岡田光世のレビュー一覧
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シリーズ7作目。
去年から読み始めて大好きになり、英語をもう一度勉強したいと思いTOEICを受けるきっかけとなったシリーズ。
今作は少し悲しい話が多かったけど、最後の硫黄島の物語は全てを簡単に共感できない立場の二人が、相容れない部分も含めて互いを理解して敬意を払うことの素晴らしさに溢れていた。
そうは言っても「海老蔵かトランプか」などユーモアに富んだエピソードもあって楽しさは相変わらずだし、印象に残るフレーズももちろん。
”I will pass it on.”
私もいつか、これを譲ることにします。
“It would mean the world to Don.”
ドンがどれだけ喜ぶか。
今年中にはシリーズ制覇したい。 -
Posted by ブクログ
なぜ英語圏にあこがれるか、というと。
”Hi!~" と気軽に声を掛けられるそんな明るさにあるのかもしれませんね。
すれ違っても声をかけることはないし、ましてや子どもに声をかけようものなら通報されてしまう、なんて国もあるみたいですから。声をかけない、というのは不気味を通り越して不審者かもね。地方に行ったらそんなことはないと思うのですけど。
14歳から渡米し、スピーチコンテストで優勝してしまって、それから米国暮し。
行動力は本当にうらやましい。
私の時代には考えなかったかも。
娘も外に行っています。若い人の行動力っていいですね。(優勝はできなかった。。。ベスト4いきました~) -
Posted by ブクログ
全米オープンテニスを見てて、積ん読になってるこの本の存在を思いだし読み始めた。さらさら読める内容だけどエピソードが多すぎてチマチマ読んでたけど、全米オープンが終わる前に読み終えることができてよかった。
この本は15年くらい前に書かれた物なので、コロナ禍の今とはずいぶん違うニューヨークが描かれているのかもしれない。でも今でも大量のエピソードが書けるほどの魅力と切なさに満ち溢れた都市なんだろうと思う。私は二回旅行で行ったことはあるがニューヨークの上澄みをチョロっと舐めたレベルでしかないのだろう。そして私は多様性ということを結局の所一ミリも理解できてない日本人なんだとも思う。もう一度ニューヨークに行ける日が来ますようにと思いながら読み進めた。 -
Posted by ブクログ
気持ちよく読めるものを、と思ってめくっていたら最後まで読んでしまいました。再読です。
人種のるつぼといわれるように、いろいろな人が登場します。
違うな、と思うのはやっぱりお国柄でしょう。
人懐っこく、話しかけてくる土壌がありますね。
(逆に、エレベータで会って「ハロー」くらい交わさないと危険だと思われてしまうのかもしれないですが)
気持ちにもゆとりがあった時代なのかもしれません。
どんどん便利になっていく中で、人々はゆとりを失いつつあるのではないでしょうか。
知らない人から話しかけられたら、今の日本ならまず身構えるし、最悪不審者扱いされるかもしれないですしね。ニューヨークでは、みんなおしゃべりしたくてうずうずしている様です。ちょっとおかしい(ほほえましい)。
便利になったのに、どんどん時間が無くなって追い詰められている・・・どうしてなのかわからないですが、もっとゆとりをもって優しく暮らしたい、そう思わせてくれるエッセイです。 -
Posted by ブクログ
ニューヨークの魔法シリーズは9冊出ているけれども、先ず、この本からスタート。
理由は、この本が「What brought you to New York」、どうしてニューヨークに来たのですか?、をテーマにしているからだ。
換言するば、ニューヨークの魅力は何?
ニューヨークに住む人、ニューヨークを訪れた人に一番聞いてみたい質問だし、ニューヨークに約4年住んでいた自分もそれを何度となく訊かれている。
数日間の観光で「ニューヨークは素晴らしい!」と言われても、「本当?」と思う。
一方、生粋のニューヨークの哲学的な言葉には唸るような説得力がある。あるニューヨーカーは「Love and Hate」と言った。
東京とニューヨークも大都市、という意味では同じだが、何かが違う。ニューヨークは、単なる物理的な都市ではなく、そこに住む人々の個性、キャラクターの集合体が街を成している。だから街にエネルギーを感じる。
それを知るためには、きっと、数日間の観光では伝わらない。
この本を読んで、そのような観点での「ニューヨークの楽しみ方」を教えてもらったような気がする。
自分もニューヨークに暮らしていたが、まだまだ楽しみ方が足りなかったようだ。。。
「生粋のニューヨーカーは、とても親切だよ。礼儀正しくて、フレンドリーで、ユーモアのセンスがある。ここは世界で最高の街だと、私は思っているよ。
この街が素晴らしいのは、これだけ多くの国籍、民族的背景、宗教、人生観を持つ人たちが集まっているのに、皆が手を取り合って、それはそれはとてもうまく暮らしているということだ。誰もが生きるのに一生懸命で、ほかの人に対して敵対心を抱いたり、嫌な思いをさせたりしているひまはないんだ。この街はごく自然な形で多様化していった」
→ここにある、”ひまがないんだ”、に納得。
多様化した社会においては、異なることにエネルギーを注ぐのではなく、コアになる共通概念に力を注ぐ。
そして、それは非常にシンプルである必要がある。
ニューヨークにいると日本では気になるようなことが、いかに些細で、大勢に影響のないことであることに気づく。
この世の中、もっと大切なことがあるよ、ということ。 -
Posted by ブクログ
筆者のニューヨークでの生活をベースに、日々の周囲の人達とのコミュニケーションをネタにした短編エッセイ集。
1編に1つの、実生活上で普通に使える、比較的短い・簡単な英文が紹介されている。
日本で、外国人の言葉としてよく紹介されるものとして「日本は安全だし、日本人は親切」というものがあるが、だからといって日本で生活を始めてみると「仲間外れにされたような疎外感を感じる」ってのもある。
その点では、アメリカ・アメリカ人の方が余程、人間同士の距離が近いような気がしてくる1冊。
自分の息子(中学3年で、殆ど本を読まない)に勧めてみたら、意外にも(ゆっくりだったが)せき立てる必要も無く完読した。