岡田光世のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なぜ英語圏にあこがれるか、というと。
”Hi!~" と気軽に声を掛けられるそんな明るさにあるのかもしれませんね。
すれ違っても声をかけることはないし、ましてや子どもに声をかけようものなら通報されてしまう、なんて国もあるみたいですから。声をかけない、というのは不気味を通り越して不審者かもね。地方に行ったらそんなことはないと思うのですけど。
14歳から渡米し、スピーチコンテストで優勝してしまって、それから米国暮し。
行動力は本当にうらやましい。
私の時代には考えなかったかも。
娘も外に行っています。若い人の行動力っていいですね。(優勝はできなかった。。。ベスト4いきました~) -
Posted by ブクログ
全米オープンテニスを見てて、積ん読になってるこの本の存在を思いだし読み始めた。さらさら読める内容だけどエピソードが多すぎてチマチマ読んでたけど、全米オープンが終わる前に読み終えることができてよかった。
この本は15年くらい前に書かれた物なので、コロナ禍の今とはずいぶん違うニューヨークが描かれているのかもしれない。でも今でも大量のエピソードが書けるほどの魅力と切なさに満ち溢れた都市なんだろうと思う。私は二回旅行で行ったことはあるがニューヨークの上澄みをチョロっと舐めたレベルでしかないのだろう。そして私は多様性ということを結局の所一ミリも理解できてない日本人なんだとも思う。もう一度ニューヨークに行 -
Posted by ブクログ
気持ちよく読めるものを、と思ってめくっていたら最後まで読んでしまいました。再読です。
人種のるつぼといわれるように、いろいろな人が登場します。
違うな、と思うのはやっぱりお国柄でしょう。
人懐っこく、話しかけてくる土壌がありますね。
(逆に、エレベータで会って「ハロー」くらい交わさないと危険だと思われてしまうのかもしれないですが)
気持ちにもゆとりがあった時代なのかもしれません。
どんどん便利になっていく中で、人々はゆとりを失いつつあるのではないでしょうか。
知らない人から話しかけられたら、今の日本ならまず身構えるし、最悪不審者扱いされるかもしれないですしね。ニューヨークでは、みんなおし -
Posted by ブクログ
ニューヨークの魔法シリーズは9冊出ているけれども、先ず、この本からスタート。
理由は、この本が「What brought you to New York」、どうしてニューヨークに来たのですか?、をテーマにしているからだ。
換言するば、ニューヨークの魅力は何?
ニューヨークに住む人、ニューヨークを訪れた人に一番聞いてみたい質問だし、ニューヨークに約4年住んでいた自分もそれを何度となく訊かれている。
数日間の観光で「ニューヨークは素晴らしい!」と言われても、「本当?」と思う。
一方、生粋のニューヨークの哲学的な言葉には唸るような説得力がある。あるニューヨーカーは「Love and Hate」と言っ -
Posted by ブクログ
筆者のニューヨークでの生活をベースに、日々の周囲の人達とのコミュニケーションをネタにした短編エッセイ集。
1編に1つの、実生活上で普通に使える、比較的短い・簡単な英文が紹介されている。
日本で、外国人の言葉としてよく紹介されるものとして「日本は安全だし、日本人は親切」というものがあるが、だからといって日本で生活を始めてみると「仲間外れにされたような疎外感を感じる」ってのもある。
その点では、アメリカ・アメリカ人の方が余程、人間同士の距離が近いような気がしてくる1冊。
自分の息子(中学3年で、殆ど本を読まない)に勧めてみたら、意外にも(ゆっくりだったが)せき立てる必要も無く完読した。