早川いくをのレビュー一覧

  • うんこがへんないきもの

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    ネタバレ

    色々な動物や生き物の排泄物エトセトラ。うんこ色々。
    出だしのハイラックスのうんこでもう引き込まれる。

    滅びのうんこ、救いのうんこ、策略うんこ、食べるうんこ、武器うんこ、防御うんこ、お礼うんこ、生物ってすごい。

    最初から終わりまでうんこでうんこ。
    著者の筆が荒れる文章も嫌いじゃない。

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    2015年01月18日
  • カッコいいほとけ

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    ネタバレ

    なんだか軽いものを読みたいと思って手にとった。
    仏教といっても神々の種類は多いしインドから来ていたり中国から来ていたり奇々怪々だ。この本はイラストが多く作者の語り口は軽い。実に読みやすかった。

    それでいてほとんどの仏神がインドや中国から来ていたことが如実にわかった。それでいて日本までに伝えられてくる間や融合させる文化性によって変化しているのがよくわかる。仏像からわかるように手が多かったり顔が多かったり。そういったエキゾチックな発想は日本にはないものから流れてきたからだろう。

    邪神は優しい女神になるなんて突飛すぎる発想だ。だが神やそれに向けられる願いは千差万別。時には救済の訪れ、時には政敵を滅するための正義、歴史の中で宗教というものがどう受け止められてきたのかが窺える。

    その分人間がどれだけ願いを託してきたか。どうにもならないものを神という概念に投げかけて、心のよすがにしてきたのか。願いの多さ、「かっこいい仏」の多さが、昔の方がやはり神は近い存在だったことを証明しているように感じられた。

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    2014年10月19日
  • カッコいいほとけ

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    こんなにたくさんの仏様がいらっしゃるとは知りませんでした!
    薬師如来を守る十二神将、頭にうさぎをのっけた卯神将が気になる~。
    面白おかしい文章なのに仏教に興味が湧いてきます。イラストも迫力満点!

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    2013年03月03日
  • カッコいいほとけ

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    とにかく笑えます。

    知識も増えます。

    現在、知人に貸し出し中。
    夫婦で笑いながら読んでるそうです。

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    2011年10月29日
  • 怖いへんないきものの絵

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    中野先生の解説の上手さにはいつも驚かされる。難しい宗教画もさらりと頭に入って来る。今回は「へんないきもの」の早川氏のオファーでこの本が誕生したと書いてあった。2人の絵の解説が軽くて楽しくて、じっくり読んだ後、解説なしで絵を見たらまた別の面白さを感じた。初めて観た絵もありまた世界が広がった。

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    2025年06月24日
  • 怖いへんないきものの絵

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    絵画に登場する奇妙で怖い生き物。いったい画家は何を考えてこのような絵を描いたのか?
    『怖い絵』の著者『中野京子』と『へんないきもの』の著者『早川いくを』との対談を通して、その絵が描かれた時代背景を踏まえながら解説する。

    やはり何と言っても印象的なのは、装丁になっている恐れおののいている赤ずきんちゃんの絵でしょうか。初め、捲って現れた狼にビビっているのかと思いきや、添い寝していたんですか。そりゃあんな嫌悪感丸出しの顔にもなるか。
    他の絵は怖いというよりヘンテコリンなものが多かったです。そしてお二人のやり取りが面白すぎ。特に『カニに指を挟まれる少年』。なんでそんな絵?少年というかおっさんに見える、などなど絵自体が面白いのに、語りが上回って面白くて噴き出してしまったほどです。

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    2025年05月04日
  • 怖いへんないきものの絵

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    ネタバレ

    面白かった。「ワトソンと鮫」、赤ずきんちゃんの寓話の教訓、不屈の人のメーリアンのエピソードなどは別の中野先生の著書で読んだことがあったけれど、それでも絵画を通して、その絵画に描かれた生き物と通して語られると、また別の側面から見ることが出来て面白い。しかも生き物の本を書く人の疑問とあって、目の付け所が違うなあ、と思う。
    中野先生のエイに対するトラウマの話、面白かった(申し訳ありません)。早川先生の掛け合い込みで面白いのだと思うが、恐怖というものに客観性がなくなるのは「怖い」というキーワードで何度も本を書く人でも同じなのだと思った。
    ミツバチで人類は滅ぶのか「ヴィーナスとクピド」クラナッハ と ハエで人類は復活できるのか「聖母子」クリヴェッリ の二つは本当に興味深い。マゴット治療についての話が凄すぎて。
    猿に対しての認識の違いも興味深かった。これも以前、中野先生の著書で読んだことがある。

    てっきり実在しない「怖い」いきものの話だと思っていたが、取り上げられていた生き物の多くは実在するものだったので、それも驚きだった。

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    2022年04月03日
  • 怖いへんないきものの絵

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    ゲラゲラ笑いながら読んだ。
    ピパピパがマジで無理だけど描いたひと(女性生物学者)はかっこいい。ヘンなサメがかわいかった

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    2022年03月12日
  • 怖いへんないきものの絵

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    装丁は中野京子の既刊に寄せているようにみえるが中身は早川いくをの醸すゆるい雰囲気で軽く読める。あまり怖くない…強いて言うなら恐い?それぞれの絵画が描かれた時代と現代日本の動物に対するイメージの比較が豊富に述べられている。

    紹介されている絵を3歳の息子に見せるとゲラゲラ笑っていた。楽しい本です。

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    2021年09月20日
  • 天才すぎる生き物図鑑

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    厳しい自然界を生き残るための天才的な方法。どいつもこいつもワルばかりって帯にあったけど、けっこうエグい。面白いイラストだから楽しくサクサク読めたけど、動画とかは見るのちょっと怖いな・・こうやって生態系のバランスって整ってるんだね。

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    2021年09月09日
  • うんこがへんないきもの

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    おもしろかった!へんないきものシリーズの一つとは知らず、ふと目に止まったので読んでみたが本当にいきものはよくできている。特にフンコロガシとナマケモノはめちゃくちゃ興味深かった。
    文体もポップで、活字慣れしてない方でも読みやすそう。

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    2021年05月08日
  • へんないきものもよう

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    集めに集めた70種類の「へんなもよう」。ところどころ見覚えのあるものもあるけれど(ウルトラマンホヤとか)、よくもまぁ集めたもんだ。
    眺めているだけで実に楽しい。だけど、基本的に虫や貝が収録されているので、ダメな人は徹底的にダメだろう。

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    2020年02月11日
  • カッコいいほとけ

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    『へんないきもの』の著者、早川いくをさんが、ひたすらキャラの立ったほとけ達を絶賛する、、、だけではないエンタメ仏教本。

    時代を越え、場所を広げ、他と融合・分離し、意味を変えてメタモルフォーゼしていくほとけ達各々の物語。

    いくをさんのユーモアセンス溢れる達者な文章と寺西晃さんの迫力ある絵でそのケレン味あるかっこよさに痺れる。

    でも人間の都合で悪者になったりヒーローになったり、、、ほとけ達も大変だなあ。

    残念なのはイラストがモノクロなものが多いこと。
    元はカラーだったろうに、、、もったいない。

    あと、不動明王のイラストがラグビー日本代表‘笑わない男’こと稲垣選手にちょっと似ているのが可笑しかった。

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    2020年01月10日
  • 怖いへんないきものの絵

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    「へんないきもの」の早川いくをと「怖い絵」の中野京子の共著。
    対談形式で、絵画に描かれたへんないきものや、それが描かれた背景などが解説されています。紋章に描かれた人相の悪いオバQみたいなサメには笑った。絵画の世界は奥が深くて面白いなぁ。もっと知りたくなります。怖い絵シリーズ大好きなので、続編も出てほしい。
    「へんないきもの」であまりの気持ち悪さにトラウマになったあの背中で子供を育てるカエルにまたここで遭遇するとは…

    これで2019年読み納め。2020年も良い本に出会いたい。

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    2020年01月02日
  • 怖いへんないきものの絵

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    中野京子さんの解説があるとどんな絵でもおもしろく観賞できるよな。
    一枚の絵の生き物ひとつからでも情報量が多い。

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    2019年12月28日
  • へんないきものもよう

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    早川いくをさんの本は間違いなく面白い。いろいろないきものの模様を拡大した写真に、愉しいエッセイを添えている。はっちゃけぶりは、それ程でもないかな。でもまあ笑える。いきものの拡大は、一見美しいともいえるが、正直言って、気持ち悪いもんだ。怖いもの見たさじゃなくて、気持ち悪さ見たさだね。

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    2019年11月20日
  • 怖いへんないきものの絵

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    ネタバレ

    読書記録です。まだの人は読まないでね。

    『ワトソンと鮫』自分のことを全裸で描かせる市長『魚に説教する聖アントニウス』魚がへんな顔過ぎる『赤ずきんちゃん』そういう意味だったのか…『ロムルスとレムス』日比谷に銅像『死の力』正しい解釈が知りたい『ペルセウスとアンドロメダ』『ヘラクレスとルレネーのヒドラと蟹』『カニに指を挟まれる少年』中指を噛まれる理由『ヴィーナスとクピド』おかーさんに説教されてたのね…『聖母子』『恋に落ちたライオン』『コショウソウとピパ』『水』『美術鑑定家としての猿たち』『大海蛇の巣穴』リアルすぎ!『人間の堕落』
    おわりに中野京子さんから、どうしてこの本ができあがったのかのいきさつがあります。『へんないきもの』『またまたへんないきもの』と『怖い絵』のコラボとして楽しんで、とありましたが、話し言葉での解説で読みやすいです。

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    2019年08月26日
  • 怖いへんないきものの絵

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    ネタバレ

    面白い組み合わせの二人の絵画をめぐっての対談?
    クラナッハの絵画の「コリャまいったのポーズ」には笑った。
    そして「カニに指を挟まれる少年」の解説も可笑しい。カラヴァッジョの絵の、ゲイだけにわかる仄めかしというのも興味深く読んだ。

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    2019年02月11日
  • 怖いへんないきものの絵

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    タイトル通り、絵に描かれている「怖いへんないきもの」に対し早川氏がツッコミをいれ、それに対して中野氏が時代背景などを説明する。芸術史のゲートウェイとして良い本だと感じたが、ちょっと早川氏が空回りしているようなテンションであった。

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    2019年01月18日
  • うんこがへんないきもの

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    排泄を一見面白おかしく扱っているが確かな知識と愛がウンコに客観性をもたらしている。養分を生態系に循環させる手段の一つで、それぞれの生き物たちが活用している。
    ムシクソハムシ、トリノフンダマシ、ハイラックス、カメノコハムシ、コウモリ、ノハラツグミ、ゾウ、カバ、など多彩な生き物の話が出てきてどれも面白くためになる。グアノという肥料の話が、きちんとわかるのもためになった。

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    2017年08月19日