【感想・ネタバレ】他人の足を引っぱる男たちのレビュー

あらすじ

なぜ、優秀な若者が組織で活躍できないのか?
なぜ、他国に比べて生産性が上がらないのか?
なぜ、心根のゲスな権力者が多いのか?

そこに潜むのは、日本の会社員の組織への過剰適応だった。
“ジジイ化”の元凶となる「会社員という病」をひもとく。

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Posted by ブクログ

前著「他人をバカにしたがる男たち」に続く
「今の自分」に対して棚卸をして、それに
納得できない男が陥る一種のジェラシーを
探ります。

結局「あの時頑張ったから今の自分がある」
というものを見出せない人生は、他人が
疎ましくてならないのです。

他者との関係性を保つのは結局自分の努力
でしかないのだ、と学べる一冊です。

不安とは未来への感情であり、不安と戦う
には「今」を精一杯生きるしかありません。
「今の自分」を進化させることが、不安へ
の最良の対処と結論づけられています。

先の見えない不安を抱える中年男性必読
の書です。

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2020年09月25日

Posted by ブクログ

SOC…Sense of Coherence 首尾一貫感覚
人生にあまねく存在する困難や危機に対処し、人生を通じて元気でいられるように作用する、人間のポジティブな心理的機能。
著者の言うジジイにはなっていないと信じているが、そうなる要素は必ず持っていると思った方がいいだろう。この人僕よりも1つ上で、時代の流れに乗っただけで乗り切れる世代なのに自分で目標を設定し、それを努力で達成するなんて立派だと思う。世代的に大ジジイだと思うけどそうなってないし、緩い若者にも厳しい言葉を発することができる。
自分の反省としては、足を引っ張ったりハシゴを外したり、というバカなことはしていないけれど、会社にたくさん居る残念な人達のことを本当に駄目だと思っていること。相手にしないこと。そしてそれを一部の友人と共有しようとすること。
もっと超越したところで仕事をしていこう。動く前に考えることが多いので、これからはTake action right now ! で行こう!

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2024年02月23日

Posted by ブクログ

自分も筆者の言うジジィ化しているおそれがあるなと感じた。今の職場に来て8年目なのだが、周囲はボス以外は後輩なので、つい先輩風を吹かせて自分は優位であることを見せつけるような言動を無意識にしていると、気づいてしまった。

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2019年10月13日

Posted by ブクログ

面白かったけど、ジジイ化を防ぐための処方箋がちょっとしか書いてなかったから-1。
とりあえず、自分も油断してるとすぐジジイになると思うから、本当に気を付けたい。あいさつとか、バカにしてしないような人間にはなりたくないものです。

ジジイ化を防ぐLOVE4原則

【 L O V E 4原則 】 L … L i s t e n (聴く ) O … O v e r l o o k (全体を見つめる ) V … V o i c e (声をかける ) E … E x c u s e (赦す )または E n j o y (楽しむ )

あと気になってのがここ。

> 「シャ ーデンフロイデ 」とは心理学用語で 、 「いい気味だ 」 「ざまあみろ 」と表現される経験を表す言葉です 。嫉妬心や妬みと強く関連し 、自己愛の強い人ほど強く 、その不幸がさほど深刻ではない場合に容赦なく沸き立ちます 。

自分が苦労した分、他の人にも同じ苦労をして欲しいと考えてしまう(苦労しないで出来るようになって欲しくない)という浅ましい考え方が自分の中にあることが判明。こういうの本当に良くない。むしろ、苦労しないで出来るようになった方が組織としてはプラスなはず。

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2019年06月10日

Posted by ブクログ

「強い自己」とは「意志力(Grit)」
意思は「心」に宿りますが、意志力は「体」を動かし続ける原動力
いかなる困難に遭遇しても「動く」ことができる
動くことによって「選択する自由」が生まれる (p,170)

意志力は
・自己受容(自分を積極的に受け入れることができる)
・自律性(自分の行動や考え方を自己決定できる)
・人格的成長(自分の可能性を信じることができる)
・人生における目的(どんな人生を送りたいかはっきりしている)
・環境制御(どんな関係でもなんとかやっていけるという確信)
・積極的な他者関係(あたたかく信頼できる人間関係を築いているという確信)
これらを高め、逆境を乗り越えるエネルギーを引き出す

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2020年06月07日

Posted by ブクログ

書いてあることは尤もですが、あえて読む必要はないかも。
ある意味、当たり前のことしか書かれていないので。

他人の足を引っぱるような人にならないよう、また、他人の足を引っぱるような人を減らすよう、努力していきましょう。

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2019年10月21日

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