結賀さとるのレビュー一覧
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試し読み
購入済み淡々と深かった
なんとも個性的な愛すべき登場人物たち。
それぞれがみんなステキで一人一人のスピンオフを読みたいくらいです。
そしてみんなそれぞれちょっとづつ変。それが普通なんだなってヒロインのひとことがズンときましたね。
ちょっと変な愛すべきストーリー、オススメです。 -
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ネタバレ 購入済み
ヒロインとヒーローどちらも一筋縄ではいかない個性的なキャラクターで読んでいて楽しかった。ラウラの悪だくみが可愛らしくて憎めない。でも天然のホワンとしたお嬢様ではないところがいい。ヒーローもラウラの悪だくみを面白がって受け入れる器の大きさがあって、二人の掛け合いが心地良いです。ラウラが居眠りしているところに出くわすスヴェンのシーンが印象に残って好きです。
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ネタバレ怪力なのに最弱なヒロイン(笑)でも、とても優しい女の子。
悪魔の呪いを受け、生まれた時から怪力を持つ王女ユーリア。その力で初恋の相手の肋骨を粉砕してしまい、それ以来、人と関わることを極端に恐れ引きこもり生活を送っていた。ところがそんなユーリアに隣国の王ジオンとの政略結婚が決まる。しかもジオンは大の女嫌いでユーリアと馴れ合うつもりはないと拒絶宣言。自分の怪力を隠したいユーリアにとってそれは好都合だったのだが、ジオンと共に過ごす時間が増えるうちに彼に触れて欲しいと思うようになり・・・。
純粋というか知らないだけというか、人とまったく関わらず育ったユーリアは良くも悪くも物知らず(笑)けれどそんな -
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ネタバレ相変わらず宮野美嘉さんの作品は、登場人物がどこか壊れているの?って思ってしまうくらい、変な方々がでてきます。今回もロイだけが変なのかと思っていたら、アシュリーも変だし、アシュリーの姉のマリアもロイの叔父のオーウェンも変で、先が読めないのがよかったです。
姉マリアの代わりにロイに嫁いできたアシュリー。鉄壁の笑みで好意的なのかと思いきや、思いっきり妻を拒絶するロイ。好きにならないと断言までされちゃいました。
そんなロイにアシュリーは「夫婦ごっこ」を持ちかけて、ロイはうっかりそれにはまって、アシュリーが好きになっちゃってます。ここらへんの流れが結構好きで、チェスでアシュリーがロイを負かすところも -
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ネタバレ嘘の笑顔を貼り付けて妻を拒絶する夫と、そんな旦那を何とかして振り向かせようと夫婦ごっこを提案する嫁。旦那の心を手に入れるためにまずは外堀という名の彼の子どもたち(血は繋がっていない)と仲良くなるアシュリー。5人の子どもたちがまた可愛い。癒される。そしてだんだんとアシュリーに陥落されていく夫ロイ。彼のツンツンした態度がデレる時が堪らなく良かった(笑)嘘の仮面が外れる時とか素の表情を見せる時とかキュンとしました。そしてロイの叔父上殿の変態っぷりが凄いww屈折した愛をお持ちの方ですw宮野さんは屈折した思考の持ち主を描くのが上手いなと思いました(笑)キャラクターが魅力的で前巻の茨姫の話同様に楽しく読む
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ネタバレ「王家の蝙蝠」と呼ばれる諜報活動を生業とする一族の娘アイリーン。彼女はある日、当主である祖父から呼び出され後継者として指名される。けれど後継者となれば結婚しなければいけない。けれどアイリーンは筋金入りの男嫌いだった。そんな彼女に祖父が部下として連れてきたヴィルはとんでもない男で・・・。
今シリーズは面白かった。スラスラ読めました。
キャラクターが良いですね。美人だけど男嫌いで女性に大人気の格好良いアイリーンと、人の心が読める直感力を持つ退廃的な魅力のヴィル。主人公カップルの性格と二人の関係性は相変わらずぶっ飛んでますが、そこが宮野さんの描くキャラクター達の良さだと思います(笑)
続編出るのか -
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借金を3ヶ月以内に返さないと、金貸し屋の後妻に!
キャラがすごすぎる…ものすごい立ってます。
ヒーローとの掛け合いがすごすぎますし
金貰っても、これは逃げたいかも、です。
むしろ掃除無理無理!!
展開は王道かと。
ストーリーも、まぁそうなるだろうなな展開。
しかしその本筋をうっかり忘れそうになる言い合い…というか
掛け合い? 意地の張り合い?
お兄さんにも笑いましたが、元婚約者も金に関してはすごいです。
いっそ、金貸しと結婚してしまえば、望む生活が
できるのではないでしょうか? という状態。
しかし、彼は一体何属性なのでしょう?
俺様ツンデレ? -
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ネタバレ中学生のころから読んでいた漫画で、
中学生のころ「かっこいい・・・!」とときめかせていた曳士さんと同い年になってしまいました。(1巻では絶対悪役!って思うような登場でしたね)
死んでほしくなかったキャラクター、
あまりにあっけなく・・・と感じたキャラクターも多くて
長い年月読んできたんだなぁ・・・と痛感しました。
個人的には
死んでしまった人、
生き残ったが前に進めない人、(シェリーや、本人は前進しているようで・・・神龍・・・)
生き残って前に進んでいる人・・・
それぞれが(簡略ではありますが)描かれていてよかったです。
ひそかに曳士さんと一美の恋路を応援してたので悲恋は切なかったです。 -
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ネタバレ鮎川はぎのさんの作品で、「横柄巫女」の世界が絡まないのは初めてでしょうか。タイトルの意味は?でしたけど、検索してみたら納得。ああ、そういう意味でしたか。
ゲームの道を極める遙の元に無人島への招待状が来て、そこに集まったメンバーで謎解き。死人も出るし、なんか引き込まれて一気に読んでしまいました。
遙の性格とか衣装はイマイチでしたけど、誰が黒幕かって想像しながら読むのは楽しかったです。千早が怪しい感じはしましたけど、最後の黒幕は彼(彼女)ってのは、全く予想外でした。
イラストがもっと好みの人だったらよかったかなぁ。
途中の挿絵の遙の髪型は、ほんとカツラかと思うくらいでした。。。 -
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凛々しく美しい高嶺の花として国民に知られているフリーダ姫。けれど本当の彼女は泣き虫で人と話すことも苦手な純情な女の子。そんな彼女はある日、兄から『花盗人として有名なプレイボーイ・アロイスを籠絡せよ』という命令を下されて・・・。
前巻にも登場したフリーダが今回の主人公。そして、相手はあの花盗人アロイス!!とうとう彼が登場しましたね。最終巻に相応しい内容だったと思います。今までのシリーズに登場したキャラクター達も勢揃いですし。
恋心さえも知らなかった”ひよこ”なフリーダが恋を自覚し、純真な想いでアロイスにぶつかっていきます。そんな彼女から目がそらせないアロイス。今まで本気の恋をしてきたことがな -
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ネタバレ3作目も面白かったです。
孤児院で暮らしていたティアナが、貴族の遺児だと分かり、お屋敷に連れていかれて、執事のヴィリーと貴族特訓。最後は執事のヴィリーは実は貴族の息子で、ティアナと結婚っていう、王道のお話でした。
ヴィリーが特訓と称して、ちょっとセクハラでは?と思うくらい、ティアナに近づいてるところはニヤニヤしちゃいました。王女のフリーダも見かけと違って、小心者っていう設定もいい感じです。
登場人物紹介のところで、またアロイスとカールが出てて、ちょい役でしたけど、こういうのがあると、同じ世界観でつながってるんだなぁと。
次作も楽しみです。