加地伸行のレビュー一覧

  • 論語 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

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    子供の頃から古文、漢文の類いは苦手。歴史も中国史はダメ。ということで、「論語」は避けて生きてきた。

    しかし、それはなんと勿体ないことかと非常に後悔させられた1冊です。正直、もっと早く読んでいれば随分人生の糧になったろうにと思う。

    この本は、非常に読みやすい。とても丁寧な分かりやすい説明が常に書かれているので、どんどん先に行くことが出来ます。

    今の日本人の常識が、如何に孔子の考えに影響を受けているか、この本を読むとよくわかります。我々が日々発する言葉の節々に、孔子の言葉が隠れている。

    紀元前500年の人が、こんなことを考えていたのかと実に驚かされる。また、同時にそんなレベルにも未だ達して

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    2024年08月28日
  • 漢文法基礎  本当にわかる漢文入門

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    この本、書名のとおり、漢文法の基本を説明するための本です。副題として「本当にわかる漢文入門」とついています。「本当にわかる・・・」と銘打った本で、本当にわかったことはほとんどないと思うのですが、この本は、期待を裏切りませんでした。

    元々は50年も前に書かれた本だそうです。説明している対象が、古典だからでしょうか、古臭い感じは全然しませんでした。20年も絶版になっていて、たまたま私が漢文に改めて興味を持ったタイミングで復活したようです。

    全体が講義調のため、読みやすいです。漢文の素養のない方でも問題なく読み進められるのではないかと思います。ただ、軽い口調で話を進めていくため、私の場合は、し

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    2022年08月18日
  • 論語 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

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     論語に関する本は本書が初めてだったが、わかりやすい内容、解説で読みやすい。
     論語に興味を持つきっかけとしておすすめできる。

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    2022年07月05日
  • 論語 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

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    初心者の私にとってちょうどいいレベル感の入門書。
    孔子の教えだけでなく、彼の人生や歴史的背景にも触れられていて理解しやすかった。

    ただ、教えについての解説があまりない部分もあり、それがどういう趣旨なのか分かりづらいものもあった(学術的に断定できていないから解説できないものなのかもしれないけど)。

    いずれにしても、初めて論語に触れるにはちょうどよかった。

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    2022年01月27日
  • まんがで名作 渋沢栄一の論語と算盤

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    本書は小学生が抱く素朴な疑問を、論語と算盤の内容を例に出しながら、大人が分かりやすく解いて行くという構成になっている。
    「お金持ちになりたい」「どうして勉強しなきゃならないの?」「どうやって生きて行くのがいいんだろう?」「頑張っているけど上手くいかない時は?」等々「僕たちはどう生きてどう行動すべきか」に対する解が、漫画を通して的確かつ明確に示されている。「論語と算盤」入門書としては最適である。

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    2021年04月25日
  • 論語 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

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    恥ずかしながら、ほとんど論語も孔子も知らなかったので、初めてちゃんと儒教を理解できてよかった。紀元前六世紀の話がここまで伝わってきていること、抜粋されているとはいえ、今の時代に通じる、役立つような考え方や警句にあふれていることに驚かされる。

    儒教って、親孝行っていうか目上を大事にしなさい、という説教くさいイメージがあったんだけど、そこにちゃんと、今まで繋がってきたものを大事にする、という背景があって、その連続性を重んじる、という姿勢は受け入れられるなと思った。

    教養人となるのは並大抵のことではないけど、勉強や仕事と違って、道徳にはこれでよしというのがなく、年を取るほどに極めていきたくなる領

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    2019年09月24日
  • マスコミ偽善者列伝 建て前を言いつのる人々

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    こういうのが老害なんだろうな、と強く思った。政治家の読んだ漢詩のここが良くないとか、発言に使った言葉の本当の意味がわかってないとか、そこ突っ込むの?ちっさ

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    2018年12月04日
  • 漢文法基礎  本当にわかる漢文入門

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    読み物として面白い漢文の参考書。昔の入門書は骨太で面白いです。全てを一気読みはさすがに厳しくても、受験生が理解を深めるのに大変役立つし、社会人になってから漢文の面白さに気づいたという奇特な方にもお勧めできる内容。一昔前の文豪の文章は漢文が下地にあるので、漢文を学ぶことは文章力や読む力を鍛えるために大切だと思っています。

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    2018年10月17日
  • 漢文法基礎  本当にわかる漢文入門

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    主に大学受験を目指す高校生をターゲットにした漢文法入門。ページの大半を助字の解説に費やす。時折ユーモアも交え、社会人の漢文初学者にも肩肘張らず読める好著。

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    2018年03月04日
  • 論語 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

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    自分の道徳観を具体化する参考になって良い。
    ただ、孔子の思想と行動そのままを現代(日本)で貫くのは、かなり生きにくそう。
    工夫やアレンジしてみよう。

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    2018年02月21日
  • 「史記」再説 司馬遷の世界

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    司馬遷について、勝手な思い込みがいくつもあったことに気づかされた。

    最大のものは、代々史官の家系で、若い時から史記を編纂するべく生活していたということ。
    ところが、本書によれば、司馬氏は武官の家柄で、文官になったのは遷から六代前に過ぎず、「太史公」になったのは父の司馬談であるという。
    太史公は武帝が初めて置いた官職であるから、世襲も何もない状況だったようだ。
    本務は天文や祭祀を司ることであったという。
    父、談は太史丞、太史令と昇進してきた、たたき上げの人。
    息子の遷は二十三歳で「郎中」という近習の役職になるも、十三年後の父の死まで、その官にとどまり続け、昇進していないとは。

    また、本書によ

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    2017年04月05日
  • 漢文法基礎  本当にわかる漢文入門

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    勉強にはなった。なったが、一冊読み切るのは結構しんどかった…。よほど漢文習得に興味のある人でないとお勧めはしない。となるとどれくらい需要があるのかわからないけれど(笑)。逆に言えば、漢文の習得に興味や意欲のある方には是非お勧めしたい一冊。

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    2016年05月28日
  • 論語のこころ

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    今さらながらだが、もちろん論語を通読したことはない。

    書かれている内容も、おそらく酒見賢一を読んでいなければ、判然としないものも多かったかもしれない。

    最後のほうの死生観とか、素直に読んでみるところとか、確かにその通りだなーと。

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    2015年10月25日
  • 漢文法基礎  本当にわかる漢文入門

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    ようやっと。ていう感じ。
    登録してからどんだけかかってんだよっていう。。
    やはり、移動を伴うと読みがすすんでいいな(^^)

    漢文、授業とかはもうないけど、なぜか漢文をよく目にするので、今後も役に立ちそう。いろんなことを覚えておけるといいな。

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    2014年07月26日
  • 論語 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

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    すごくわかりやかったです。論語のろの字も分からなかったですが、なんとなーく人物像がつかめて、論語の面白さがわかった気がします。あと、顔回が好きになりました。

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    2014年06月02日
  • 漢文法基礎  本当にわかる漢文入門

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    助字の雰囲気にまで踏み込んで解説されており、漢文を読む上で非常に参考になる。ただ、それらを感得するためには、例文がもう少し必要だと感じた。また、連載をまとめたもののためか、同種の表現(と思われるもの)が、別の形で説明されているところがあり、初学者の私には、自分の理解で正しいのかどうか判定できなかった。

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    2013年05月02日
  • 漢文法基礎  本当にわかる漢文入門

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    漢文のみならず語学の習得に役立つ部分あり。日本語の上達については云うまでもない。しかしセンター試験にしか出ないものをこれだけ熱心に学ぶ高校生つてゐるのか知らん。ゐるのか。

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    2012年10月25日
  • 論語 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

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    表紙裏
    『論語』は、日本人にもっとも親しまれ、愛されてきた中国の古典。2500年前の中国に生まれた孔子が残した言葉には、どんな時代にも共通する「人としての生き方」の基本的な理念が凝縮されています。また、儒教と呼ばれるこの思想は、現代人にも多くの知恵と勇気を与えてくれます。1人の人間としての孔子を追った「孔子の生涯」と、『論語』の短くテンポのよい言葉のリズムや音の響きを楽しみながら味わう、中国古典入門。

    目次
    第1部 孔子の生涯
    第2部 『論語』の言葉

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    2012年10月04日
  • 漢文法基礎  本当にわかる漢文入門

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    全く忘れてしまっていた漢文法だったが、基礎からわかりやすく、話しているような文章スタイルで説明していて、読み終わった頃には漢文を自分で読むが自信がついていた。実際にすらすら読めて、新たな活字の楽しみ方が増えた。これはおすすめ!

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    2012年03月02日
  • 漢文法基礎  本当にわかる漢文入門

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    知的好奇心の赴くままに読んでみた。かなり分厚い本。
    漢文の紹介や現代の漢文教育に関する批評に始まり、助詞の解説(大ボリューム!)、そして詩歌の解説やら文法規則など、さしあたり高校などで習う漢文をものすごく補強した内容。
    『古文の読解』と同じく、その語が持つ元々の意味(中心となる意味)を探りながら語の使われかたを解説していく。これを知っていると知っていないとでは、おそらく漢文の理解も全然違うだろう。高校時代に出会っていれば・・・と思う本である。
    本著を読んで思ったのが、やはり漢文も言語なんだな、ということ。漢文はガッチガチに文法規則が縛られているとずっと思っていたが、意外や意外とフレキシブルな部

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    2011年11月24日