早川いくをのレビュー一覧

  • へんないきもの

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    変わった生態を持つ生き物を取り上げた本はたくさんある。まじめなものもあればユーモアにあふれたものもあり、科学的な興味を引き立てられるものもあれば、メタファとしてネタにしているだけのものもあり、それぞれにおもしろい。好きなジャンル(?)である。

    この本は、軽い語り口で、なんというか、テレビで「びっくり生物大特集」をやっているのを、飲み屋でワイワイ騒ぎながら見ているような趣がある。「ぎゃー、気持ちわりー」とか、「あれ、うちの上司に似てないか」なんて言いながらね。

    全体として、さりげなくユーモラスで、とても楽しい。付いているイラストも雰囲気があって、しかも興味をそそる。

    残念なのは、あまりにも

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    2012年01月08日
  • カッコいいほとけ

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    『へんないきもの』は読んだことがなかったのですが、お名前をその著書で知っていて献本を頼んでみました。

    面白かった。何と言っても読みやすいです。太字で強調しながら書かれる仏の紹介文は著者の突っ込みがふんだんに入り、ギャグも取り入れ、何より内容がそもそも面白いので笑ってしまう。

    読み始めた頃はもっと内容が薄い本かと思っていました。でも違った。
    すべてのページでふざけていると感じるのは確かなのですが、むしろ真面目一辺倒で語られるよりしっくりきている気がしました。小難しくこういった事実が書かれていたら思わず突っ込みたくなるぶっ飛んだ言い伝えや由来を気持ちよく著者が突っ込みながら説明してくれています

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    2011年10月17日
  • カッコいいほとけ

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    構成は著者の前作「へんな生き物」と同じ。
    仏のことをよく調査した上で、太文字ゴシックでツッコミます。
    それがなかなか的確だったり、紹介するエピソードが面白いです。

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    2011年09月25日
  • またまたへんないきもの

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    「またまたへんないきもの」
    著者 早川いくを
    絵  寺西晃 
    名前も姿形も生態もヘンテコな生き物を
    美しいイラストとウィットにとんだ文章で
    面白く紹介してありますが
    その中にも現在の自然環境と人間の関係に
    考えさせる内容も沢山含まれていて
    ただただ面白おかしいわけでは無い一冊です
    イラストが大変精密で生き物の容姿をはっきりと
    見せてくれるので
    虫や特異な外見の生き物が苦手な方は覚悟が必要です
    逆に好きな方には巻末にカラーポスターも付いているので
    非常におすすめです
    生物に興味を持つ入り口として
    面白くていいと思います

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    2010年10月09日