あらすじ
妹の呪縛から逃れたと思っていた姉、レイナ。しかし彼女は突然異世界に召喚されてしまう。それはなんと「聖女」として異世界に召喚された妹が、彼女に雑用を押し付けるための召喚だった。もう二度と、妹の思う通りの生活なんてしてたまるものか。そう思ったレイナは、自分を召喚した宰相エドヴァルドに必死に自分の価値を伝える。すると、エドヴァルドもワガママで愚かな妹の所業に手を焼いているようだった。それに気が付いたレイナは彼に協力関係を申し出る。そのうち何故かエドヴァルドはレイナを溺愛し始めて――!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
...続きを読む感情タグBEST3
凄いヒロイン
まず、召喚を誘拐と言い、相手に自分の立場をはっきりと言う主人公がかっこいい。途中、少し小賢しいかと思ったけど、只々賢いだけでした。元々のゲームも始まりや分岐が多い設定で、今後の展開も難しそうだけど、そこが面白い、早く続きが読みたいです。
匿名
異世界召喚された姉妹の確執
あざとくてわがままな妹に振り回されて来た姉。
双子なのに「お姉ちゃんだから」と我慢させられ、妹のフォローをすることが役目なんだと、進学先まで自分の意思が通せずにいた。
6年計画でようやく妹と離れた大学生活を始めた矢先に異世界に召喚されて。それも聖女として一足先に来ていた妹の補佐役としてなんて!理不尽すぎる。
面白かったです。
一気に読んでしまいました。
聖女の姉と、宰相様。どちらも、自分の気持ちに疎くて、焦ったい。
乙女ゲームの分岐点が、色々あって、彼を殺したり、追放したりするエンドを、回避しようと頑張る彼女。
続きってないのかなぁ。
かなりしっかりした内容のお話です。異世界召喚の意義があります。それにしても、ヒロイン頭良すぎです。普通こんなに考えられるものなのでしょうか?ともあれ、次巻では宰相様との関係がもっと進んでほしいです。楽しみにしています。
軽快な進行
恋愛一辺倒の“ざまぁ”かと思いきや、内容もしっかりしている意外性が良かったです。
心境的に妹さん必要?という気もしますが設定的には要るのかなという感じでした。
残念系の王族が多いいし、宰相様自体も愛が重い感じです。脇役の家令さんが何気にいい味が出ていて、異世界の父ポジションだなーという安定感がありました。
女性が活躍する話が好きな方にも、お薦めです♪
一気読み
題名からもう少し軽い感じの話かと思ったら、中々しっかりした内容で読み応えがありました。
話が途中で終わっているので、続きも読みたいと思います。
妹が何だ!
妹が何だ!レイナちゃん、負けるな!
…と、激励したくなる程、不遇なヒロイン。
『自分の方が幸せな事を確認する為に』しか
様子伺いをしない、自分の為に姉を巻き込む事を
当たり前としか考えない妹。滅せよ(-_-)
出来れば
続きがあるのなら一巻と表示してほしいです。
この物語は通常の異世界転生物語と違って召喚を誘拐と言い切った所。この一言でヒロインのこれまでの努力や計画を台無しにされた悲しみがわかります。優秀な彼女がこれまでの勉強で得た知識を活かして宰相閣下に協力していくのですが、この後どうなるのかな?
実は一読では分からずに2度3度と読むと理解できる物語で(これは私の頭の問題ですけど)チョット文章が難しく思う事もありました。
他の方もコメントで挿絵が残念ってありましたが、私もそう思う!私のイメージと合ってないのもあるけどコレならなくても良かったかなー
長編作品なのでこの先も楽しみな作品です。
何度も読み直すハマったら満足度高いですよ❗️
面白く読みました
聖女の召喚は誘拐で犯罪である!ヒロインであるレイナの言葉はうなずかされるモノがあります。元の世界では、娘を二人とも奪われた親がいる。妹ばかりを可愛がり姉の気持ちを考えもしない親ではありますが。それも兄弟姉妹のある人なら、確実にわかる感情でしょう。でも連れてこられた世界でレイナは輝きだす。問題はまだまだ解決を見ませんが、レイナの成長と共になんとかなっていくのかと。そして妹には一人で元の世界に帰ってもらいたい!
次巻へつづく。
思いっきり続いてます。
しかも、ここから重要なとこじゃん!というところで終わりました。
乙女ゲームの世界に召喚された頭のキレるヒロイン。
キレっぷりが半端ないので、初っぱなから国の頭脳たる宰相を相手に舌戦でやりこめるところは痛快。
ただ、タイトルにある、ヒロインたる「私」は宰相閣下が自分を好きだとはまだ信じ切れていない。
お互い好意を持っているけれど、どうやって伝えれば伝わるのか、信じていいのか、もだもだしている感じです。
あと、どうでもいいけど、なぜ目次がない?
第1章、第2章・・・とかしかないならともかく、ちゃんと章題もついてるのに目次がないのが不便。
挿絵が残念だけど。
1〜2巻とも読みました。
よくある「二人して異世界転移しちゃった」(正確には時差あり)系の物語だけど、
魔力以外何は無能という設定の妹聖女の代わりに、あれこれ雑業務を押し付けられ
る為に呼ばれた、高学歴姉の奮闘を正しく書いてます。
無意識的に人を惹きつける力を持つ妹にこき使われない為に、宮殿に残らずに自分
を呼び込んだ宰相(若過ぎじゃね)宅に囲われるように仕向け、宰相家の内向きの
手伝いをしていくウチにその手腕に惚れ込まれ、宰相自身から思いを寄せられるよ
うになるまでは早かったけど、宰相の方のアプローチも大貴族らしくいきなり盛っ
たりしないし、読んでて好感が持てます。(2巻目最後では「目前の一大事が事な
きを得たら婚前交渉要求する」的な事を事前通告ーこれはいきなり持ち込まれる
よりはかなり好ましいー受けて、ヒロインはドキドキさせられて終わる)
残念なのはこの挿絵担当さんがあまり絵が上手くない...。ほとんど表情筋が仕事して
るように見えない絵しか描けてなくて(特に口元)、これなら挿絵ない方が良かった
のでは...。と老婆心ながら思いました...。
Posted by ブクログ
web連載中からずっと読んでたお気に入り。
タイトルが変わったのだけがちょっと不満。
いや。変わってもいいんだが、これは微妙に物語からはなれてる気がして受け入れ難い。
Posted by ブクログ
面白かったー
キャラが全員良い味だしており、頭の中で生き生きと動きだしていった
飽きさせないストーリー展開、レイナと宰相閣下のちょっとニヤけてしまうようなやりとり
そして今後、領土を巡るきな臭い動き
どうなっていくのか、目が離せない!と思うところで終わりになった
続きが読みたい!
Posted by ブクログ
異世界召喚されたレイナが、彼女を呼び寄せたエドヴァルドたちに対して「どう言葉を取り繕うと誘拐」だと言い切った、あの序盤の演説が最高にキレッキレでかっこよかった。
よく言った!
せっかく妹から逃げ切っていたのに、その妹のせいで、また諸々台無しにされて怒っていたのもあるけれど、ズバズバ正論言うから気持ちがよくて。
言われた相手には申し訳ないが。
(恐らく)東大入学を果たしていた彼女の言動は、他の男性陣を圧倒するほど。
帯にあるような「主役の座ごといただきました」という展開は彼女は望んでおらず(この帯の文句、的ずらしてないか?)あくまで妹から解放された生活の補償。
聖女である妹の補佐として呼ばれたため、完全解放は無理としても、必要最低限の接触以外からは解放されたい。
そのため「一宿一飯の恩」以上の働きでもってエドヴァルドに貢献していくレイナ。
現代日本で学んだ世界史の知識、公害の知識、庶民の感覚、あらゆる知識を総動員して適切な解を見つけていくのだから凄い。
異世界召喚というか、乙女ゲーの中に呼ばれた話にはなるが、このゲーム自体が恋愛というよりは国取りがメインなので、なかなか玄人向けの内容。
戦略、知略が求められると言うか。
だから、頭の回転のいいレイナ自身が重宝されがち。
また、そういうゲームなので、頭の切れるキャラも多く、そういう人にこぞって好意を持たれるレイナである。
中には無論馬鹿もいますが(叔父親子が最たる例)
ただの異世界召喚ものではなく、タクティカルな駆け引きが求められる話なので、終始ちょっと緊張感をもちつつ読んだ。
この緊張感がまたいい。
エドヴァルドは、タイトル通りレイナに惚れ込んでいく。
途中、媚薬のせいとはいえ寝込みを襲う展開はかなり唐突で驚かされたが(あっさりファーストキスを奪っていった人)その後は好意を全く隠さなくなった彼。
ただ振り返っても、彼いまのところあまりいいことしてない。
誘拐犯であり、ファーストキスを奪い処女まで奪いかねなかったヒーロー……あれ、これだけ見ると悪役やん。
そりゃレイナもまだ惚れないよ。
まだイケメンな顔にドギマギしてる方が赤面してる理由としては大きいし。
涙の受け止め役とレイナとちゃんと名前で呼んでくれただけではマイナス部分の払拭には到底至れない。
まだ妹との接触も少ないので(何なら存在を忘れそうになるほど出番はそう多くない)そのあたりのフォローで挽回してほしい。
そう、これ一冊で物語は完結しない。
大きな問題が発覚したところで終わってしまったので、読み終わって随分悶々とする羽目に。
何と殺生な!
先が非常に気になる……
エドヴァルドが受け入れられるかより、発覚した問題をどう対処して、ざまあ展開に持っていくのか、それがもう気になって気になって仕方がないのである。
続きはまだか。
匿名
キレ散らかし
妹がクズなのは大前提ですが、主人公が冒頭からずっとキレているので読む方もストレスmaxです。
主人公は腹芸ができないそうなので面談開始直後から感情剥き出しで、対する宰相は言葉少なで、発言数が多ければ頭良さそうに見える現象を展開している感じでした。
無料ですけど最後まで読めるかな…。
続きモノ
とにかく続くようです。
双子の妹が異世界に聖女として召喚されたところ、優秀な姉であるヒロインも妹の尻拭いのため召喚されたところから物語が始まります。
ゲームをプレイし内容を知っているヒロイン。頭脳明晰さを活用し領地問題など解決すべく奮闘します。そこで宰相であるヒーローがヒロインの優秀さなどに惹かれていきます。
少し話が面倒臭いです。例えば鉱毒問題が起きたときにヒロインが自らの命を投げ売る発言。事情や理由があっての発言なのですが、異世界にきて数ヶ月。命をかけるほどなのかと、自己犠牲の精神が過剰な気がしました。ストーリー自体は面白いのですが恋愛方面も亀の歩みです。次巻では進むことを祈ります。