甘塩コメコのレビュー一覧
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面白く読みました
聖女の召喚は誘拐で犯罪である!ヒロインであるレイナの言葉はうなずかされるモノがあります。元の世界では、娘を二人とも奪われた親がいる。妹ばかりを可愛がり姉の気持ちを考えもしない親ではありますが。それも兄弟姉妹のある人なら、確実にわかる感情でしょう。でも連れてこられた世界でレイナは輝きだす。問題はまだまだ解決を見ませんが、レイナの成長と共になんとかなっていくのかと。そして妹には一人で元の世界に帰ってもらいたい!
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ヒロインがようやく幸せになれそうで良かったです。本来なら、毒家族から離れて結婚した時に幸せになれるはずだったのに、愚かな元夫や元義妹のせいで不幸なままでした。少しでも期待していたでしょうから傷ついたと思います。
それにしても、この元夫はヒロインと別れて、やっと大人になりましたね。道は険しいかもしれませんが、良い方向に行くのではないかと思います。義妹については問題を起こす未来しか見えないので、修道院にでも入れてしまいましょう。 -
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ムカムカします。
自分のことは棚上げでヒロインの叔父叔母の伯爵夫妻を糾弾する皇帝。ヒロインを虐待したと糾弾しますが自分のやったことはそれ以下、なんせ16年間思い出しもしない、当然養育費も払わないで放置、最低限育てた伯爵の方がましかと。
皇帝罠に嵌まって媚薬のお香による事故で自分は被害者だと思っているみたいだけど真の被害者はそこに居合わせたが為に皇帝に強姦され孕まされたヒロインの母、その上お前が悪いみたいな態度で子供の命乞いをする母に「生まれた子供に罪はない」って上から、そうね、罪があるのは皇帝アンタです、端的に言って外道です。
皇帝が皇帝なら皇妃も皇妃でその事件の為10年子供が出来なかった、つまり10年拗ねて閨 -
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マデレーネの微笑みと、賢さが、使用人やアランの心を溶かしていく。
そして、周りの貴族達の心も。
でも、アランは、王女に相応しいのかとの、自問自答に、終始する。
自分の領地を護る。領民を護る。
当たり前の事だけど、大変なんだなぁ。 -
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えぇ~、いいところで終わりました。続きものでしたか。
二人のわだかまりが解けて、ようやく夫婦として歩みはじめたところで波乱の幕開け。
次巻は王家との全面対決になりそうですね。楽しみ。 -
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1巻の続きからスタートしましたが、
一つ一つのイベントがめちゃくちゃ濃いので、
色々あった様に見えて実は大筋はほとんどすすんでない。
でもやっと公爵様の本来の仕事っぷりの一端が見えたかな。
それに、ヒロインが召喚された世界に転生者もいて、二人が出会うっていうのが面白かった。
果たしてエンディングはどこへ向かっているのか、
またまたいいところで終わったので、次巻に期待してます。
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挿絵が残念だけど。
1〜2巻とも読みました。
よくある「二人して異世界転移しちゃった」(正確には時差あり)系の物語だけど、
魔力以外何は無能という設定の妹聖女の代わりに、あれこれ雑業務を押し付けられ
る為に呼ばれた、高学歴姉の奮闘を正しく書いてます。
無意識的に人を惹きつける力を持つ妹にこき使われない為に、宮殿に残らずに自分
を呼び込んだ宰相(若過ぎじゃね)宅に囲われるように仕向け、宰相家の内向きの
手伝いをしていくウチにその手腕に惚れ込まれ、宰相自身から思いを寄せられるよ
うになるまでは早かったけど、宰相の方のアプローチも大貴族らしくいきなり盛っ
たりしないし、読んでて好感が持てます。(2巻目最後では「目前の -
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面白い
聖女の姉として不本意に召喚され、妹のために宮殿に縛られるのを阻むために、努力して培った頭脳で過ごしているうちに、宰相に執着されるお話。
賢い(賢すぎる)ヒロインがこれから周りをどう振り回していくのかが楽しみです。
ただ、面白いのですが、登場人物が多く、もともとの「設定」としての人物の相関図と実際の人物の相関図が絡み合って、ちょっと理解するのが大変かも。
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Posted by ブクログ
ネタバレ今回もレイナのキレッキレの台詞が聞けて満足。
途中ショタに目覚めかけてブラコンということで落ち着いた件には笑ってしまったが。
それにしても、聖女の補佐のための勉強とはいえ、今回は色々なキャラの様々な内情に手を出さざるを得ず、大変だったレイナ。
話自体も混み入ってきて、世界観の深さと練られ方に驚かされた。
そもそも恋愛と言いつつも戦略の方面でも奥深いゲーム世界だから、政治絡みのややこしい話が出てくるのは承知していたけれども、ここまで掘ってくるかと。
ただの恋愛ファンタジーではない物語、深みがある。
それでいて、キャラがギャグかよとツッコミ入れたくなるほど濃い人たちも登場して、そのギャップも楽し -
Posted by ブクログ
2023年大河ドラマ用メモ
「家臣こそわが宝」と言った徳川家康に仕えた三河武士の中でも、初期から家康に従い江戸幕府樹立に功績を立てた「徳川四天王」と呼ばれる四人の家臣がいた。
「後ろにも目がある」と称賛された戦上手の酒井忠次、「戦国時代最強」と言われた本多忠勝、本多忠勝と同じ歳で「無」の旗印を掲げる榊原康政、一番若く武田の赤備え隊を率いた井伊直政。「三傑」
天下人となった徳川家康を家臣から見る児童向けの伝記。
「徳川四天王」という言葉は聞くけれど、いつから言われていたのか?
彼らが活躍していた頃には、筆頭家老の酒井忠次と、本多忠勝、榊原康政、井伊直政で「三傑」とは呼ばれていたらしい。
彼