早川いくをのレビュー一覧

  • うんこがへんないきもの

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    どんな極上のミステリも、目の前の圧倒的な大自然の前では色褪せる。
    とにかくすごい!何がすごいって一冊まるっとうんこについてがこれでもかと突きつけられる。
    生物と切っても切れない排泄という行為がこんなにも驚異に溢れ、自然のサイクルに組み込まれ、生きとし生けるものをあらしめているとは。そして何より早川節。彼の文章なくしてはこの素晴らしき自然のアメージング・ストーリーを紡げなかっただろう。
    一家に一冊。

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    2015年01月18日
  • うんこがへんないきもの

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    ネタバレ

    色々な動物や生き物の排泄物エトセトラ。うんこ色々。
    出だしのハイラックスのうんこでもう引き込まれる。

    滅びのうんこ、救いのうんこ、策略うんこ、食べるうんこ、武器うんこ、防御うんこ、お礼うんこ、生物ってすごい。

    最初から終わりまでうんこでうんこ。
    著者の筆が荒れる文章も嫌いじゃない。

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    2015年01月18日
  • またまたへんないきもの

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    超!面白い!!!

    へんな生態の生き物を色々紹介している本。たぶん第二弾。
    この本だったら100冊分でも読めると思う。

    個人的に好きな動物はセアカサラマンダーというトカゲ。
    両生類にしては珍しく一夫一婦制なのですが、他のメスと「浮気」したオスに、パートナーのメスは殴ったり噛んだりするらしい笑

    いったいどうして、こんなに複雑で多様な進化をしたんだろう。
    生物の創造には神の意思があると思った人々の気持ちも理解できます。
    これが自然発生的に生まれてくるなんて、ほんとに信じがたい。

    だいたいは不思議な生物の生態を紹介してるのですが、いきなり「イヌ」という項目も。でも確かに、これだけ品種を人間によ

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    2014年11月26日
  • カッコいいほとけ

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    ネタバレ

    なんだか軽いものを読みたいと思って手にとった。
    仏教といっても神々の種類は多いしインドから来ていたり中国から来ていたり奇々怪々だ。この本はイラストが多く作者の語り口は軽い。実に読みやすかった。

    それでいてほとんどの仏神がインドや中国から来ていたことが如実にわかった。それでいて日本までに伝えられてくる間や融合させる文化性によって変化しているのがよくわかる。仏像からわかるように手が多かったり顔が多かったり。そういったエキゾチックな発想は日本にはないものから流れてきたからだろう。

    邪神は優しい女神になるなんて突飛すぎる発想だ。だが神やそれに向けられる願いは千差万別。時には救済の訪れ、時には政敵を

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    2014年10月19日
  • へんないきもの

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     取り上げられた生物自体もヘンだが、どう考えても読み手を限定しているとしか思えないエキセントリックな本文が愉快。
    同趣向の本は数多いが、ここまで毒性が強いものは他に無い。

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    2014年10月01日
  • またまたへんないきもの

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    説明にある言葉のチョイスがおもしろくてどんどん読める。
    変な生き物が多くまとめられている。ここまで変な形状や習性に進化するには一体どんな苦労があったのだろうと楽しく考えさせられる本。

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    2014年03月11日
  • へんないきもの

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    はるか昔に流行ったのを思い出して読んでみた。生き物の変わった姿や生態よりも、その表現方法に大笑い。「オニダルマオコゼ」を「新橋あたりの飲み屋でくだを巻く熟年」と言ったり・・・。こんな変わった生き物たちが世のアニメのキャラクターに影響を及ぼしたのは明白であり、「ザトウムシ」は確かにエヴァに登場していた。続編もあるのでそっちも見てみよう。個人的には、子供ソングのホームラン王とまで称しながら、生態は悪魔と論じている「アイアイ」の説明文に大爆笑。

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    2014年01月26日
  • へんないきもの

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    ネタバレ

    地球に、こんなへんないきものがいるなんて。 なんといってもかたちが変。 ふだん見慣れた生き物とは、姿が違う。 よくこれだけのへんないきものを集めたと思った。

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    2013年05月19日
  • カッコいいほとけ

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    こんなにたくさんの仏様がいらっしゃるとは知りませんでした!
    薬師如来を守る十二神将、頭にうさぎをのっけた卯神将が気になる~。
    面白おかしい文章なのに仏教に興味が湧いてきます。イラストも迫力満点!

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    2013年03月03日
  • またまたへんないきもの

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    ちょっと変わった生き物を紹介している本です。
    巻末の環境問題に関するコラムは抜きにして、基本的に笑える本だと思います。
    寄生虫博士のインタビューもあってみたります。
    動物や昆虫を観察してみると、変わった生き方をしているものが多いですね。
    彼らから見たら、我々も相当ヘンだとは思いますが。

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    2012年05月05日
  • またまたへんないきもの

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    ネタバレ

    へんないきものの、最初の版で、もう、これいがいに、へんないきものはいないのかと思っていたら、
    「まだまだ」へんないきものがいることを知りました。

    気持ち悪い、いやだ、という思いもあります。
    なぜ、そういう形状になったのか、原因も知りたい気持ちになっています。

    いくつかの視点を提示してくれています。

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    2011年12月31日
  • カッコいいほとけ

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    とにかく笑えます。

    知識も増えます。

    現在、知人に貸し出し中。
    夫婦で笑いながら読んでるそうです。

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    2011年10月29日
  • またまたへんないきもの

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     へんないきものを著した早川いくをさんによる、続編です。
     相変わらず、みんな強烈な生き物です。

     最初のほうに「いきもの夫婦善哉」コーナーがあってセアカサラマンダーの夫婦の会話とか、またひでひ子(仮)小学校4年生に読ませるのはどうなのよと思ったけれど、先に見つけたのがひでひ子(仮)だから仕方ない。
     個人的に好きな項目はフクラガエル。原産地アフリカと気候が全く異なる日本で、安易に飼えるはずもなく、最終的に裏庭に「ふくちゃんのおはか」と書かれたアイスの棒が……。何とも悲しい話である。いや、実話ではないが。よぴ蔵家で飼っていたハムスターだいふくも「ふくちゃん」と呼んでいたときもあった故、さらに

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    2011年05月30日
  • またまたへんないきもの

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    とにかく笑えます
    文章がうまい!イラストたまに意味不明!
    電車の中では読めません。家でニヤニヤしながら読んでください。

    どんなにヘンテコだって、これでも真剣に生きているんだと思うと、かわいく思えてくるのです。

    読んだら誰かに薦めたくなります。食前食後は読むのを控えるのがよいでしょう。

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    2009年11月07日
  • またまたへんないきもの

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    目から血を噴くトカゲ、凍結するカエル、ゾンビ化するカタツムリ…。あの「へんないきもの」がさらなる進化を遂げ、お茶の間を急襲する。

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    2009年10月04日
  • またまたへんないきもの

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    前作の方が少しだけ面白かったかも。
    でも、語り口は健在。オビの背表紙の一言は、なんなんだよーーーっ(笑)

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    2009年10月04日
  • またまたへんないきもの

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    この本はとにかく変な生き物がいっぱい紹介されている。

    しかも、その変な生き物が、実際に存在するからすごい!!!

    笑えたりする生物もいるのでこの本は、おすすめです。

    さらに、この本は続編で他にも2冊ほどあります!!! DVDあります!!!

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    2009年10月04日
  • またまたへんないきもの

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    い、いつ買ったのかしら(^^;
    相変わらずのコメントが素晴らしい。でも「絶滅恨み節」は、考えさせられるものが。

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    2009年10月07日
  • 怖いへんないきものの絵

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    中野先生の解説の上手さにはいつも驚かされる。難しい宗教画もさらりと頭に入って来る。今回は「へんないきもの」の早川氏のオファーでこの本が誕生したと書いてあった。2人の絵の解説が軽くて楽しくて、じっくり読んだ後、解説なしで絵を見たらまた別の面白さを感じた。初めて観た絵もありまた世界が広がった。

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    2025年06月24日
  • 怖いへんないきものの絵

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    絵画に登場する奇妙で怖い生き物。いったい画家は何を考えてこのような絵を描いたのか?
    『怖い絵』の著者『中野京子』と『へんないきもの』の著者『早川いくを』との対談を通して、その絵が描かれた時代背景を踏まえながら解説する。

    やはり何と言っても印象的なのは、装丁になっている恐れおののいている赤ずきんちゃんの絵でしょうか。初め、捲って現れた狼にビビっているのかと思いきや、添い寝していたんですか。そりゃあんな嫌悪感丸出しの顔にもなるか。
    他の絵は怖いというよりヘンテコリンなものが多かったです。そしてお二人のやり取りが面白すぎ。特に『カニに指を挟まれる少年』。なんでそんな絵?少年というかおっさんに見える

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    2025年05月04日