嵐山光三郎のレビュー一覧
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先日馬琴が主人公の舞台を見て、人形劇でしか見てないので、一度読んでみようと思ったが、いきなりの古典は大変なので、まずは抄訳版と思って読んでみた。良かったんだけど、話がホンの出だししかカバーしてないんだ。続きが欲しかった・・・ しかし、懐かしいわ、新八犬伝が。Posted by ブクログ
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あえてローカル線でゆっくりと景色を楽しみながら行くのがオツなんだろうな。
地元の郷土料理と地酒と温泉があれば他に何もいらないだろうなと思える本。
新幹線や飛行機で全国津々浦々まで短時間で行ける今日で、鈍行で行く意味ってなんだろう。
何か旅行へ行ってもガイドブックに載っている観光地やお店をいかに多く回...続きを読むPosted by ブクログ -
深沢七郎とのつきあいを小説仕立てで回想。些細なことで懇意な間柄の人を斬り捨てる偏狭な作家への敬愛心と、いつ自分も斬られるかとビクビク過ごす恐怖感が、様々な興味深いエピソードとともに綴られる。
まぁしかし、深沢七郎の破天荒な生き様に惹かれる気持ちも、斬られる不安がやがて現実となったときのフッと抜け...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルもいいし、一話一話の情景の切り方も上手いものである。明治文学の雰囲気がつまらない文学史よりもはるかに鮮やかに伝わっている、さすがの力量。Posted by ブクログ
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日本最古の書物として公式に認められているのがこの古事記です。
これは全部で3部に分かれており、上巻には<神の物語>が、中巻には<神と人の物語>が、そして下巻には<人の物語>が書かれています。天地開闢に始まるこの書物には推古天皇までの歴史的物語が記録されています。
この本は上巻のみで、黄泉の...続きを読むPosted by ブクログ -
『南総里見八犬伝』は江戸時代に曲亭馬琴が失明しながらも28年かかって書き上げた大作です。巻数は第9輯、冊数は71冊(ふつう5冊から7冊で1巻となり発売されます)にも及びます。この本では前半は原作通り訳され、後半は"そののちのあらすじ"という形でまとめられています。
古文が苦手な為、現代語訳...続きを読むPosted by ブクログ -
枕草子は平安中期に中宮定子へと仕える清少納言によって書かれたものです。日本最古の随筆であり、方丈記や徒然草と並んで三大随筆として有名です。"春はあけぼの"の始まりで知られることも多い枕草子は風流で女性らしく、およそ300段あまりの章段から構成されています。
色彩の美しさや音の流れがとても洗...続きを読むPosted by ブクログ -
十辺舎一九の東海道中膝栗毛を子供向けにやさしく書き下ろしたもの。
さらさらとおおざっぱに弥次さん喜多さんの世界がわかる。Posted by ブクログ -
どうゆうわけか家にあったので読んでみました。
昭和戦中派のエッセーって感じで、あはぁって感じでなんか懐かしい日本人の姿が描かれています。Posted by ブクログ