河合薫のレビュー一覧
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昭和のエリートが陣頭指揮 平成にまでその形が引き継がれてしまった
否定しないこと≠肯定 ちゃんと現実を受け止めること
日本的経営 =人間中心、長期視野、専門スタッフが経営スタッフの下の関係
経団連 =同質集団
最低賃金で働く人が2007年からの10年で4倍に (実質最低賃金は20%アップ)
正社員前提の社会
平均所得金額以下の世帯 62%
「働く」ことは「生きている」という実感
「頼れる家族」がいない
コミュニティ=会話
生産性? 人を豊かにするのは 無駄な会話、時間、空間
SOC=Sence Of Coherence 首尾一貫感覚
1.一貫性(自分が大切な人だと感じる) -
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ネタバレ「今の50代は英語もまともにできない、Excelも使えない、コミュニケーション能力が低い。50代は甘やかされ過ぎだ」「女性はマイノリティーの女性会社員として、ガラスの天井に苦しめながら仕事人として生きた。単に組織人として会社員を過ごしたわけではない」
この事実に反論できる、高齢男性がいるでしょうか。「定年」ごときで、あたふたしているなんて、今の若者や女性の悲しい過去を考えれば、…。
「会社員は、敗者のゲームだ。不採用通知、リストラ、左遷を回避しただけ。だから、役職停止と定年は全員にやってくる”負け”かもしれない」と語ったのは誰だっただろう。今まで、苦労しなかった分、辛いのは分かるが、今までが -
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ネタバレ世の中が、社会が、考え方が変化していく。圧倒的な技術革新の影に隠れて。しかも、その振れ幅が大きく、想定を超えることが少なくない。このとき、どのように自分を守るのでしょうか? きっと、”守る”という意識そのものが時代遅れになっているのかもしれない。
自分の居場所。きっと、本書で語る「ジジイ」には、成功体験がその根本にあるような気がする。「こうするべき」「こうあるべき」…、と。そして、成功体験は単に時代の賜物、組織の賜物、日本の社会構造の賜物であることを忘れてしまったのかもしれない。彼らにも苦労した頃はあっただろうに。生まれてからずっと「ジジイ」ではなかったと思うし。
SOCの重要性を語る部分 -
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ネタバレ曰く「資本主義社会ではカネのある人ほど、様々なリソースの獲得が容易になり、”持てる者”は突発的な変化にも素早く対応できる」と。対応力は、”若さ”だけではない、と気づかされる。
「コロナ」によって、社会が一変した。①「リモートワーク」。通勤地獄という名の、ラッシュが緩和された。「働くこと、イコール、会社に出社すること」だったハズなのに。社員の評価は、業務成績・成果だけになってしまうのだろうか。そして、広い邸宅に住む人はいいが、日本の住宅環境からみれば、やはり社員に無理させているような気がする。
②「働かないおじさん」。やっと、バレてしまったようです。IT化に遅れ、時代に遅れ、変化に遅れる中高年 -
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あと10年経過して過去を振り返った時、今年2020年という年は分岐点になったと誰もが思うことでしょう。緊急事態宣言は4月上旬に発令されて1か月ほどで解除されましたが、私が勤務する会社では2月下旬から在宅勤務が始まり、現在(2020.9)も継続しています。
それまで自分で電話会議を設定したことは殆どなく、最初の頃は手惑いましたが、そのような生活も一か月もすれば慣れてきて順応できた自分にも驚いています。
またこの本のタイトルにあるように、平成の世が過ぎて令和の時代になっても「昭和おじさん社会」が続いていたことを改めて感じさせられました。しかしこの時代も終わりを告げようとしています、娘たちの行動 -
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「強い自己」とは「意志力(Grit)」
意思は「心」に宿りますが、意志力は「体」を動かし続ける原動力
いかなる困難に遭遇しても「動く」ことができる
動くことによって「選択する自由」が生まれる (p,170)
意志力は
・自己受容(自分を積極的に受け入れることができる)
・自律性(自分の行動や考え方を自己決定できる)
・人格的成長(自分の可能性を信じることができる)
・人生における目的(どんな人生を送りたいかはっきりしている)
・環境制御(どんな関係でもなんとかやっていけるという確信)
・積極的な他者関係(あたたかく信頼できる人間関係を築いているという確信)
これらを高め、逆境を乗り越えるエネ -
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何だか自分の職場というか上層部が残念な感じなんだけど、何が残念な感じなんだろうと思い読んでみました。著者の河合さんは、昔ニュースステーションにお天気キャスターとして出演もしていた人らしく写真見たら、あ、この人かと思いました。今は健康社会学というものを専門にする研究者になっているとのこと。本書もどちらかというと、人々が健康にはたらける職場を作るにはどうすれば良いか、ということが著者の関心なんだと思います。本書ではまず、残念な職場がどうして出来あがってしまうのか、ということを、多くの研究結果を、河合さんが自身で行った多数のインタビューによる具体例を交えて紹介してくれます。研究者らしからぬかなりフラ