あらすじ
7月22日「ホテル ヘブン」に行った友人が消えました。
宇佐美 晴彦さんの情報をください。
・氏名:宇佐美 晴彦
・年齢:19歳
・性別:男性
・身長:172cm 中肉体型
・頭髪:茶髪
・服装:黒いロックTシャツ
◆◆情報提供の注意点◆◆
※ホテルの間取り図から情報をお探しください ※太字で表記された403号室から聞こえる泣き声などにご注意ください ※文字が消えるなどの異変が起きましたら、身の回りにご注くだい
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
一気読みしてしまった…
そしてまた、まんまと引っかかってしまった…
懲りないね〜(笑)
タイトルそのまま、行方不明の友人を探すお話。行方不明になるきっかけや、探している途中で明らかになる過去の事件から、その友人の行く末がなんとなく悲しいものになっていくということが予想がつき…そしてその場面が来た時、思わず泣いてしまいました。この手のお話で泣くことってまずないのに。
主人公がいい子だったからかな、行方不明になってしまったお友達を思う気持ちがなだれ込んできて…
このお友達とこの子の高校時代からの友人達って、対等な関係じゃなくて、ちょっと下に見られていたような気がする。心霊スポットでのくだりとか、その後の高校時代の友人のインタビューとかからそう思ってしまった。
本人も気づいてたんだろうな、だから主人公に声をかけて一緒に楽しめる友人関係を築こうとしたんだろうな、そう思うとなおのこと結末は辛いものがあるよね。
主人公の告白で幕を閉じるかと思いきや、その後、奥付のひとつ手前のページまで仕掛けが続いていて、手抜かず作られてるなぁって感心してます。
スターツ出版、私にはあまり馴染みがないことや、著者さんの出発がケータイ小説大賞っていうことから、そんな大したことないんじゃないって軽く思ってました。ごめんなさい(泣)
欲を言えば、4chのオカ板のとこ、スレ主にコテハンを付けて貰えるともっと読みやすかったかなって思ってます。
アナグラムの謎、多分あの方かな〜って思ってるんだけど。でも1文字残ってしまったから…間違ってるかもしれない。。
アナグラムのこと考えてたら、こんな時間(深夜2時半)になってしまった(笑)
Posted by ブクログ
地獄館「ホテルヘブン」に足を踏み入れた者たちが呪われ、次々と行方不明に──
ホラー小説ですが、ミステリー要素強めで面白かったです!
でもあとがきに残された謎たちの答えは全くわかりませんでした。
Posted by ブクログ
結末を予想できてしまったので、この評価としました。
舞台がラブホテルだからか、男女がテーマとして強く、最終段階で、主人公がなぜここまで行方不明の友人を探すのかの謎が解けてすっきりしました。
ただ最後のあとがきのアナグラムはわからず…。勉強不足ですね。
でも、全体的にテンポが良く、読みやすかったと思いました!
Posted by ブクログ
表紙や帯のデザインも好き。
途中までミステリーのような展開ですすみますが、ラストになって、これはホラーだったと。
読みやすくて、一気に読んでしまいました。
面白かったです。
Posted by ブクログ
地獄館の404号室に入ると呪われる。
そんな地獄館にまつわるお話。
ホラーとミステリーが合わさっていて、かなり読みやすかった。主に坂口純が友人である宇佐美晴彦を探す話なんだけど、叙述トリックあり、とんでも展開ありだって忙しかった。
途中で出てきた霊媒師、秋蜂巣毬恵。
あきはちすまりえ→akihachisu marie
aが一個余るんよなーと思いながらアナグラムを解きました。
純。
読み方はそのままでも良かったと思うけど、読者を驚かせたかったんだよね、きっと。
謎は謎のまま。
純はこれで良かったのかな。
自己中な人が他にもいっぱい出てきたけど、純も同じだったね。
Posted by ブクログ
テンポよく読みやすいホラー小説
他の方も言っているが登場人物が多いことや、ブログなどの情報が合間にはいるため読む際は一気に読んだ方が分かりやすいかも?
坂口が将人を殺す展開は正直びっくりした
途中途中ハルを地獄館へ誘ったことを恨んでそうな面は見えていたが
これも4番目の男の幽霊の呪いの影響なのかも……?
ヒトコワっぽくありながらちゃんと怪異系だったし、やはり恋愛の縺れって強い感情を遺すんだなと感じた
Posted by ブクログ
かなり読みやすいホラーミステリーでした。
人への恨みは死んだ後も怨念として残り続け、死に方というよりも、死ぬまでの過程によって左右されるものだと分かった。
Posted by ブクログ
よくある心霊スポットに行ったら呪われる、行方不明になるといった類の話ではあるけど、冒頭の注意書きを頭の片隅に置きながら読むことで没入度が高まるし、怖さも2割増って感じ。心霊ホテルにいる幽霊の生前の話が怨念という形で語られてる所が興味深かった。