渡辺仙州のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
悟空と三蔵のたびがはじまる。八戒や悟浄を仲間に入れて旅が続くのは
おなじみのストーリー。
三蔵に出会ってからの悟空も、とびぬけて強いのは同じ。
このとびぬけて強い悟空も、危機に陥れないと、お話が成り立たない。
そこで登場するのが、弱いくせに言うことだけは立派(?)な三蔵で
彼が悟空のうまい具合に足かせになってくれる。
三蔵は相手が妖魔だろうと、人だろうと、とにかく相手を殺すのを嫌がるので、
自分を殺しに来た相手にすぐやられそうになる。
あげくのはてには、悟空が自分を助けようとしているのに、妖魔の罠にはまって、
悟空を信じず、悟空を破門してしまう、などなど。
ちょっとワンパターンにはまってき -
Posted by ブクログ
ネタバレ道人大戦。人間を巻き込まないでもらいたい。
商(日本の教科書だと殷)と、次に興る国 周が戦う話。
そこに、道人たち(周はせん教、商はせっ教)も参戦し、宝貝を使って戦う。
もはや人間たちでは敵わないので、向こうが道人を連れてきたら、こっちも道人を連れてこないと……みたいな感じ。
道人、意外とたくさんいる。不思議な力を使うから神様みたいなものだと思っていたけれど、修行した人間だった。
強い宝貝を持っている方が勝ち! みたいな、強さがインフレしたゲームを見ているみたい。
リズム良くて、読みやすい。
完全なファンタジーとして楽しむべき。