櫻井千姫のレビュー一覧

  • ラストは絶対、想定外。~スターツ出版文庫 7つのアンソロジー2~

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    「いつかねむりにつく日」のドラマを見ていぬじゅんさんを知り、本屋でこの本を見つけて即買い。一気読みでした。
    【帯より引用】
    人気作家7名の一気読み短編集。

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    2019年10月08日
  • 九十九里浜の海食堂 かもめ亭

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    当たり前の大切さと日々前へ進む大切さを教えてくれる小説。
    6つの短編で全てが心優しい小説で読みやすかったです。

    各々の悩みがある切っ掛けで前向きに動くことがポジティブになれる小説でもあると思います。
    ただし、海食堂ですがあんまり関係ない気がしましたが・・・
    それでも、どの短編かはあなたの心を軽くしてくれる気がします。

    少し日常に悩んでいる方にはおすすめの小説だと思います。

    個人的には「アジのお刺身は波乗りのあとで」が好きでした。
    後悔のないやりたいことに挑戦できる人生を歩みたいものです。

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    2025年11月05日
  • 天国までの49日間~ラストサマー~

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    霊感がある事をひた隠し、コンプレックを抱えて生きて来た女子高校生の稜歩。
    しかし、いじめの対象となった梢が、電車に引かれて亡くなった。
    果たして、いじめを苦にして自殺したのか、それとも事故なのか?

    しかし、死んだはずの梢が、幽霊となって稜歩の前に現れ、自殺ではなく、実際は他殺であると訴える。
    (O_O)

    死の真相を探るべく、同じクラスの霊感少年・榊と共に、真犯人探しが始めるが、、、
    気づけば、加害者の稜歩と被害者の梢は、不思議な友情が芽生えていた。

    エンディングで、梢が天に召されるシーンは、ウルウルです。
    たとえ、生まれ変わっても、2人の友情に変わりがない事を祈ります。

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    2025年10月26日
  • 行方不明の友人を探しています

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    地獄館「ホテルヘブン」に足を踏み入れた者たちが呪われ、次々と行方不明に──
    ホラー小説ですが、ミステリー要素強めで面白かったです!
    でもあとがきに残された謎たちの答えは全くわかりませんでした。

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    2025年09月20日
  • 天国までの49日間~ラストサマー~

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    どんだん消えて言っちゃうの悲しすぎる。犯人を探すために、みんなで協力して探すの好き。
    霊感をたどって、霊と話するの面白くて、個人個人で危ない霊とな優しい話せる霊とか。
    最後は、ほんとに泣く。意外な結末すぎて。

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    2025年09月19日
  • 行方不明の友人を探しています

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    ホラーだがミステリー要素強めだった。4番目の男の霊、執着凄すぎて最恐だった。ラストそう来るか・・・。

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    2025年09月03日
  • 100回目の空の下、君とあの海で

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    東日本大震災で大切な親友紬を失った悠海はある日人形から亡くなったはずの紬の声がしてきた、、!?東日本大震災で新しい環境にも上手く馴染めなかった悠海は紬と話すことだけを楽しみに生きていた。東日本大震災は当事者にとったら人生を大きく替えてしまう一生忘れられないものだけど他の人からしたらすぐ「過去」の事になってしまいますよね。色々な苦難を乗り越えて成長していく悠海の物語です。ラストのシーンは感動です!!

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    2025年05月25日
  • 天国までの49日間【スターツ出版文庫版】

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    携帯小説ということもあって会話文多めで、ページ数はあるけど結構スラスラ読める。小学生の頃読んでいたので、懐かしいなとなんだか物語とは関係ないところで感動してしまった。榊くんと安音ちゃんが互いに少しずつ信頼関係を築いていくのにヒュー!となりつつ、いじめの描写はしっかりエグめ。大人になってから読むとムム…となることも多いけど個人的にはすごく楽しく読めました。

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    2025年03月10日
  • 天国までの49日間【スターツ出版文庫版】

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    ネタバレ

    携帯小説大賞を受賞した櫻井千姫先生の小説。
    “いじめ”をテーマに自殺してしまった少女・安音が49日間の現世での猶予を与えられて、死んだ後の世界を体感していく物語。いじめの描写がきつく読むのを止めてしまう時もありました。いじめをしていた人間達がいじめを返されるという残酷さ、そこから立ち直り、前を懸命に向こうとする人間の強さを鮮烈に、かつ力強く描いていて、そして幽霊が見える青年・榊との甘い恋模様もありとても充実した小説だと思いました。死んでしまっては何も出来ない、しかし残された人々はその思いを継ぎ悲劇を無くそうとすることはできる。そんな事を教えてくれる作品だと思いました。

    この作品をアニメ化した

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    2024年11月03日
  • 天国までの49日間 絶対に忘れない、君との約束

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    いじめが原因で、主人公か自死する話。
    冒頭から重たいかと思ったが、自死して加害者に復讐をするつもりだった主人公の明るさにすくわれつつ、ちょっとホラーっぽく、悪霊や霊感のある青年が登場したりと読みやすい内容で成仏するまでの49日間を主人公と一緒にいじめの連鎖について考えさせられました。
    1人の命と引き換えに加害者側が、いじめについて真摯に向き合えたが、1番悔しいのは自死した主人公はもうみんなと一緒に笑ったり遊んだり勉強したりと、楽しいはずの青春を送れないという事。
    なぜ、いじめはなくならないのか、自分に合わない相手をどうして、そっとしておいてあげないのか。人の心はわからない。

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    2024年07月22日
  • 天国までの49日間【スターツ出版文庫版】

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    中2で読んだときには号泣しました。ただ、久しぶりに読み返したら悪霊退散するところの呪文でちょっと笑っちゃいました。
    読みやすくて、生死について考えさせてくれる本です。中学生に主に読んで欲しいですね。

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    2024年02月22日
  • 天国までの49日間【スターツ出版文庫版】

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    惚れました。最後ほんとに良かった!!いじめがこの世から無くなる日が来るのか。分からないけど、今生きてる中でできることをやって行きたいと思いました!

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    2024年01月07日
  • 天国までの49日間~卒業~

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    シリーズ大円団
    榊と稜歩の卒業によりとの師弟関係も見納め
    今回の幽霊は病気で亡くなった同級生の内浦琉衣
    榊と仮初めでも恋人になって最後の49日間を過ごしたいと願う

    稜歩の榊への片思いへの卒業
    榊の折原への忘れられない思い
    どちらも正解な恋
    人は思い出と共に生きていく
    この先の人生に幸あれと思う
    そして、まだ若い二人には大きな未来が待ち受けていて羨ましいと思う。

    榊の稜歩を桜、折原を梅に例えて、「桜の美しさも知っているけれど、今はまだ梅を忘れられない」は複雑な男心を見た気分。

    きっと続編もあるのでしょうね
    それを期待して

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    2023年06月23日
  • 天国までの49日間【スターツ出版文庫版】

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    再読本ですが、うん、すごく気付かされることが多かった

    いじめっていじめられてる子の方が辛いと思うし、憎いって思って復讐したいって思う子もいると思う
    だけど、いじめてる子も苦しかったり辛かったりすることがあるんだってことに気づかされたし、いじめられてる子が憎い、復讐したいって思うのが当たり前かと思ってたけど、それをしたところで何も生まない、この本を読んで、あっ確かにそうかもしれない…って気づかされました
    もっと広い視野でこの世の中を見ていきたいと思った1冊です

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    2023年02月16日
  • 線香花火のような恋だった

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    公立高校に通う主人公で1年生の三倉雅時は、人が死ぬ1週間前からキンモクセイに似た「死」の香りがするのがわかる特殊な能力があります。これまでも、おばあちゃんをはじめ、大事な人の死に関わったことで、クラスでも誰とも交わらず、友達も作らず、人を避けて生活しています。そんなある日、かわいくて天然なクラスメイトの陽斗美と話すようになります。そして、その陽斗美から「死」の香がすることに気づきます。死を目前とした7日間の切ない恋のお話です。ただただ悲しいです。

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    2022年07月10日
  • 天国までの49日間【スターツ出版文庫版】

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    いじめられ、死にたくて死んだがその後自分が死んだ後の世界を見るとだんだん悲しくなっていく話だった。死んだ方がいいと思っても必ず誰かは自分のことを愛してくれる人がいるってことを思い知らされました。

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    2022年05月29日
  • 16歳の遺書

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    ネタバレ

    郁みたいな人に出会いたい、もう出会えてるのかどうかも分からない
    あとがきも読んだけれどそれでもまだ、人生こんな上手くいくかなと疑ってしまう
    子供に亡くなった友人の名前を付けるってどうなのとは思った(いくら親しくても)(これは人によって感じ方が違うけれど)

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    2022年04月27日
  • 天国までの49日間~ファーストラブ~

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    売れっ子俳優だった夏樹。事故で亡くなるが、色々な女性と関係をもってきた問題児の霊。この世にいる間に初恋の女性に会いたいと願う。霊感のある榊や稜歩は、夏樹の願いを叶えようと動く。

    夏樹が登場した時は、チャラチャラしたどうしようもない霊でしたが、ほとんど、女性の敵と言ってもいいかもしれませんが、中学時代の初恋の女性の久美香への思いは素敵だなと感じました。当時のボタンのかけ違いで疎遠になってしまうけど、それが二人を苦しめる。

    生きているからこそ出来ること。
    苦しいことでも、辛いことでも、楽しいことでも。
    生きているからこそ、伝えられる。

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    2022年02月05日
  • 天国までの49日間【スターツ出版文庫版】

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    なかなか珍しいストーリーにいじめが絡む展開でおもしろい作品でした、テンポも描写も程よく読みやすい350ページですね!
    この作品を20代女性が描いたということをすっかり忘れてました。
    重い出来事なのに明るく表現しているところは読んでて楽しいというか軽快な部分もあるくらいかなぁ。

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    2021年08月31日
  • 天国までの49日間【スターツ出版文庫版】

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    まさに今中学生、の娘が勧めてくれて、読みました!
    娘が読んでいる最中から、時おり、❜榊カッコよすぎる❜ 等、その都度、小説の感想をはなしてくれてたのですが、私も、最後まで読んでみて良かった。
    色々考えさせられます!そして、大人が思っているより(考えるより)、まだ大人ではない、子供「中学生」、は、しっかりしているし、大人をしっかり見ている!でもまた、まだまだ脆くもあり…
    いっぱい感想ありますが…
    涙なみだのお話の中に、最後は少し光が見えた、ストーリー。

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    2021年07月25日