佐藤さくらのレビュー一覧
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ネタバレ魔法の存在を認めていない国の話。不思議な力を持つものは異端というところは前の国と同じですが、今回は神の元へ返すという名目で処分されてしまうというなかなかヘビーな国。そんな国で少し田舎に住んでる少年が、大きい町で勉強が出来ることに。嬉しいのもつかの間、妹が異端者と判明。後悔する選択をしたことで、苦悩の中、学校へ。家に戻ったあとはある事実がわかってもう今回の主人公は白髪になるかハゲるのではというくらい苦労に苛まれます。ある意味で罰だったのか。気持ちを改めて問題を解決し最後はわだかまりも少し解消。嫌な終わり方ではなく、続きもあるようなので気になります。
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ネタバレ第1回創元ファンタジィ新人賞優秀賞受賞作品。
世界観がしっかりしているハイ・ファンタジー。剣と魔法の異世界ファンタジーのド直球。文章は読みやすいがしっかりしている。文体も王道という感じ。心象描写は少な目かな。
ファンタジーは好きだけれどラノベテイストは苦手、という人におススメ。ラノベ的お約束な要素は一切入っていないので。まさに大人も楽しめるファンタジー。
ただまあ物語の流れや設定は王道なので、正直目新しい部分は特にない。逆に言えば安心して王道を楽しめる作品、とも言えるけれども。そして解説にあった「空気感」がないせいか? ハマるまではいかなかった。あんまり心に残らないというか、あと一歩という感じ。でも伏線も回収していて捨てキャラクターもいない、とても丁寧な作品だったので、この著者の次回作が楽しみ。
ゼクスが二重三重の差別に苦しんでいる、というのは読んでいてこちらまで苦しくなり、腹立たしくなった。どこへ行っても侮蔑の対象にされる。その高すぎる能力さえも、嫉妬とやっかみの対象に。侮蔑と嫉妬は紙一重なのかな、とも思った。
ゼクスもレオンも他のキャラクターも、すごく「生きている」という感じがした。薄っぺらいキャラではなくて、ちゃんと人間している。弱いところも汚いところもあるし、矛盾している部分もある。ダーニャが反発し続けるのではなくて、戦争の罪を飲み下すところとか。
一番好きなシーンはゼクスが初めてレオンの導きによって魔導を使ったシーン。二人の上に水が落ちて虹ができる光景が目に浮かんで、その美しさに心が震えた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ第1回創元ファンタジイ新人賞優秀賞受賞作。
魔導士が下賤の身分とされ、虐げられている国ラバルタ。人一倍勉強して豊富な知識を持っているのに、天与の才に恵まれなかったため三流魔導士として私塾を開きながら生きるレオン。比類の魔導の才を持ちながら、ある理由から魔導を学ぼうとせず、処分されかかっていた少年ゼクス。レオンの元にゼクスが強制的に弟子入りすることになり、物語が始まる。
びっくりするような展開は少なく、ハリポタのような呪文が出てくることもないけれど、その分、安心して読め、素直に楽しめました。また、とても読みやすい文章で、すいすいとページをめくっていけました。
魔導士のいる異世界ファンタジーなので魔法も描かれてはいますが、物語の主軸はレオンとゼクスの師弟愛や、魔導士たちの生き様にあると思います。魔導士たちの必死な姿に感動しました。
アストリア王子率いる解放軍とラバルタの停戦後の世界、レオンとゼクスのその後について、書いてくださると嬉しいです。
(続編の『魔導の福音』に描かれるのでしょうか?)
続編も読む予定です。 -
無料版購入済み
面白くなくは無い、という感じ。
伝わっては来るけど、ちょっと下手感がある。描き方次第でもっとぐっとくる見せ方になったんじゃないかと思う。
魔道士が虐げられている設定は、1巻読んだ時点では納得出来ない。どう見ても魔道士が優位なのになぜ虐げられてるのか??
あと、ゼクスが魔法を学ばない理由を、あれだけで見抜けるものだろうか?もう少しピンと来るヒントが必要だと思う。