さいとうちほのレビュー一覧
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ネタバレ沙羅は、石蕗の子を宿した。
もう、男として誤魔化すことは出来ない…。
四の姫にも第二子が出来たばかりなのに。
アグリの元で一泊して、夢の中で天狗に遭う。
だからこそ、吉野の君の処へ。助けてもらえるかもと。
そして。
式部の卿の所で石蕗は、沙羅と出会う。
そこで初めて石蕗は沙羅が子を宿していることを知る。
色々な行事をこなす中、沙羅は身を引く時期を考える。
満開の桜の中、沙羅は身を引く。
宇治に。石蕗の父の別邸へ。
沙羅は…行方知れず。
四の姫、主上、睡蓮…
そんな中、東宮は睡蓮を連れて平癒祈願へ。
無事に祈願を終え都へ帰ると噂が流れている。
「四の姫の子は石蕗ではないのか?」と。
四の姫の父、 -
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ネタバレ式部の卿の宮様が直々に沙羅にお呼びをかける。
和歌の会にて沙羅は読み上げの時に倒れる。
人払いをして、助けたのは石蕗。
采配したのは式部の卿の宮。
石蕗に、全てを知られて手を出された沙羅。
思い悩む。
めのと「あぐり」の元へ身を寄せる沙羅。
その間、鴨川が反乱を起こし、東宮が神に祈りを捧げて。
出仕した沙羅に待ち受けていたのは
「暴れ川をどうしたら良いか」と、「睡蓮に会いたい」という主上の言葉。
病という体でお見舞いの品を頂いてしまう睡蓮。
そんな時主上は睡蓮を訪れ、睡蓮が残した上着を被り沙羅が睡蓮と入れ替わり…
主上と目が合う。
四の姫の元へ石蕗を連れて参上する沙羅。
自分が何かを悩む -
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ネタバレ石蕗、ついに四の姫に手を出す。
逢瀬を重ねる石蕗と四の姫。
そして結果としてややが出来る。
双樹はショックを受ける。
その話は睡蓮の耳にも届く。
東宮の静養のため、睡蓮と一緒に沙羅も同行することに。
そこで出会った天狗は「吉野の宮」。
一発で見抜かれた入れ替わり。
京に戻った沙羅は石蕗を入れ違い。
フと香った香りに、四の姫の部屋の中からも香る・・・
四の姫の懐妊の相手は石蕗だと思い始める。
同じ頃、睡蓮は東宮とに「ヤマトタケル」に絡めて飢饉を乗り越える策を弄する。
帝のご指名は石蕗と沙羅。
式部の卿の宮の男色家、沙羅に触手を伸ばすが、ツワブキが助け舟を出し・・・
襲われる寸前に沙羅の手配で -
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ネタバレ新たなる年に新たなる帝がたち、女東宮が皇太子に。
睡蓮、幼き東宮に「尚侍」としてお声がかかる。
同時期に石蕗から沙羅双樹に結婚の声も。
それを振り払うように尚侍になるよう決意。
東宮と仲良くなる睡蓮。
四の姫と仲良く慣れない双樹。
とりあえず、三日目の晩に手をつないで寝ることに成功。
石蕗は睡蓮の元へ走るが、想いが・・・違う。
男として枯れたのかと悩む石蕗。
梅壺は四の姫の元を訪ね(実家)、双樹の事を聞き出そうとする。
そして、四の姫の元にいる双樹に会いに来た石蕗。
四の姫の御帳台に突入。
と、物語が動き出して、バタバタしてきました。
入れ替わった二人は色々な場面に直面し出しました。
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ネタバレ時は平安。
権大納言にして近衛大将の子供が生まれた。
同じ日に違う婦人から生まれた男の子と女の子。
まるで双子のようにそっくりな二人。
活発な女の子は沙羅双樹の君。
内気な男の子は睡蓮の君。
フとした事から、お互いを見て同じ顔だと知る。
あまりにも男の子っぽい沙羅双樹と女の子っぽい睡蓮。
この二人を蔵馬詣でをさせて、悪い縁を切ろうとしたが…
返って危ない目に逢い、そのまま育つ事に。
そして、年を重ね元服と裳着を済ませる。
元服した沙羅双樹は帝のお気に入り。
石蕗の君に気に入られ、親友扱い。
何故か梅壺様現東宮のお妃に、睨まれる。
沙羅を「女」と見ているため。
梅壺は右大臣の娘で、沙羅の従姉妹 -
購入済み
すれ違いの切なさ
4巻では、石蕗のじれったい感じでとても切ない気持ちになります。。が昔ってこんなに恋愛自由なの?!みたいな気持ちにもなります。
現代では考えられない状況も昔はアリなのかなー?て思わせてくれるところが時代モノのいいとこだと思います。