嵐山光三郎のレビュー一覧

  • 死ぬための教養

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    46冊。生死についての本が紹介してあって。著者がそれらを病床で読んだ時こんな風に生死についてオレは考えたんだ。と。感想っぽく語っている。本書とは関係ないが明石家さんま氏の言葉がボクは好き。『生きてるだけでまるもうけ』生きていることが花で花は生かされていると。笑って生きないと。

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    2011年09月15日
  • 文人暴食

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     悪食、という言葉を生みだした古の賢人は何を思ってこの言葉を作りだしたのだろう。
     世に名だたる文豪たちの好物や食生活を取り上げただけの本・・・であるのに、こんなにも興味深いのはなぜだろう。
     食は人の生活を支える基本。自然作風とは切っても切れない関係であることが浮き彫りになってくる。
     途中、こらえきれずに何度か吹き出した。さて、今の文人たちはどれほどの「悪食」っぷりであるのだろうか。

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    2012年11月25日
  • 妻との修復

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    人生の後半をどう生きるかを考える時期にきているのかもしれない。こんなタイトルに惹かれるのは……。

    男性の立場で、しかもかなり特別な交友関係のなかで見聞きしたことと、よく知られた作家たちの夫婦関係のこと(漱石夫婦も俎上に)を例にあげているので、一般に応用することはできない。

    文壇のゴシップ本という感じ、読み流した。

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    2009年10月04日
  • 妻との修復

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    先人の修羅場は、面白かったですが、一般の夫婦には、ほど遠いお話のような気がしました。でも、先人の女性もなかなか男性遍歴が半端じゃなく面白かったです( ̄ー ̄)本当に夫婦は薄皮一枚の関係。賢く立ち回って、上手く続けるのが得策か?まさに夫婦は、狐と狸の化かし合いですな(^∇^) アハハ!

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    2009年10月04日
  • 妻との修復

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    著者の周辺知人夫婦のそれぞれの妻との修復状況や離婚に至る例などが匿名で登場し、著者お得意の文人・文化人夫婦の例が引用され、その上で妻と上手くやるにはどうしたらよいかの「教訓」が説得力を持って迫る。いわば妻帯者がいつまでも男らしく生きていくには常に妻との関係に気遣えよ、ということでしょう。可愛らしい女でも7年経つと「おばさん」になり、14年で「妖怪」、21年で「鬼婆」、28年で「超獣」、それ以上は「手のつけられない神様」となるのが妻なのだそうで、この比喩は笑えるけれどきっと嵐山さんは愛妻家なのだと思いました。

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    2009年10月07日
  • 山口瞳「男性自身」傑作選 熟年篇

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    著者の作品を初めて読んだ。選んだ作品が悪かったのか、人気作家であることは実感できず。何から読めばよかったのか?

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    2009年10月04日
  • 芭蕉紀行

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    「俳聖」と言われる一般的なイメージとは異なる、生身の人間「松尾芭蕉」の、心の闇を垣間見た気がしました。

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    2009年10月04日
  • 文人暴食

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    金子光晴と一緒に「人肉嗜食会」をやっていた宮久保和尚の春慶寺は以前住んでいた家の隣だった。今はマンション形式のモダンなお寺。ボタンを押すと骨壷が出てくるらしい。

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    2009年10月04日
  • 死ぬための教養

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    人間は必ず死ぬことになっていて、意識は脳みそだけによるので、脳さえ存続できれば、生きていけるような気もするのですけれど、今のところは、それは不可能とされているようです。

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    2009年10月04日
  • 死ぬための教養

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    6度死にかけたという筆者が「自分の死の受容」を考える。ただの体験記ではない。出版業界人である彼故の多くの作家、著名人の死と作品、その後を網羅する。病院とのつきあい、遺書の書き方など盛りだくさんながら、語り口は淡々。それはやはり彼が自分の死を生きながら受容したからできたことだろう。信仰は必要ないが、知識は必要であるという死の解説書。死を自分でオーダー出来たらいいなあ。

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    2009年10月04日