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ありのままに生きたいから、魔法の一冊は私の“お守り”。ベストセラー「ニューヨークの魔法」シリーズ、待望の第6弾! スーパーのレジで著者のカゴをのぞき込み、「セール品のオレンジジュースと取り替えてきな」と言うおばさん。列車でクラッカーを食べていると、隣の男性がバッグからペットボトルを取り出し、「どうぞ。喉につかえますよ」と手渡す。ホームレスがバスに乗り込み、あちこちのポケットから小銭をかき集める。ついに運賃に達すると、「やったね!」という運転手の声に乗客たちが拍手を贈る。皆が自由に生きているのに、心が触れ合う街。さりげない優しさに心が軽くなり、人も自分も愛おしくなる。ジョン・レノンが「イマジン」で歌う理想郷は、きっとこの街にある。映画のひとコマのような、著者の撮り下ろしの写真も満載。
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Posted by ブクログ
ニューヨークの魔法シリーズは9冊出ているけれども、先ず、この本からスタート。
理由は、この本が「What brought you to New York」、どうしてニューヨークに来たのですか?、をテーマにしているからだ。
換言するば、ニューヨークの魅力は何?
ニューヨークに住む人、ニューヨークを訪れた人に一番聞いてみたい質問だし、ニューヨークに約4年住んでいた自分もそれを何度となく訊かれている。
数日間の観光で「ニューヨークは素晴らしい!」と言われても、「本当?」と思う。
一方、生粋のニューヨークの哲学的な言葉には唸るような説得力がある。あるニューヨーカーは「Love and Hate」と言った。
東京とニューヨークも大都市、という意味では同じだが、何かが違う。ニューヨークは、単なる物理的な都市ではなく、そこに住む人々の個性、キャラクターの集合体が街を成している。だから街にエネルギーを感じる。
それを知るためには、きっと、数日間の観光では伝わらない。
この本を読んで、そのような観点での「ニューヨークの楽しみ方」を教えてもらったような気がする。
自分もニューヨークに暮らしていたが、まだまだ楽しみ方が足りなかったようだ。。。
「生粋のニューヨーカーは、とても親切だよ。礼儀正しくて、フレンドリーで、ユーモアのセンスがある。ここは世界で最高の街だと、私は思っているよ。
この街が素晴らしいのは、これだけ多くの国籍、民族的背景、宗教、人生観を持つ人たちが集まっているのに、皆が手を取り合って、それはそれはとてもうまく暮らしているということだ。誰もが生きるのに一生懸命で、ほかの人に対して敵対心を抱いたり、嫌な思いをさせたりしているひまはないんだ。この街はごく自然な形で多様化していった」
→ここにある、”ひまがないんだ”、に納得。
多様化した社会においては、異なることにエネルギーを注ぐのではなく、コアになる共通概念に力を注ぐ。
そして、それは非常にシンプルである必要がある。
ニューヨークにいると日本では気になるようなことが、いかに些細で、大勢に影響のないことであることに気づく。
この世の中、もっと大切なことがあるよ、ということ。
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