和泉かねよしのレビュー一覧
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購入済み
羨ましい限りのシチュエーション
だけど、ちょっと現実感は薄いかな。
ストーリーとかキャラとか途中でブレた感じか否めない気がするのは気のせいかな?
はじめに振った伏線と思える描写か気になる割には活かされず、「アレはどうなったのかな?」とか「この人はそんな考え方しなくない?」とかそういうのが多かったように感じた。
でも絵は好みでキレイだし、現実味は無いけど展開は面白かったしソコソコ笑があり…で一気読みでした。私にとっては元は十分とれたかな? -
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亜姫の諦めない強さが勇気をくれる10巻!
古代中国にも似た国を舞台に繰り広げられる美しい姫の一代記「女王の花」。超人気コミック、「曾国編」がますます盛り上がる10巻です。
9巻のラストで曾王子・旦に曾国に連れ去られた亜姫。亜姫を諦めたかと思った旦はなんと父・曾王に亜姫を差し出すという!
一方で曾王には、同時に亜姫の敵(かたき)・土妃も接近していた。土妃に負けないために、亜姫は曾王との婚姻を受け入れなければならずーー!?
薄星とも離ればなれなまま、困難が次々に亜姫と薄星を襲う。けれど、亜姫は決して諦めず戦い続けて・・・!?
そして、ついに明かされる曾王子・旦の「本当の」目的と、亜姫の -
Posted by ブクログ
ネタバレ安定の面白さ。
この作品の魅力を簡潔にあげると
世界観がしっかりしていることが第一にくると思う。
三国志もそうだけれど大国三つのバランス関係の緊迫感。3の存在はわかりやすく、読者にも頭の中で整理しやすい。少女が主人公ということで、そこそこの武芸的な強さより、柔軟な考え方を武器にしているから世界観がいまいちだとご都合主義展開になってしまう。
多少恋に重きが置かれすぎてる気がするが、これ以上減らすと少女読者には入りにくいと思う。少女的な表現だから、男性読者にはあまり好まれないかもしれないが。
ちゃんと王道通り、味方が増えてくる爽快感もあるし、宿敵である土妃もただのヒステリーババアから、「天下