あらすじ
時は明治、文明開化華やかなりし頃……時代に逆行して妖怪関係の書物を隠れて収集する不思議な貸本屋があった。その名も向ヒ兎堂。世の中は、妖怪関連すべてを取り締まる『違式怪異条例』が施行され、妖怪を消そうと巡査達が動き出す……。そんな中、妖怪が見えてさわれてしまう本屋の主人・兎崎伊織は、猫又の銀、化狸の千代ら仲間達とともに、妖怪の悩み相談所を開くことに……。実力派新鋭が贈る明治妖怪奇譚、第一巻。
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明治初期の貸本屋を舞台にした人と妖の登場するお話。ほっこりした雰囲気で、はじめは短編集かと思いましたが、回を追うごとにだんだん色々な伏線が貼られ始め面白くなりました。大正ロマンみたいな言葉が好きな人にはハマると思います。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
時は明治、文明開化華やかなりし頃……時代に逆行して妖怪関係の書物を隠れて収集する不思議な貸本屋があった。その名も向ヒ兎堂。世の中は、妖怪関連すべてを取り締まる『違式怪異条例』が施行され、妖怪を消そうと巡査達が動き出す……。そんな中、妖怪が見えてさわれてしまう本屋の主人・兎崎伊織は、猫又の銀、化狸の千代ら仲間達とともに、妖怪の悩み相談所を開くことに……。実力派新鋭が贈る明治妖怪奇譚、第一巻。
【感想】
読んですぐにお気に入りのマンガになった。久しぶりにこんなマンガに出会えた。イラストもストーリーも楽しくて、どんどん物語の中に引き込まれていった。続きが気になる。この後、どんな展開を見せてくれるんだろう。
Posted by ブクログ
表紙と、あらすじに惹かれて衝動買いしました。
「夏目友人帳」もそうですが、妖怪と人間が心を通わせ合うお話大好きです!
いろいろ過去とか画策とかもあるみたいですね。
続刊が楽しみです(*^^*)
猫なのに
猫の銀がいつも余計なことばかりして空回っていますが、ドジぶりがかわいい。それに浮いてしまう金魚の面倒をみるという、猫らしからぬちょっとヌケた感じやがいじらしい。それと鳴釜がかわいい。
1巻。
明治維新後、妖怪の存在を否定しそれにに関する本等を取り締まる様になった世の中。それに抗い、妖怪関連の本を扱う古書店が舞台。店主は人間だけれど妖と因縁があり、従業員(居候?)は化狸やら化猫。そこにやってくるのも、妖の方が多いようで副業(裏稼業?)は困った妖のお助け。その案件がどれも楽しくて良かったです。
Posted by ブクログ
最近舞台が明治時代のお話にハマっていて、裏表紙の説明文に「明治」と書いてあった&絵柄が気に入ったので表紙買いしました。
最初はなんだかありがちな設定だなぁと思っていたのですが…登場人物(妖?)が増えるにつれ背景が気になってきたので、次巻も続けて読んでいきたいです(^^)
Posted by ブクログ
最近のこの手のお話には期待していなかったのですが、絵もかわいくて面白かったです^^ほのぼのした雰囲気が壊れること無く、でもしっかりとお話が進んでいるというのが読んでいて感じられるところが好感。みんな可愛い///釜鳴がかわいい///
Posted by ブクログ
時代設定としては蟲師と同じようなイメージ。帯やあらすじからは、探偵もののような印象を受けたけど、中身はほんわか系。旧カナとか、非常用漢字?とかも使ったり、実際の法令も作品に絡ませたりして、こんな世界が本当にあったんじゃないかという気にさせてくれた。 キャラクターも魅力的。鳴釜さんが愛くるしくて好き。
Posted by ブクログ
ゆるゆると、ゆるやかに紡がれる妖のお話。
慌ただしくもなく、
変にカッコつけることもなく、
淡々とした中にも奥の深さを感じさせる、
とても心地よい感じの絵と物語です。
キャラクターたちも魅力的♪
Posted by ブクログ
いいねぇ〜どんどんキャラ多くなるし謎深まるし。ちょっと薄味な気もするけどこういうの好きだわ。夏目友人帳とかおとめ妖怪ざくろとかそんなテイスト。そしてきっと京極堂シリーズからヒントを得てるな。
Posted by ブクログ
明治時代、
妖怪関係の書物を隠れて収集する不思議な貸本屋
『向ヒ兎堂(むかいうさぎどう)』があった。
妖怪が見えてしまう 『向ヒ兎堂』の主人・兎崎伊織は、
猫又の銀、化狸の千代ら
あやかしの仲間たちとともに
妖怪たちの悩み相談所を開くことにするが…
自分は好きやなぁ〜
この空気感♪
嫌みのない柔らかなタッチの絵と
「明治時代」「貸本屋」「妖怪」「猫」と
自分のツボを
ピンポイントで刺激するキーワードの数々に
一人本屋でニヤけてしまったし(汗)
この作品の魅力は
舞台を明治にしたところ。
「はいからさんが通る」でお馴染みの袴姿や
鹿鳴館を思わす
レトロなドレス衣装、
アーク灯や鉄馬車に洋館など
和洋折衷の街並みに
も
きゅんとさせられます(笑)。
↑俺だけか
妖怪が見える伊織の前に現れる依頼主も、
取り壊しが決まった武家屋敷に咲く
牡丹の精や
小さな女の子が大事にしている金魚鉢から抜け出した
空飛ぶ金魚、
人形師のお爺さんと暮らす
座敷わらし、
本好きで占いが得意な
お釜を被った妖怪、
鳴釜(なりかま)、
など人間に排除された妖怪たちの
切実な依頼(悩み)ばかりなのです。
眼帯を外すと謎の赤い目を持つ
向ヒ兎堂店主の
兎崎伊織(とざき・いおり)。
葉っぱを使ってどんな物も出現させる
しっかり者の少女、千代。
(タヌキの化身です)
鮎飯に目がない(笑)
普段は猫の姿の青年、銀。
(猫の化身です)
そして妖怪を取り締まる二人の巡査、
都築と千石。
などなど魅力的なメインキャラも◎。
しかし、妖怪や幽霊やイジメにしても
いつの世も人は
見えないモノや
自分と異なる者を否定したがるけど、
目の前に、
くっきり見えてるものしか信じられなくなるのが、
いちばんつまらないし、
いちばん悲しい。
よく考えてみたら
大切なものって
すべて形のない
捉えどころのないものやん(笑)
真実はそこにこそ
あるんじゃないのかな〜(^_^;)
な〜んて
個人的には思ってます(笑)
伊織の赤目の秘密や
妖怪本を密かに集める警察の真意など
少しずつ明らかにされるであろう謎も含め
2巻が楽しみな漫画です。
Posted by ブクログ
妖怪の悩みを解決する
貸本屋サンのお話。
絵もかわいぃし
お話しも謎が多くてワクワクするし
もっと泣ける話し満載なのかと思ったら
そぅでもなくて、案外ギャグとか
ほっこりするよぅな悩みが多くて
そこも良かったです(*´ω`*)
Posted by ブクログ
好きな時代、好きな妖し物、ストーリーも秘密がまぶしてあり、次も読みたくなります。が、なんだろう・・・最近この辺りのお話が増えてきたからか、それほど萌えませんでした。
主人公、ちょっと蟲師のギンコっぽいからかな・・・。
Posted by ブクログ
時代は明治。
文明開化が進むなか、
押しやられる妖たち。
ひっそりと佇む、
貸し本屋、向ヒ兎堂。
そこで様々な妖たちの悩みを解決していく。
話、雰囲気は、「蟲師」「夏目友人帳」に似てる。
絵は見やすくてかわいい。ジャンプっぽい?キャラクターも青の祓魔師っぽい?
な感じで、目新しさは全くないのだけれど、
すごく読みやすいし私好み。
話も1つ1つが短くて、完結してる。
と見せかけて、多分色々繋がっていく。
これからが楽しみ!
Posted by ブクログ
絵とあらすじ、帯に惹かれて衝動買い。
半ばくらいまではふんわりしててちょっと1話1話このままいくと飽きちゃうかな…と思ってたんですが、徐々に登場人物が増え、伏線が増えていき、2巻が気になる感じに終わりました。
2巻以降どうなるのか…まだ先が読めません。シリアス路線かミステリ路線か、ほのぼの路線か…
絵はすごく好みでした。見やすくて妖怪も可愛らしい。個人的に座敷童と鳴釜が可愛かったです。
いろんな妖怪が出てくるので、妖怪好き的にも楽しかった漫画でした。
一話完結の短編集。一話めの牡丹の精がけなげでいじらしくてたまに読み返したくなります。
妖怪ものはホラー要素になると苦手だけど、こちらはほのぼのした感じで読みやすい。
主人公に謎もあります。
Posted by ブクログ
この方の絵の雰囲気が好きです。独特の世界観。妖が好きなんですね。しっかり者の千代ちゃんが可愛い。
牡丹の精?の子も可愛かった。
人が大切にすると植物もこうして恩返しにきてくれそう。
それにしても、空飛ぶ金魚ってぎょぴちゃんくらいしか知りませんでした。
和と洋がまじりあったこの独特な時代、いいですね。
Posted by ブクログ
貸本屋、向ヒ兎堂
非文明的なものは取り締まりの対象となってしまった明治時代で妖怪関係の書物を扱い、また妖怪が助けを求めにくる店でのほっこり系妖怪噺…だけじゃないかも☆
この巻はふつ~な感じだったけど次が気になる終わりかたしたね!向ヒ兎堂店主の右目に宿る妖は何!?上位の妖なのかしらやだ素敵っ☆