松岡なつきのレビュー一覧

  • FLESH & BLOOD 1 【SS付き電子限定版】

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    ネタバレ

    比較的初期から付き合ってる大好きシリーズです。
    BLにしてはご長寿小説で、しかもそのストイックさといったら業界随一。
    海賊もので史実を織り交ぜたファンタジーです。
    作者の博学ぶりがいかんなく発揮され、先が気になってワクワクドキドキ。

    1巻は導入部分。現代から16世紀にタイムスリップした受さんが、
    カリスマキャプテンと恋に落ちるという、そりゃもう壮大なロマンス。

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    2012年07月01日
  • 旅行鞄をしまえる日

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    ネタバレ

    ひょんなことから、無人島でサバイバルライフ(?)な物語

    ホントにこんなことが起きたら、大変だろう…なんだけどね
    コミカルに書かれてます…そして憎からず思ってる二人のラブ

    いいんじゃないでしょうか。ハピエンは大好きです!

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    2012年06月21日
  • FLESH & BLOOD7

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    ネタバレ

    今までナノ単位でしか進展しなかったふたりの関係が7巻にしてようやく進んだよ・・・ストーリーがおもしろいのでそんなに気にならないけどさ。チューダー朝の時代は大好物なので、タイムスリップ系ファンタジーとして普通におもしろい。そして、あぁ、なんてところで終わらせるんですか!的なエンディングです。もう完全に『王家の紋章』な展開ですよ。この先もずっと、みんなに欲しがられて、さらわれたり、取り戻されたりなのですかね。やっぱり。。

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    2012年05月16日
  • FLESH & BLOOD 1 【SS付き電子限定版】

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    ネタバレ

    異世界ファンタジーはあまり読みませんが、普通におもしろかった。え、これってBL?って雰囲気で読めてしまう。いい意味で予想通りのストーリー展開です。キャラ設定も結構ステレオタイプで、金髪碧眼の超イケメン海賊X弱いだけじゃない頑張り屋さんの健気な男の子、当て馬っぽい黒ずくめの美しいスペイン人の男。うん、大河だね~。嫌いじゃないよ、こういうの。時代はチューダー朝ってのも、とても大好物です。
    この作品、現在18巻まで刊行されてるみたいだけど、最後まで追いきれるかな・・・。なんか主人公は現代人だから、色々歴史的な事実を知っているわけで。未来を予測する重要な人物になっちゃうあたり・・・なんか王家の紋章を彷

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    2012年04月25日
  • FLESH & BLOOD 1 【SS付き電子限定版】

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    人気作という事で友人にもオススメされて借り物
    読み始めたけど話に入り込めるまで時間がかかり、主人公がとても苛々するのでこの先の成長に期待する

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    2012年02月13日
  • FLESH & BLOOD外伝 ―女王陛下の海賊たち―

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    『ミニアと呼ばれた男』ヤン・グリフィスの話、ナイジェル視点
    『上王陛下の海賊たち』これだけキット視点、キットとの出会い
    『妖精の分け前』海にいるブッカブーを見るナイジェル
    『船出』ワッツ船長死去。船長になるジェフリー
    それにしても、カテゴリーBLだと変じゃないか?

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    2012年02月02日
  • FLESH & BLOOD18

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    ナイジェル編という感じ。キットの献身もあり、ジェフリーもとにかく生きて牢内へ。そして、海斗の帰還。いよいよ舞台は海へ!かな?

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    2011年12月02日
  • H・Kドラグネット2

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    高校生だった隆之は死んだと聞かされていた父親が実は香港黒社会を牛耳っていたと教えられ否応なしに跡継ぎ争いに巻き込まれる。しかし異母兄を愛し、黒社会で生きることを誓う。
    そこへ正妻の娘マーゴからカナダから帰国し、跡を継ぐ為に画策。
    アーサーの後見人・グレイグに求婚し…。


    父親に、女であるというだけで見向きもされずに育ったマーゴの鬱屈した性格や感情まで細かく書かれていてなるほど〜、と思った。
    二人の息子達アーサーと隆之がいよいよ黒社会で生きていくことを決意する迄の過程も、もちろん1巻の終わりで決意するけれど、マーゴとの対決を通して二人が腹をくくったのが分かった。

    とにかく松岡先生の感情の動き

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    2011年09月30日
  • FLESH & BLOOD18

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    ラウルのスペインに対する非情な計画が語られる。

    イングランドではウォルシンガムの息子が亡くなりジェフリーに対する審問が一旦保留となった。
    ジェフリーはナイジェルと話をする機会にカイトのことなど様々なことを伝え。


    ナイジェルの成長の巻、かな。
    ラウルの非情さをまた見せつけた巻でもあったけど。
    それとキットの人となりが描かれた巻。
    こうして主要な人物の生きてきた様、そうなるに至った考え方などを丁寧につむいでこの小説は進むのね。

    ジェフリー、どうなるのかな。
    カイトも戻ってきたことだし、どうぞ皆が幸せな結末を迎えられますように。

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    2011年09月10日
  • H・Kドラグネット2

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    面白くなってきた。マフィアモノ好きな自分としてはスリルや血生臭さ、痛さが物足りなくてハードな印象はないけど、これが松岡カラーだと理解して楽しんだ。大人カプの方が好きなのでこれも楽しめた。クレイグの気が強くて頑固でSなところが可愛い。傲慢な執着を見せるジェイソンも萌え。難攻不落なクレイグをどう堕としていくのかワキワキ!クールなクレイグがgdgdになるもよし、俺様なジェイソンがへたれるもよし思う存分やってくれ的な期待!ただ、劉がいきなり重要な位置付けになったのは唐突過ぎて違和感。もう少しエピが欲しい。

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    2011年09月08日
  • FLESH & BLOOD17

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    海斗が居なくなったスペイン・ビセンテの様子。


    15世紀に戻るつもりであることを知られた和哉によって監視の目が厳しい特別病棟に入れられた海斗。しかし海斗は諦めていなかった。

    和哉の海斗に対する思い、それは恋愛感情というものと違うのかもしれないけれど、会ったことのないジェフリーが海斗に寄せる気持ち、海斗がジェフリーに向かう気持ちを鑑みると自分だってそれとさして違わないと思う和哉。もう二度と海斗を失わない為なら恨まれても海斗をどこへもいかせないと心に誓う。



    いろんな愛の指し示し方があるのだな、と考えさせられる巻でした。誰も悪くはないけれど、自分の思う相手からでない好意は受け取れない。

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    2011年09月08日
  • FLESH & BLOOD16

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    ネーデルランドへ逃げてきたラウルとそのラウルに従わざるをえないヤン。
    ヤンがなぜラウルから離れられないのか、ラウルの仕打ち等ラウルの性格の悪さがこれでもかと描写されている。

    海斗はジェフリーのその後を調べていて、リリーとは別にタイムスリップした人物の話を聞けることになった。その人はナイジェルの祖父に当たる人で、更に一緒に教会へ行きジェフリーの生涯の記録を見つける。


    タイムスリップしたJPが戻ってこれた理屈が分からないまま、もうJPと別れるのかしら。茫然自失となって和哉に過去に戻る意志があることを知られてしまうなんて、海斗っておバカさん。

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    2011年09月05日
  • FLESH & BLOOD15

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    現代に戻ってきた海斗の様子と残されたジェフリーやナイジェル、そしてビセンテとレオの様子。


    一度離れてしまってやっと戻ってきた海斗に対する和哉の気持ちや、海斗の家族に対する気持ち、もろもろがこの巻で丁寧に描かれている。
    それにしても。
    あ〜どんどんBLぽくなくなっていくよ。まあ、いいんだけど。

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    2011年09月03日
  • H・Kドラグネット1

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    香港マフィアは好物なのでワクワク読みました。トップが殺されたことによる後継者争いから派生する派閥間の内部紛争でマフィアモノらしいダーク展開ですが、なんかサクサク進んでしまう感じ。恋については、個人的には大人カプのジェイソン×クレイグの方に興味がありますが若カプの隆之×アーサーもワン×ニャンで可愛い♪大人カプのカユカユ媚薬の絡みはもっとねっとり濃厚に読みたかったw元々、名前を覚えるのが苦手なので一人の人間に中国名とカタカナ呼称の2種類出てくると誰が誰やら覚えきれない。脇役はどっちがに統一して欲しいです~

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    2011年08月20日
  • FLESH & BLOOD14

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    スペインから命からがら脱出きたラウルはヤンに向かって海斗やジェフリーに対する復讐を改めて仄めかす。

    ジェフリーの元へ戻ることが出来た海斗の病状は悪くなっていく一方で、いつ病気の事を話せば…と思いながらプリマスへ戻り、当初の予定通り海斗奪還に失敗したことにしたジェフリー。
    そしてとうとうジェフリーの前で吐血し結核であることを伝えた海斗。
    見守るジェフリーに対し、ウォルシンガムも居るロンドンの医者へ連れ出すナイジェル。
    冬を越せないだろうと思っていた海斗はトンネルの暦の話をリリィとして21世紀に戻れる可能性を見い出し、ついにジェフリーに自分が21世紀から来たと明かす。



    ナイジェルが自分の思

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    2011年08月16日
  • FLESH & BLOOD13

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    グローリア号に戻れた海斗。しかし結核であることを知られず皆から離れるのは難しく。
    それでも風邪を移してはあけないからという理由でジェフリーと接触するのを避けようとする海斗と納得しようとしても難しいジェフリーの間で雰囲気が悪くなり。
    そしてとうとうジェフリーの前で吐血し今までの話をした海斗。
    ビセンテが見逃した理由を思い、歯噛みするジェフリー。
    また大切な人を無くすかもと恐怖するナイジェル。



    ああ、息もつかせぬ巻でした!
    しかも裏切り者のラウルは逃亡だなんて!!先々で立ちはだかるよね?それを考えたら気が滅入る。


    海斗の病気もどんどん悪くなっていってるし、ああぁ!
    未来は永遠にあると思っ

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    2011年08月05日
  • FLESH & BLOOD11

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    毒殺されかけた海斗の療養の為、フェリペ二世の愛人であり今は幽閉されている大公婦人、アナ・デ・メンドーサのいるパストラーナの城へビセンテと共に移動する。

    一方ジェフリー達はその近くの街で潜伏していた。



    ラウルが二重間謀の上、更にフェリペ二世もジェフリー達も裏切ろうとしている様が恐ろしい。
    ビセンテに心を許し始めた海斗は逃亡計画を聞いて狼狽える。

    そして罠に掛かって城を離れたビセンテがそれと気付いて海斗を思いながら戻る心が悲しい。自分を愛してはくれないことを知っている。それでも海斗の側にいるのは自分だと思うビセンテ。
    儘ならないのが悲しいです。しかもそんな中やっと海斗への気持ちを自覚する

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    2011年07月29日
  • FLESH & BLOOD10

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    エルエスコリアル宮に上がったあと、異端審問で告発された海斗。弁護人・ラウルは一時休廷に成功。しかし、情報漏洩を怖れたウォルシンガムの命で暗殺者から毒を盛られ。諮らずもビセンテを頼るしかない身の上に海斗は自嘲する。
    一方ジェフリーは何とかして怪しまれずにスペインに入り移動する必要がある。その為に長く伸ばした金髪を自ら切ることに。そして、スペイン内で手引きをしてくれる人間と落ち合う。彼は顔立ちも態度も上品でおそらく貴族、階級の高い生まれであるらしいことを感じる。
    ようやく海斗の手がかりが掴めたジェフリーは決意を新たにする。



    海斗が心ならずも敵であるビセンテを頼りにしなくてはいけない事を認める

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    2011年07月22日
  • FLESH & BLOOD8

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    グローリア号から戻る時、海斗とナイジェルがホーの丘に行ったことを知って後を追うジェフリーたち。しかしそこで見つけたのは2本の剣で身動きとれないまま血を流して倒れているナイジェルだけだった。そこでサンテリャーナに海斗が拐われたことを知り。
    一方海斗はサンテリャーナを匿うイングランドの貴族の館を経て海上へ。
    船の上では変質的なエスコバル神父から冷遇され、あろうことか海に投げ出されてしまう。


    きっちりしたビセンテの性格をしっかり書いていて、今後海斗を自分の出来る全てで守るのだろうなという事が分かる巻でした。
    ジェフリーとナイジェルは海斗を拐われたことでギクシャクしてしまうのだけれど、友情は友情と

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    2011年07月03日
  • FLESH & BLOOD6

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    親指のTの焼き印の腫れも退き、やっとプリマスに帰れると思っていたら、フランス国王の遣いで女王へ会いに来た貴族を送って行くことになり。
    その途中でフランスの海賊から襲われて、海斗は初めて、生死をかけた闘いを目の当たりにしてショックを受ける。


    高所恐怖症の海斗が切羽詰まっていたとはいえ、マストの上まで登り、見事仕事を果たした。
    物見遊山的な気分だった海賊同士の闘いも、生死をかけた闘いであったことをやっと認識した海斗。
    こうやって少しずつ成長していくのね。

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    2011年06月15日