あらすじ
職場にはびこる「ババアの壁」の実態と発生原因を探り、その解決法を考える。なぜ、女性政治家は失敗するのか? なぜ、女性上司は女性部下に厳しいのか? なぜ、女の会議は長いのか? なぜ、女はセクハラにノー!と言えないのか? 職場や社会に氾濫し増殖する「面倒くさい女たち」を実証研究や理論などから紐解く。女性の扱いに悩む男性上司、男性社員の必読の一冊。
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Posted by ブクログ
■「する」男と「いる」女
・男と女の一つだけの違い
・男性は他者と「する(do)」ことで,女性は「いる(be)」ことで「自分の存在」を確立している。
Posted by ブクログ
心の奥底で思ってはいても、男性には絶対書けない本
です。
訴えられます。
「女の敵は女」とよく聞きます。
まさに女性であるがゆえに著者は「なんて面倒くさい人達
なのだろう」と声を大にして言えます。つまり言われた側
の敵も、また女なのです。
あ、でも「女は・・・」と性別でくくってはいけないです
ね。それはハラスメントです。男でも女でも「いるいる、
こういう面倒な人」と思って読めば、それはそれで楽しい
本です。
ただ性差の表現はあります。
男性は他者と「する(DO)」
女性は他者と「いる(BE)」ことで「自分の存在」を確立
している下りは納得しました。
Posted by ブクログ
社会には多数派と少数派があり、多数派には多数派の規範がある
少数派がその規範を逸脱したときそれがババアの壁となる
少数であればあるほど嫌でも注目が集まり、在り来りなミスや不祥事で再起不能レベルまで叩かれると
エリート中のエリートの女性であってもその先には越えられない壁として階層組織上位男性が存在しているという...
同じ発言をしても女だから評価されないってのは衝撃よね
doする男とbeする女の話やなぜ女性は図太いのかの話も興味深かった。
Posted by ブクログ
この著者の新書を何冊か読むと,面倒くさい女の代表かもと思ってしまう。
別の新書の言葉を借りれば「おっさんか」してるかも。
田中眞紀子のくだりは同意できない。
単なるおバカおばさんだっただけの(本人は新潟生まれではないが)新潟県民の恥のおばさん。
Posted by ブクログ
ババアは面倒臭い。
だが、ずーっとジジイは面倒臭いと言われている。
ジジイの面倒臭さは修正されるべきで、ババアの面倒臭さが、活力になっていくって理屈はどうなのかね。
「職場」の中で、男性の方が圧倒的に多い時代には、男性の面倒臭さは個人に還元されたが、女性の場合はそれが「性別」に還元される。
分からなくはない。
なんつても、男性原理女性原理があるとしたら、女性を守るために男性が男性原理で戦い続けてきた場所だからな。
そこに、あたしたちも生きやすいようにしなさいよと入って来た。だから「ジジイ」のルールは偏ってるんで修正しなさい。
あんた達もちゃんと「家庭」に「協力」しなさいね。
「ババア」のルールで。
そう言うところが面倒臭さの質の違いな気がする。
言ってること違いますかね?
途中で読むのやめたから。