサメ、オオカミ、トラ、シノノメサカタザメ、ヒドラ、カニ、ミツバチ、ハエ、ライオン、ピパピパ、ワニ、サル、ヘビなどが取り上げられて...続きを読むPosted by ブクログ
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こういう企画は大好きです。
中野京子先生の
西洋美術史への造詣の深さ と
早川いくを先生の
あらゆる生き物への愛情深さ とが
見事にコラボレイトされていて
いゃあ
面白いこと この上ない
噺(!)のリーダーシップを
早川さんがとっているのも
この一冊を
より一層面白くしている要因になってい...続きを読むPosted by ブクログ -
『魚に説教する聖アントニウス』の二段構えの章立てに遊び心を感じる。いい意味での「素人目線」による「この変な生き物、何?」という素朴な疑問を解きほぐしていくため、初心者向けだし、興味をそそられる。全体写真や「変な生き物を切り出した」部分写真、文章の分量や内容自体もちょうどよい。Posted by ブクログ
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表紙がいきなり黄色い顔に赤い巨大な目…にみえる蛾の模様。
ページを開くといきなり白地にイボイボ。これは貝殻(白地部分)の外側を貝の中身が出てきてるんだそうだ。この貝の中身が出す分泌液で貝殻が育つらしいが、普通は弱い貝の中身を強い貝殻で覆うもんじゃないのかい。
まあそんな感じで、へんな模様の生き物と...続きを読むPosted by ブクログ -
予約時にタイトルを告げる時、
若干感じた恥じらいを、
読後は逆に恥じた。
表と裏。
双方、平等に把握しなきゃ
世の中上手く回っている仕組みがわからないまま。
きたないものに蓋をして、
きれいなものだけみていたら、
いつまでたっても
本当はつかめない。
早川氏の軽妙な語り口と、
寺西氏のリアルラ...続きを読むPosted by ブクログ -
「へんないきもの三千里」は挫折したが、これは一気に読めた。人を食ったような文章は文才を感じさせるが、小説になるとなぜかダメ。エコシステムのすばらしさを見事に解説。Posted by ブクログ
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どんな極上のミステリも、目の前の圧倒的な大自然の前では色褪せる。
とにかくすごい!何がすごいって一冊まるっとうんこについてがこれでもかと突きつけられる。
生物と切っても切れない排泄という行為がこんなにも驚異に溢れ、自然のサイクルに組み込まれ、生きとし生けるものをあらしめているとは。そして何より早川節...続きを読むPosted by ブクログ -
色々な動物や生き物の排泄物エトセトラ。うんこ色々。
出だしのハイラックスのうんこでもう引き込まれる。
滅びのうんこ、救いのうんこ、策略うんこ、食べるうんこ、武器うんこ、防御うんこ、お礼うんこ、生物ってすごい。
最初から終わりまでうんこでうんこ。
著者の筆が荒れる文章も嫌いじゃない。Posted by ブクログ -
超!面白い!!!
へんな生態の生き物を色々紹介している本。たぶん第二弾。
この本だったら100冊分でも読めると思う。
個人的に好きな動物はセアカサラマンダーというトカゲ。
両生類にしては珍しく一夫一婦制なのですが、他のメスと「浮気」したオスに、パートナーのメスは殴ったり噛んだりするらしい笑
い...続きを読むPosted by ブクログ -
説明にある言葉のチョイスがおもしろくてどんどん読める。
変な生き物が多くまとめられている。ここまで変な形状や習性に進化するには一体どんな苦労があったのだろうと楽しく考えさせられる本。Posted by ブクログ