あらすじ
あの『へんないきもの』が更なる進化を遂げ、お茶の間を急襲する!目から血を噴くトカゲ、凍結するカエル、ゾンビ化するカタツムリ・・・。キモ度115%増量。
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Posted by ブクログ
超!面白い!!!
へんな生態の生き物を色々紹介している本。たぶん第二弾。
この本だったら100冊分でも読めると思う。
個人的に好きな動物はセアカサラマンダーというトカゲ。
両生類にしては珍しく一夫一婦制なのですが、他のメスと「浮気」したオスに、パートナーのメスは殴ったり噛んだりするらしい笑
いったいどうして、こんなに複雑で多様な進化をしたんだろう。
生物の創造には神の意思があると思った人々の気持ちも理解できます。
これが自然発生的に生まれてくるなんて、ほんとに信じがたい。
だいたいは不思議な生物の生態を紹介してるのですが、いきなり「イヌ」という項目も。でも確かに、これだけ品種を人間によって生み出され、芸を覚えさせられたり洋服を着させられたりしてる動物って、他の動物から見たら「へんないきもの」なのかも。
東京医科歯科大学の「回虫博士」の話も面白かったです。サナダムシのキヨミちゃんを自分で体内に飼ってたけど、いなくなっちゃったらしい・・・切ない。
アレルギーの治療のためにサナダムシカプセルを飲む人もいるというのだから、すごい世界です。
第一弾もすぐ読んでみたい。
Posted by ブクログ
説明にある言葉のチョイスがおもしろくてどんどん読める。
変な生き物が多くまとめられている。ここまで変な形状や習性に進化するには一体どんな苦労があったのだろうと楽しく考えさせられる本。
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ちょっと変わった生き物を紹介している本です。
巻末の環境問題に関するコラムは抜きにして、基本的に笑える本だと思います。
寄生虫博士のインタビューもあってみたります。
動物や昆虫を観察してみると、変わった生き方をしているものが多いですね。
彼らから見たら、我々も相当ヘンだとは思いますが。
Posted by ブクログ
へんないきものの、最初の版で、もう、これいがいに、へんないきものはいないのかと思っていたら、
「まだまだ」へんないきものがいることを知りました。
気持ち悪い、いやだ、という思いもあります。
なぜ、そういう形状になったのか、原因も知りたい気持ちになっています。
いくつかの視点を提示してくれています。
Posted by ブクログ
へんないきものを著した早川いくをさんによる、続編です。
相変わらず、みんな強烈な生き物です。
最初のほうに「いきもの夫婦善哉」コーナーがあってセアカサラマンダーの夫婦の会話とか、またひでひ子(仮)小学校4年生に読ませるのはどうなのよと思ったけれど、先に見つけたのがひでひ子(仮)だから仕方ない。
個人的に好きな項目はフクラガエル。原産地アフリカと気候が全く異なる日本で、安易に飼えるはずもなく、最終的に裏庭に「ふくちゃんのおはか」と書かれたアイスの棒が……。何とも悲しい話である。いや、実話ではないが。よぴ蔵家で飼っていたハムスターだいふくも「ふくちゃん」と呼んでいたときもあった故、さらに悲しさが募る。生き物を飼う以上、永遠の別れが来るのは避けられないが、大事に飼ってやらねばなあと思う。
なんの話だ。閑話休題。
また、今回は「回虫博士」としても有名な、藤田紘一郎さんのインタビュー記事が。サナダムシを実際に飲んだ体験や現在の清潔志向が花粉症などのアレルギーを生んでいるという指摘が興味深かったです。
Posted by ブクログ
とにかく笑えます
文章がうまい!イラストたまに意味不明!
電車の中では読めません。家でニヤニヤしながら読んでください。
どんなにヘンテコだって、これでも真剣に生きているんだと思うと、かわいく思えてくるのです。
読んだら誰かに薦めたくなります。食前食後は読むのを控えるのがよいでしょう。
Posted by ブクログ
この本はとにかく変な生き物がいっぱい紹介されている。
しかも、その変な生き物が、実際に存在するからすごい!!!
笑えたりする生物もいるのでこの本は、おすすめです。
さらに、この本は続編で他にも2冊ほどあります!!! DVDあります!!!
Posted by ブクログ
一作目より読みやすくなっているような。
白黒のせいか版権料のせいか、写真ではなく全編イラスト。とはいえ、丁寧に描かれている「へんないきもの」は見ごたえ十分。そも実物も検索掛けたらすぐに出るし。見たい!と思わせたら、著者たちの勝ちなんだろう。
Posted by ブクログ
「へんないきもの」第3篇。「絶対0度から、℃160」、「気圧0から5000」、「生身で宇宙に行ってもOK」。こんな丈夫な生き物(クマムシ)が世の中にいるなんて信じられません。変な生き物ばかりを集めて、軽妙な文章でそれらを紹介しているこの本は、「生協の白石さん」と並ぶ癒しをあなたに与えてくれるでしょう。
Posted by ブクログ
軽快な文章でぐいぐい読み進めさせていただけるものの、警鐘的な部分に考えさせられる点も。かと言って、やっぱりどうにもできない(無駄遣いを押さえるとすると、自分の職業的矛盾点に行き着いてしまう)すいません、エゴの塊です。せめて身近な生き物にもっと愛情と興味をもって接して…あ、ゴキは無理。…でもね、道端でしゃがんで花とか愛でてると、変な人扱い受けるのよね。気にしちゃいないけど。
Posted by ブクログ
いろいろな知識がないとこういう比喩的なおもしろい文章は書けないだろう。
最後頃に6ページくらい、エコロジー論があるが、目新しさは感じなかった。
(生物多様性について考えたことが一度も無い人にはほどよいのかも)
Posted by ブクログ
なぜこういう進化をした。(進化論自体、確定ではないにしろ)
掲載された生き物のインパクトとかでは、1のほうが上かも。
でも途中にあるコラムは2の方が面白かった。
特に「生物の名前について」は秀逸。
トゲアリトゲナシトゲトゲという名前にはもはや落語的な何か面白みがある。
Posted by ブクログ
オススメは"モンハナシャコ" "アンボイナ" "タガヤサンミナシ" "キロネックス"などなど。
また、へんなネーミングのコラム。
タマちゃんの下りは一読の価値有り。
非常にエスプリのきいた文章が印象的。思わず声に出して読んでしまうおもしろさ。
Posted by ブクログ
へんないきもののイラストもええですけど、解説文が良いですね。
ちゃんと解説してるかは分かりませんけど…。
世の中の出来事や人物をうまく皮肉りつつ、へんないきものを紹介していて、このユーモアのある解説文がよりこの本をおもしろくさせていると思います。
「へんないきもの」でのゴマちゃん騒動についての話は懐かしいです。
そして、「日本人って馬鹿だな~」と思いました。
ラッコの話はこの本では一番好きです。がいじゅう…(笑)。
「またまたへんないきもの」は前作よりも真面目な感じがしました。
紹介されてる生き物は相変わらず変ですが…。
「絶滅恨み節」は考えさせられます。
「藤田博士の紐状な愛情」も良かったです。サナダムシ。
満足度は★★★★☆。
笑い、驚き、考えさせられる…単なる変な本では無いです。
Posted by ブクログ
見てくれも生態もへんないきものを紹介してくれる本。『またまた』なので、以前同じ著者が出した『へんないきもの』の第2弾です。
いかにも鼻毛がちょろっと出ているような「バッドフィッシュ」や、邪魔以外のなにものでもない大きな三日月型の角をもつ「ミカヅキツノゼミ」など、進化して、淘汰されて、その結果がこれなの?というようないきものがいっぱい。
ただ、第1弾の『へんないきもの』のインパクトが強すぎたため、同程度・またはそれよりもパワーアップを望んでしまったがために、ちょっとがっかりの感があります。