早川いくをのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
へんないきもののイラストもええですけど、解説文が良いですね。
ちゃんと解説してるかは分かりませんけど…。
世の中の出来事や人物をうまく皮肉りつつ、へんないきものを紹介していて、このユーモアのある解説文がよりこの本をおもしろくさせていると思います。
「へんないきもの」でのゴマちゃん騒動についての話は懐かしいです。
そして、「日本人って馬鹿だな~」と思いました。
ラッコの話はこの本では一番好きです。がいじゅう…(笑)。
「またまたへんないきもの」は前作よりも真面目な感じがしました。
紹介されてる生き物は相変わらず変ですが…。
「絶滅恨み節」は考えさせられます。
「藤田博士の紐状な愛情」も良かったで -
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Posted by ブクログ
「へんないきもの」シリーズの早川氏との共著。対談形式なので読みやすい。行間での演出と話し言葉のとっつきやすさと内容量はトレードオフでで読み応えを求めると食い足りないかも。ものすごく味のあるサメの絵には笑った。
見た目で印象派のコーナーも面白かったのだがこちらにも絵解きというか解説が欲しかった。
数人で雑談形式で収録してから本の形に、ということで普段とは違う切り口や雰囲気、広がりがあってこれはこれで楽しめた。
サービス精神というか、笑わそうとする演出(改行、!の多様、フォントいじり等々)が多いのでそこが楽しめるか無駄に感じるかで評価が分かれそう。自分は面白いところもあったがもういいよ…と飽 -
Posted by ブクログ
ネタバレへんないきもの
ドゥーガル・ディクスンの「アフターマン」や「Future is wild」などの、現状の科学知識をベースにした将来の進化の想像いきものかと思って読みましたが、実は現存する”へんないきもの”に関しての本でした。
さらに誤解があったのは、この本の主題はあくまでも人間様の話であって、へんないきもの達はそのとっかかりとしての役割を担っている点です。
時事ネタを含め、著者と同じ年代しかわからない固有名詞などもあり、著者と年が近い私は楽しめましたが、若い人などは何が言いたいのか不明という感想を持たれるかもしれません。
少しアイロニーがきいた、なかなか楽しませてくれるエッセーでした。
竹