蓮池薫のレビュー一覧
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無関心はいけない
近所で蓮池さんの講演会があって、私は行かなかったのですが、行った人から拉致の話を伝え聞いた。
興味を持って、こちらを読んでみたのだが、うかがい知れない北朝鮮の内情が細かく書かれていて興味深かった。
まだ帰れない拉致被害者の方たちがどんな思いでいまの情勢を見ているかと思うと、なんともいえない気持ちになる。
まだまだ、拉致被害は過去のことじゃないんだと、思い知らされた。 -
Posted by ブクログ
自分が語る事で、まだ残る拉致被害者が危険な目に遭わぬように…。
どのように拉致されたか。北朝鮮で、日々、どんな生活を送っていたか。どんな待遇を受けたか。そして今、何をやって過ごしているか。赤裸々に語られる。社会人になる前の学生カップルを突如襲った工作員。その日から急激に変わる運命。長い長い時間。受け入れざるを得なかったにせよ、全く。あまりにも。
この本では、北朝鮮が、何故彼らを拉致したのか。国家として、拉致被害者にやらせていた仕事とは何かが全く語られない。この辺が、まだ残る拉致被害者への配慮だろうと、勝手に考える。しかし、外交戦略上、拉致行為に有効性を認めさせてはならない。日本はもっと、武 -
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Posted by ブクログ
蓮池薫さんの講演会があったことで、参加は出来なかったけれど、興味深くなり読んでみた一冊。
どんな環境に置かれたとしても、必死で生きる術を身につけて生きておられた北朝鮮での暮らしが分かります。
拉致問題の当事者としての視点で北朝鮮で家庭を持ってからさらに周囲の状況を読むことが多くなったのではと思います。
自分の意志とは関係なく拉致という国家の戦略に陥ることになった中でも、挑戦を続けて来られた姿、そして、日本へ戻ってからの新しい挑戦に心を打たれます。
納豆の話。
何気なく食べているけれど、北朝鮮ではこのような思いを抱いて試作されていたのですね。 -
Posted by ブクログ
2002年の帰国からもう13年。
だいぶ記憶が薄れつつあるからか、はたまた年齢と共に同郷ゆえの親近感が増してしまったからか、本書を手にしてしまった。
主に蓮池さん自身の拉致から24年の話で、もちろん、様々な配慮があって他の拉致被害者のかたや、奥さんのことはほとんど語られていない。
情報が断絶された中で希望に寄り添いながら必死で生きてきた様子がよく伝わる。時には心安らか時間があり、時にはアメリカとの開戦を身近に感じ怯えながらの生活。
そして、日常生活を通してみた北朝鮮の実態。
最も衝撃だったのは、日本への一時帰国さえ、自身の子供達には朝鮮内の旅行だと嘘をつかねばならなかったこと、日本人だというこ -
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Posted by ブクログ
凄惨な自殺現場が生々しく描かれているのかな~とおっかなびっくり頁を捲ってみたけど決してそんなことはなく。特殊清掃というお仕事を通して自省している、日記を読ませてもらっているようだった。
読んでいて所々にパンチラインと感じた文章があったので以下に記載。
『虎は死んで皮を残し、人は死んで名を残すという。そのことわざに込められた名誉至上主義と度の過ぎる人間本位の世界観が私には気に入らなかった』
『人生はとても複雑に絡んでいるようで、実はすべてが食べて生きるという単純な動機から始まっている。』
『苦労の多い人間ほど大きな生きがいを持つといった比例法則のようなものが存在するのだろうか。』