作品一覧

  • 漢文法基礎  本当にわかる漢文入門
    4.4
    1巻1,815円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 漢文」とはなにか 受験参考書をはるかに超え出たZ会伝説の名著、待望の新版! 訓読のコツとは。助字の「語感」をどう読み取り、文章の「骨格」をいかに発見するか――。漢文読解の基礎力を養い、真の「国語力」を身につけるために、1970年代より形を変え版を重ねながら受験生を支え続けてきた名著を修補改訂。大学入試攻略などは当たり前、第一人者が気骨ある受験生、中国古典を最高の友人としたい人へ贈る本格派入門書。 基礎とはなにか。二畳庵先生が考える基礎ということばは、基礎医学とか、基礎物理研究所といったことばで使われているような意味なんだ。(中略)基礎というのは、初歩的知識に対して、いったいそれはいかなる意味をもっているのか、ということ。つまりその本質を反省することなのである。初歩的知識を確認したり、初歩的知識を覚える、といったことではなく、その初歩的知識を材料にして、それのもっている本質を根本的に反省するということなのだ。――<本書より> ※本書は1984年10月に増進会出版社より刊行された『漢文法基礎』(新版)を大幅に改訂したものです。

ユーザーレビュー

  • 漢文法基礎  本当にわかる漢文入門

    Posted by ブクログ

    ページ数が多いので、受験生はこれを読む時間的な余裕は無いだろう。だが、ありきたりな受験対策用の漢文解説書と比べると圧倒的良書。

    0
    2025年10月20日
  • 漢文法基礎  本当にわかる漢文入門

    Posted by ブクログ

    漢文法基礎  本当にわかる漢文入門
    講談社学術文庫 2018
    著:二畳庵主人
    著:加地 伸行
    出版社:講談社

    漢文読解とは、古代中国語を日本語として読むための技術を云う
    そのためのルールを漢文法という

    とっつきが悪く、難解です

    そのプロセスはこうだ

    インプット:①古代中国語
    漢籍では、頁、縦書、数段組みの上、漢字が限りなく一列にならんでいる
    これを数えて、史記、52万6千5百字などという

    作業1:これを適切に長さに区切って記述する

    アウトプット1:①漢文
    読者が理解できる古代中国語ができる
    ここが出発点である

    作業2:古代中国の単語等の意味を調べる
    漢和辞典等を参照して字句の意味

    0
    2025年04月27日
  • 漢文法基礎  本当にわかる漢文入門

    Posted by ブクログ

    自分が中国文学専攻に進学するきっかけを作った一冊(苦笑)。

    かつてはZ会(増進会)から出された受験参考書だったが、長ら
    く絶版となっていた為古書として高値で売られる状況を憂えた著
    者が再販を決意し、講談社学術文庫の一冊として出版されるに
    至った。
    私が大学学部生のとき、何かの講演で加地伸行氏にお会いした
    ので、「『漢文法基礎』を書かれたのは先生ですよね」とお尋ねし
    たところ、微苦笑されたのを今でも覚えている(加地先生は、『漢
    文法基礎』を書いたのが自分だとは長らく公言されなかった)。

    助字の説明は本当に貴重。
    漢文をしっかり読みたいという方には、本書を常に手元に置かれ
    ることを強くお勧めし

    0
    2011年12月28日
  • 漢文法基礎  本当にわかる漢文入門

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    我が学科の学生には遅くとも3年生になったらこの本を常に持ち歩いてほしいですね。授業の時はもちろん引きまくる。それだけじゃなくて、電車の中など通学の時に全書を通読してほしい。それも何度も何度も。

    内容説明
    本当の「漢文力」とは? あの名著が蘇る!入試問題や学校の勉強ができるようになるのはアタリマエ。お手軽な受験参考書に飽き足りない人、古典に親しむための基礎力を身につけたい人に贈る、待望の新版!

    内容(「BOOK」データベースより)
    訓読のコツとは。助字の「語感」をどう読み取り、文章の「骨格」をいかに発見するか―。漢文読解の基礎力を養い、真の「国語力」を身につけるために、1970年代より形を

    0
    2011年09月02日
  • 漢文法基礎  本当にわかる漢文入門

    Posted by ブクログ

    伝説の漢文参考書二畳庵主人(加地伸行)著『漢文法基礎』が講談社学術文庫から改定再版されました。この本はZ会の大学受験生用に書かれたものを本にしているわけですが、単なる受験参考書という枠にとどまらず、漢文読解力の向上を志すものや漢文・漢詩に興味のあるものをも取り込む(むしろそっちの方が有益ではないかと思う)一大文法書となっています。それは「基礎」と銘打っているもの、その意味は著者も「私の言おうとする基礎とは、あれこれ経験を経たのちの最後の段階のフナつりに当たる。初歩的知識というのは、魚つりを始めるころのフナつりを指している。最後の境地のフナつりは、形こそフナつりで同じだが、その内容は、まったく異

    0
    2011年01月30日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!