河合薫のレビュー一覧

  • 定年後からの孤独入門
    「今の50代は英語もまともにできない、Excelも使えない、コミュニケーション能力が低い。50代は甘やかされ過ぎだ」「女性はマイノリティーの女性会社員として、ガラスの天井に苦しめながら仕事人として生きた。単に組織人として会社員を過ごしたわけではない」
    この事実に反論できる、高齢男性がいるでしょうか。...続きを読む
  • 他人をバカにしたがる男たち
    世の中が、社会が、考え方が変化していく。圧倒的な技術革新の影に隠れて。しかも、その振れ幅が大きく、想定を超えることが少なくない。このとき、どのように自分を守るのでしょうか? きっと、”守る”という意識そのものが時代遅れになっているのかもしれない。

    自分の居場所。きっと、本書で語る「ジジイ」には、成...続きを読む
  • コロナショックと昭和おじさん社会
    曰く「資本主義社会ではカネのある人ほど、様々なリソースの獲得が容易になり、”持てる者”は突発的な変化にも素早く対応できる」と。対応力は、”若さ”だけではない、と気づかされる。

    「コロナ」によって、社会が一変した。①「リモートワーク」。通勤地獄という名の、ラッシュが緩和された。「働くこと、イコール、...続きを読む
  • 面倒くさい女たち
    女性の著者だからこそ書けるし、説得力のある内容だったと思う。「ババアの壁」、あちこちで見かけるがそれを面白いと見れる余裕ができたかも。
  • THE HOPE 50歳はどこへ消えた?――半径3メートルの幸福論
    日経ビジネスオンライン版で、好きなライターさんの一人です。
    あまり女性であることを感じなく、中性の立場として平等な語り口で好感もってます。

    今回の本は、少し論文調であり、応援歌でもあり。
    とりあえず、テンポよく読めましたが、50歳前に出会えていたら、また感想も違っていたかも。
  • 面倒くさい女たち
    意志力という内的リソース。なんだが、摩耗する。体力がない時は、しんどい。ばばあってる。ことが笑えるだけの体力が欲しい時もある。ただただ嘆息。
  • 他人をバカにしたがる男たち
    SOC(首尾一貫感覚)がない輩がジジイ(女も含む)となることを説いた本。
    単純に頭が良くても人がどう思うかという想像力が欠如しているようにも思える。
    知らず知らずのうちにジジイとなっていることが心配になる。
  • コロナショックと昭和おじさん社会
    あと10年経過して過去を振り返った時、今年2020年という年は分岐点になったと誰もが思うことでしょう。緊急事態宣言は4月上旬に発令されて1か月ほどで解除されましたが、私が勤務する会社では2月下旬から在宅勤務が始まり、現在(2020.9)も継続しています。

    それまで自分で電話会議を設定したことは殆ど...続きを読む
  • 他人の足を引っぱる男たち
    「強い自己」とは「意志力(Grit)」
    意思は「心」に宿りますが、意志力は「体」を動かし続ける原動力
    いかなる困難に遭遇しても「動く」ことができる
    動くことによって「選択する自由」が生まれる (p,170)

    意志力は
    ・自己受容(自分を積極的に受け入れることができる)
    ・自律性(自分の行動や考え方...続きを読む
  • 他人の足を引っぱる男たち
    書いてあることは尤もですが、あえて読む必要はないかも。
    ある意味、当たり前のことしか書かれていないので。

    他人の足を引っぱるような人にならないよう、また、他人の足を引っぱるような人を減らすよう、努力していきましょう。
  • 他人をバカにしたがる男たち
    つまらないわけではないのですが、興味がある内容だったかと問われれば否。「SOC」という単語は覚えておこうと思います。
  • 他人をバカにしたがる男たち
    SOC(sense of coherence)とは首尾一貫性の感覚、ひとことで言えば「ストレスにしなやかに対処して健康や生活を守り、立て直していく力」のことだという。そのSOCが弱い人ほど、他人をバカにする、異性をバカにするらしい。男も女もSOCを強くすることが必要とのことだが、著者の河合さんはそも...続きを読む
  • 残念な職場 53の研究が明かすヤバい真実
    時間外労働、パワハラ、ブラック企業と昨今の流行りのキーワードを盛り込んだ河合氏のエッセー。仕事ができる人ほど、転勤でとばされてしまったり、仕事ができなくても優秀な上司に気に入られれば出世する。
    百田氏の「逃げる力」では高橋まつりさんはTさんとして出ていたが、本書では実名を出している。テーマは似たよう...続きを読む
  • 他人をバカにしたがる男たち
    本を読めば、タイトルの「男」は、男性と女性の両方が含まれてることがわかるが、タイトルだけではわからないのでイマイチ。まあ、中身的にも、男(ジジイ)に焦点を当てて、そんな女もいる、という視点なので大きくずれてはいないが。自分はこうならないようにという戒めにはなった。
  • 残念な職場 53の研究が明かすヤバい真実
    意外と硬派に「残念な職場」を科学的根拠を基に解き明かす。調査研究や心理学からの解説は納得性が高い。確かに出世している人に無責任な人が多かったり長時間労働が結果生産性低下になるというのは肌感覚とも合致する。

    諸々の原因はしっくりくるが、散々煽りながら結果解決提言はビジネスの実態を無視した何かふわっと...続きを読む
  • 残念な職場 53の研究が明かすヤバい真実
    何だか自分の職場というか上層部が残念な感じなんだけど、何が残念な感じなんだろうと思い読んでみました。著者の河合さんは、昔ニュースステーションにお天気キャスターとして出演もしていた人らしく写真見たら、あ、この人かと思いました。今は健康社会学というものを専門にする研究者になっているとのこと。本書もどちら...続きを読む
  • 他人をバカにしたがる男たち
    キーワードはSOC、首尾一貫する力というところだろうか。本書を読んだ上で意訳すると「ま、しゃあないか」と次に歩き出す力というかな。他人をバカにするのは、自己評価と他者評価に絶対的な開きがあるから。そのバランスをとろうとして、他者をバカにし、安定を図ろうとする。そう書いてしまうと、なんか切ないな。そこ...続きを読む
  • 他人をバカにしたがる男たち
    内容は、SOC理論がほぼ。

    人は環境で変わる。変化する現実へ適応していく。

    "ババア"にならないよう、動き続けたい。
  • 他人をバカにしたがる男たち
    よくある老害を取り上げた本著。内容は面白いが、結局のところはSOCと呼ばれる能力を身に着けること。他者との比較による自分の感情をどれだけコントロールできるのが大人ということか。
  • 他人をバカにしたがる男たち
    人の足を引っ張る「老害」にならないためには、SOC(首尾一貫感覚:Sense of Coherence)を高めましょう、というのが本書の主旨。

    前半はかなり辛辣にオッサン叩きをしている(男女ともにそうなりうると一応書いてありますが、かなりの部分は中年男性を念頭に書かれている印象)ので、かなり読むの...続きを読む