あらすじ
毒殺されかけた海斗(かいと)の療養のため、一時パストラーナの城へ――。片時も傍を離れないビセンテと一緒に、スペイン宮廷を後にした海斗。ところがその城で、ジプシーに変装して、旅の一座に潜り込んだジェフリーとナイジェルの姿を発見!! 二重間諜(スパイ)のラウルの手引きで、ついに感動の再会を果たすが…!? 陸(おか)に上がった海賊達の、反撃の火蓋が切って落とされる――息もつかせぬ奪還編!! ※口絵収録あり
...続きを読む感情タグBEST3
またしても...
つかの間の再会、そして脱出作戦決行前夜、海斗には更なる苦難が待ち受けていました。
ちょっと感染→症状の進行が早すぎる気もしますが、現代とは違う食生活に加え、海斗が諸事情から窶れてしまい体力が落ちていたため...なのでしょうね。
なまじ知識があるだけに、海斗はより辛いだろうと思います。次巻の展開が気になります。
Posted by ブクログ
表紙のジェフリーやばい…長髪の時より好みすぎる
カイトがジェフリーに「アイ、アイ、キャプテン」って言ったのを読んで、あぁ、カイトはグローリア号の船員なんだなって改めて思った
それにしても、ジェフリーもナイジェルもビセンテも皆好きだから辛いww
皆が望みを叶えられるわけじゃないからな…
Posted by ブクログ
第11巻
異端審問も終わり、無罪奉免の海斗
養生するため、パストラーナへ
ジェフリーたちも具体的に奪還作戦を進めてます
キットととの再会を経て、ようやくジェフリーと会えた海斗
ビセンテへの気持ちがかなり複雑
ここで、重要なメッセージを本に残すのですよ
ラウルが二重スパイとういうことも、発覚
色々水面下で動いてます
いよいよ、という時に大公夫人が正体をあらわにし、海斗を暴行
そして、ビセンテの気持ちと、病気を指摘
どうする海斗!
次巻へ続くっ!
Posted by ブクログ
遂に新刊!
BLレーベルなのにBLぽさがほとんどない(いやあるけど)普通にファンタジーとして大好きです!歴史物ファンタジーわくわく☆
奪還編とあるとおり”やっと”ですね☆
でも、これからも波瀾万丈なようで…。
雪舟さんの絵を久しぶりに拝めてそれだけでも幸せでした。
今どうなさっているんでしょうか?
Posted by ブクログ
商業BL本は殆ど読まないに近い私が唯一発売を心待ちにしているシリーズ。大航海時代、海賊、イングランド!そしてタイムスリップ。ブラボー。ブラボーとしか言いようが無い…!!!ちなみにジェフリー派です(笑
Posted by ブクログ
※この巻に挿絵はありません。
挿絵がなくとも、桃色シーンがなくとも、先が気になって気になって
しょうがないシリーズです。中毒性の高さが半端ない。
ジェフリーとカイトが漸く再会できる!!
という滾る巻ではあるんですが、それ以上にビセンテに滾る。
鈍感な真面目王子も、漸く自分の気持ちに気づきました。
そして自覚と同時に失恋という、なんとせつない展開でしょう……。
ますますビセンテが好きになってしまいます。
そして優しいがゆえに思わせぶりになってしまうカイトの態度……。
せつない。
Posted by ブクログ
ビセンテを憎むことが出来なくなってる海斗。ジェフリーの元に戻りたいけど、ビセンテを死なせたくはない。解決策の見つからない苦悩に心を揺らす海斗が切なくて読んでて胸が苦しくなりそうでした。
Posted by ブクログ
毒殺されかけた海斗の療養の為、フェリペ二世の愛人であり今は幽閉されている大公婦人、アナ・デ・メンドーサのいるパストラーナの城へビセンテと共に移動する。
一方ジェフリー達はその近くの街で潜伏していた。
ラウルが二重間謀の上、更にフェリペ二世もジェフリー達も裏切ろうとしている様が恐ろしい。
ビセンテに心を許し始めた海斗は逃亡計画を聞いて狼狽える。
そして罠に掛かって城を離れたビセンテがそれと気付いて海斗を思いながら戻る心が悲しい。自分を愛してはくれないことを知っている。それでも海斗の側にいるのは自分だと思うビセンテ。
儘ならないのが悲しいです。しかもそんな中やっと海斗への気持ちを自覚するなんて、なんて可哀想なの。
Posted by ブクログ
毒殺されかけた海斗のため、一行は隻眼のエボリ大公夫人アナのパストラール城へ。ジェフリー、ナイジェル、キットとラウルの駆け引き。逃亡の手はずは整い、、、ただ、海斗はビセンテに心を残して。