手塚治虫のレビュー一覧

  • ヤング ブラック・ジャック 4

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    “「じゃあ お前が最初の車椅子医師になれッ!!」
    「…なんだよ…そりゃ…」
    「何って…あー…ほら………」
    「…どうせまた考えもしないで言ったんだろ
    矢島…おまえさんはやっぱり 見た目どおりのアホですなあ」”

    体内にメスの話は原作にもあったはず。あの話好きなので嬉しい。

    “だが間くんは死ななかった
    彼の身体はメスに貫かれることはなかった
    自らを守るため
    真珠貝が自分の身体にはいった砂の欠片を真珠質で包んでいくように…
    カルシウムを染み出させてメスを包んでいったのだ
    なんという奇跡…”[P.136]

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    2013年09月18日
  • ヤング ブラック・ジャック 1

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    手塚治虫の伝説的医療漫画ブラック・ジャックの若かりし頃を描いたスピンオフ作品。

    ブラック・ジャックや、ドクター・キリコなどの隠された人となりが分かる話が満載。ブラック・ジャックに比べ、医療要素よりも人間ドラマにフォーカスを当てている印象。

    また手塚治虫さん特有のスターシステムも継承しており、ブラック・ジャック以外の手塚作品に出てくるキャラも顔を覗かせる。

    ブラック・ジャックを知らない人も楽しめるが、手塚治虫ファンならもっと楽しめる作品!!

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    2013年09月08日
  • 手塚治虫の旧約聖書物語 3 イエスの誕生

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     旧約聖書に出てくる神さまはユダヤの民に対してとても厳しくて寛容性がないように思う。どうしてこんなにイスラエルの人々に辛くあたるのだろう。他の神さまを信仰する人々にも寛容でない。聖書を礎にしている宗教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教それぞれに言える。

     八百万の神さまを持つ我々日本の神さまや、たくさんの仏さまが登場する仏教などから見ても、一神教である彼らの宗教はとても頑なに見える。

     今回の第3部は「イエスの誕生」までを描いているが、旧約聖書はその手前までで終わっている。いずれにしても神さまは民に辛くあたっており、私からすれば到底理解できない。

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    2013年08月05日
  • ブラック・ジャック 手塚治虫文庫全集(4)

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    藤子・F・不二雄の「ドラえもん」とかもそうですし、萩尾 望都の「半神」も、そして、この「ブラック・ジャック」もなのですが、この短いページ数で、物語として成り立つんだという凄さを感じます。

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    2013年07月29日
  • 人間ども集まれ! 手塚治虫文庫全集

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    通常の手塚治虫の絵の雰囲気ではないが、クローン人間に関して、手塚治虫が言いたいことがつまっている作品。

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    2013年07月28日
  • アポロの歌 手塚治虫文庫全集

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    主人公は、自分の不幸せな生い立ち故に、男女の恋愛を憎む。しかし、自分が女性と結ばれない人生を何度も繰り返していくことで、段々と恋愛に目覚めていく、という話。
    なかなか面白いが、どこからどこまでが現実の話かが途中でわからなくなる。

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    2013年07月27日
  • 手塚治虫の旧約聖書物語 2 十戒

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     手塚治虫の旧約聖書物語シリーズ「天地創造」に続く第2巻である。
     学生時代に映画「十戒」が配信され、ミッション・スクールである隣の白菊学園の女生徒たちがたくさん見に行ったように記憶している。当時聖書の知識など全く持ち合わせておらず、「『十戒』って何だ?」と不思議に思ったものであった。「モーセという人が出てきて人々を引き連れて行き、海が割れてそこを渡るそうだ。」などと断片的に噂が飛び交った。今読んでみるとだいたい合っているようだ。
     それにしても旧約聖書の「神」はイスラエルの民に対してイジワルだ。苦しい試練を与えたり、試してみたり、まるでイジメのようだ。何もそこまでしなくてもと思う。しかもあれ

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    2013年07月18日
  • 手塚治虫の旧約聖書物語 1 天地創造

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     先日NHKBSで手塚治虫と石ノ森章太郎の作品の初回・最終回スペシャルを放送していた。だからということでもないが、買い置きしていた手塚作品を読んでみた。手塚はあらゆるジャンルを描いている。特に歴史ものや宗教ものに惹かれるものがある。
     今回は旧約聖書から「天地創造」である。自分からすると旧約聖書と新約聖書の違いとか、ユダヤ教とキリスト教の違いなど、出発点はいっしょでもどうして異なるものになってしまったのかよくわからないところがある。そういうところをコミックで見たら理解できるかもしれないと思っていた。しかし巻末の解説まで読んでも残念ながらそこまで理解を深めることはできなかった。続編の「十戒」「イ

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    2013年07月17日
  • ヤング ブラック・ジャック 3

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     まさか、大好きな『七色いんこ』が後編で持ってこられるとは思ってもいなかった。おかげで株急上昇、加えていままでのヴェトナムなどの陰鬱とした部分から離れてインターン時代、凄腕の医者のわざを盗み褒められるなどの大成功をおさめるイケメンブラック・ジャックのお話です。
     御陰様で『どろろ』からちまちまと読み始めてしまいました。全巻そろえちゃおうかナァ、手塚治虫さん作品。復刻版とかでいろいろ出ているし(『火の鳥』はむつかしすぎて挫折したので、『七色いんこ』(二人のらぶっぷり好き)『どろろ』(どろろ可愛いよどろろ、百鬼丸と添い遂げてほしかったよォ)悩みます)

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    2013年06月05日
  • 地底国の怪人 魔法屋敷 手塚治虫文庫全集

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    「地底国の怪人」と「魔法屋敷」の初期作品2編を収録。

    「魔法屋敷」の方ですが、科学の人たちに、笑ってしまうほど優しさがなくて、怖いです。
    わたしは、ちょっとぐらい魔法がある世界の方が好きですけどねぇ。

    昔の作品でも、これぐらいコマが大きいと読みやすいです。ほぼ、1ページ3コマから4コマです。なんで、初期のアトムは、あんなに小さいんだろう。

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    2013年04月22日
  • ヤング ブラック・ジャック 3

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    “「しかし今週は日本人とよく会うな…
    交換会でDr.山田野と そしてオペの助手を務めてもらった青年か
    顔の大きな手術跡が特徴だったな
    それよりも手際の良さが素晴らしくて忘れようと思っても忘れられない
    …ほら 噂をすれば彼だ」”[P.61]

    大熊さんの描くいんこが見れて嬉しい。
    思わぬ他作品とのつながりが楽しい。
    表情がちょくちょく手塚さん絵っぽくなっててそれがまた嬉しい。

    “「…!きやがったかフランケン!」
    「フランケンはよしてくれ 俺には間って名前がある
    それにフランケンは怪物ではなくそれを造りだした人物の名前だ
    考えずにモノを言う見た目どおりのアホですなぁ」”

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    2013年04月21日
  • 火の鳥 ―少女クラブ版― 手塚治虫文庫全集

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    火の鳥の少女クラブ版。巻番号がふってある火の鳥よりもだいぶ初期に書いた作品なので、それらに比べると少し見劣りする。

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    2013年04月19日
  • 手塚治虫の旧約聖書物語 3 イエスの誕生

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    ネタバレ

    通し読み

    町がお前の魂を奪ってしまったのだな それがおまえにあたえられた試練なら…行ってこい! だがけっして忘れるのじゃないぞアサフよお前の父や兄弟…このテント…そして天と地とをお造りになった全能の神を…

    その十人のために神は ソドムとゴモラの町を滅ぼさないであろう

    テレビアニメの書籍なんで読みやすいっす

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    2013年04月12日
  • 鉄腕アトム 手塚治虫文庫全集(1)

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    鉄腕アトムを初めてちゃんと読んだ。子供向けであると同時に大人でも楽しめるテーマ性があった。電光人間がよかった。

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    2013年01月31日
  • フライングベン 手塚治虫文庫全集(2)

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    犬に愛がないので、「フライングベン」よりも、「グランドール」の方がおもしろかった。
    そもそも、なんで宇宙犬になるのかがわからん……。フライングだからか?

    「グランドール」は、猿丸くんも含めて、なかなか楽しい。そして、ラストも、けっこうしびれます。
    こういう終わり方、好きなんですよねぇ。

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    2013年01月14日
  • 鉄腕アトム 手塚治虫文庫全集(3)

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    “そのうちだんだん時がたって
    西部劇マンガや戦争マンガがふえてくると殺人シーンもふえてきた
    それでもまだ血が出る絵はダメだといわれた
    それにPTAや学校の先生はこのページにはピストルや刀がいくつ出てくるとか
    子供に悪いことを教えるからダメだといってね
    ぼくなんかはよく座談会でつるし上げ食ったもんだ”[P.184_コウモリ伯爵の巻]

    「スーパー旋風の巻」
    「十字架島の巻」(原題「十字架大陸の巻」)
    「天馬族の砦の巻」
    「マッド・マシーンの巻」
    「コウモリ伯爵の巻」(原題「ミイラ伯爵の巻」)
    「キリストの目の巻」(原題「七つの陰法師の巻」)
    「イワンのばかの巻」(原題「月のうらの秘密の巻」)

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    2013年01月12日
  • フライングベン 手塚治虫文庫全集(1)

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    カルロスが、いいキャラです。
    人間が犬を殺すのは残酷なのに、犬同士が闘って死ぬのならいいかい!!という感覚が、ちょっと理解はできませんが。
    それ、結局、人間の都合で犬を使い捨ててるのには変わりないのにね。
    ども、彼の中でなんか筋が通ってるみたいなところがおもしろいです。

    まあ、わたしは、あんまり、犬に愛がなかったりします。

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    2012年12月29日
  • 鉄腕アトム 手塚治虫文庫全集(2)

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    “「ぼくはめったなことで病気はしないんだ
    だけどこの病熱にゃまいったァ」
    「そらァ手塚さんだってただの人間だ 病気ぐらいしなきゃァ」
    「くそォ なんとかして原稿をかいてやる 死んでも幽霊になってかいてやるぞ」”[P.116_アルプス決闘の巻]

    「ブラック・ルックスの巻」が最後にぶわってくる。

    「ゲルニカの巻」
    「若返りガスの巻」(原題「生きている隕石の巻」)
    「冷凍人間の巻」(原題「なぞの冷凍人の巻」)
    「黄色い馬の巻」(原題「人工衛星W47の巻」)
    「アルプスの決闘の巻」
    「アトラスの巻」
    「テストパイロットの巻」
    「ミドロが沼の巻」(原題「美土路沼事件の巻」)
    「ロボット爆弾の巻」(原

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    2012年12月09日
  • ヤング ブラック・ジャック 2

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     手塚先生がいなくなったいま、ホンモノかどうかを議論する意義があるかどうかはさておくもの。
    (『どろろ・梵』とか。あれは絵柄とかいろいろツッコミどころも多かったけれど個人的に好きなシーンもあったので微妙にw許容範囲)
     手塚先生のほかの作品に出てくるキャラクターもちらちら出てくるので、此処のひとはあのキャラクターかな?と考えるのも楽しいし、最新医療もところどころにちりばめられていて、楽しいです。
     あのDr.キリコの若かりしころも出てきます。手塚先生のキリコとは或る意味まったく正反対で、若いころという設定だからなのか、その戦場でなにかあったからあんなひねくれてしまったのか。それは手塚先生のみぞ

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    2012年11月30日
  • ルードウィヒ・B 手塚治虫文庫全集

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    ネタバレ

    ベートーヴェンの生涯の漫画家。
    1巻で終わってしまい残念。
    漫画の間にある手塚治虫氏のエッセイ的な文章が面白い。
    ベートーヴェンの音楽の構築方法(小さなレンガを一つ一つ積み重ねて大きな作品をつくる)を漫画で表現したところは、うまいなーと思った。
    頭の中のイメージと絵の表現が一致した。

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    2012年11月26日