鷹野久のレビュー一覧
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文学のお菓子
イギリス文学とお菓子を愛する大学の教授とその姪っ子をメインにお菓子を作ったり食べたりを堪能するお話の第一巻。
主人公は私立青葉学院大学でイギリス文学を教えている雨宮教授。
都心から少し離れた緑の多い街の小高い丘にある大学で教鞭をとっている雨宮にはある楽しみがあった。
イギリスの文学作品に出てくるお菓子を材料をそろえて自分で焼いて作ることだった。
そして自宅に訪ねてきた姪っ子のサヤにそれをふるまいながらお茶にすることだった。
教授だけあって物語に出てくるイギリスのお菓子がどういうものか理解はしている雨宮。
実際本をよんでわからないことがある生徒に文章と実物の違いを説明できる彼だっ -
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お菓子、美味しそう
展開はとてもゆっくりでなかなか進みませんが、優しいお話が丁寧に描かれています。
物語に出てくるお菓子って特に気にしてませんでしたが、そう言う楽しみ方もあったかと目から鱗です。今度真似してみます!
先に『向ヒ兎堂日記』を読んでしまったので、ニャンコの活躍を期待してしまいます。
巻末のショートストーリーとかでもいいので、クロメインのお話も見てみたいです。
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とても優雅だなぁ。特に、お菓子作りをしている最中の言葉に頼りすぎない流れるようなコマと優しい絵がゆったりとした時間を醸し出していてうっとりします。紅茶を飲みながら読みたくなります。