岡田光世のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ニューヨークでの”ほんわか”とした日常的な出来事の中に出てくるとてもシンプルな英語の表現。
そんな意味もあったのか、と思いつつ、それをさらっと言えることが、日本人にはとても難しいように思えた。
文章に出てくる空間を肌で感じ、思わず頷きながら、感情を移入して読む。
「Welcome to New York!」
ニューヨークは理不尽なことだらけだけれども、それこそがニューヨーク、ということを伝える時の表現。
観光客向けに使うのかな。
「Let him stop and smell the roses.
立ち止まって、道端のバラの香りをかぐ心のゆとりを、この街は忘れていない」 -
Posted by ブクログ
ニューヨークでの出来事を綴ったエッセイ第2弾。
前作同様、温かな気持ちになるエピソードがたくさん。
筆者の感覚がもうかなりニューヨーカーだからだろうか、日本人から見た、という感じは少し薄い。
ニューヨークの日常風景を覗いているようで、この街に住んでみたいなという気持ちになる。
ただちょっとオチがない話…というかブツギレ感のある終わり方が多くて、さらさら流れすぎてしまうかも。いっぺんあたりのボリュームが少ないから余計にそういう印象になったか。
各話もパラパラしていてまとまりがない。
文章自体はすごくうまいとはいえなかな。切り取り方と表現はいいと思うんだけど。
1作目の『ニューヨークのとけない魔法』の方が面白かった。
ニューヨークという軸以外に「1話1フレーズ」というテーマもあったし。
軽い読み物にはちょうどいいかも。 -
Posted by ブクログ
本作の数あるエピソードの中で、「ベンチの養子制度」が印象に残った。
1986年に女性ボランティアグループによって始まった「アダプト・ア・ベンチ」プログラムは、'思い出の場所にあるベンチを"養子"にし、その維持管理費を寄付するというもの(p.141)'。
'ベンチの背のプレートには、寄付した人の名前と思いが刻まれている'(p.141)。
メッセージには自分の妻など個人に対するメッセージや、セントラルパークを訪れる人皆にあてたメッセージ('ENJOY AS WE DID' , 'SIT A BIT AND ENJOY THIS VIEW')等がある。
中には2つのベンチにまたがってプロポーズの言葉を刻んでいる例もある。
その文言から滲み出る遊び心が素敵だった。