佐藤さくらのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
師匠
個人としてずば抜けた戦闘力を見せつけるゼクス
遂に戦場へ赴くことにした師匠レオン
個人の戦闘力が如何に優れていても圧倒的物量差にどうなっていくのか
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購入済み
期待を込めての星5つ
4話まで収録されており、1巻は序章で終わったという印象です。(原作未読)
2巻以降から盛り上がってくるのかな?
ゼクスがどう成長していくのか、師弟関係がどうなるのか楽しみです。
あと、近年コミカライズが流行っている(?)みたいですが、群を抜いて画力が高いです。そういう意味も込めて期待値が高い! -
Posted by ブクログ
ネタバレ取り憑かれたように読み続けていたシリーズだけれどもとうとう読み終わってしまった。もっと読んでいたかった。もっとこの世界に浸りたかった。という気持ちでいっぱい。
シリーズ最終作となる今作ではカデンツァ自治区とラバルタが再度の停戦に至るまでが描かれる。
一作目の停戦から12年もの時が経過しているので、意外なひとが亡くなっていたり逆に意外なひとが存命で驚かされたり……とにかく総集編とばかりにこれまで出てきた人物が次々登場する。変わらぬ姿あり誇らしく成長を遂げた姿あり、ずっとこの世界に浸っていたので懐かしい顔ぶれが出てくると嬉しい。
肝心の内乱は、自治区とラバルタ王家だけでなく第三者勢力の介入あり -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ通して登場人物たちの成長を描く物語だけど、2作め以降は社会の中の差別の有り様を描いた物語だなと思う。
1作めは差別を受ける当事者、2作めは被差別社の身内でありながら直視を避けていた人物、3作めにして差別意識をしっかり抱え差別する側として生きてきた人物の視点と成長が描かれる。それから1作めで権利を得ようと力を用いて戦った世界のその後の様子も。
社会を取り巻く差別の構造は、現実社会と重なる部分が多い。
1作めの師弟が変わらず仲睦まじいのはもちろんのこと、元エヴァン小隊の面々の絆が描かれるのも嬉しい。というかゼクスがこのタイミングまでなんの報せも出していないことに驚いた。
内乱で目覚ましい -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作『魔導の系譜』が一組の師弟の成長と絆のお話なら、今作は友情と愛のお話。
時系列が被っているので版元の宣伝ツイートではどちらから読んでも問題なし、となっているけれど、解説で1巻の盛大なネタバレがあるので刊行順に読む方が安心だと思う。
前作の舞台ラバルタでも魔道士は差別の対象だったけれど、今作ではラバルタ以外の国も描かれて、そこでも形は違えど差別は存在することが描かれる。エルミーヌのそれはラバルタにおける苛烈とはまた違ったエグさがあって背筋が冷える……。
今作の主人公カレンスは前作のゼクスと違って恵まれた才能や力はなく、直接差別的な視線を向けられる対象でもない。可愛がっていた妹が魔物棲みと -
Posted by ブクログ
ネタバレ上手く感想を纏められませんでしたが、メモとして記します。
『魔導の系譜』に続く〈真理の織り手〉シリーズ第2弾。
本作はラバルタの隣国であるエルミーヌが舞台。主人公カレンスは、妹リーンベルが精霊を創り出す能力もつことを知りながらも、妹が「魔物棲み」と発覚した時に何も出来ずに故郷から逃げるように王都の学院に進学します。カレンスは十分に善良な人間で、当時の彼には、それ以上のことはできなかったのでは?と思います。王立学院で自分を貫くアニエスと友になり、経験を積むことで成長できたカレンスが好きです。
ラバルタ(前作の舞台)では、魔導士は差別され虐げられていますが、魔導士の専門機関やギルドがあり、そ